シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本]
    • シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本]

    • ¥19,800594 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年2月10日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003316410

シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本]

価格:¥19,800(税込)
ゴールドポイント:594 ゴールドポイント(3%還元)(¥594相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年2月10日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:みすず書房
販売開始日: 2020/09/18
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    凡例
    資料の典拠
    用語等の解説
    地図

    第一部 日ソ戦争と捕虜の抑留及び移送
    第一節 ヤルタ密約から日本の降伏調印まで
    日ソ中立条約/モロトフより日ソ中立条約廃棄の通告について/ソ連政府の対日開戦宣言/一般命令第一号に関する米ソ秘密外交書簡/日本軍捕虜に関する「ベリヤの指令」  23編

    第二節 ソ連の捕虜規定及び収容所システム
    捕虜収容所の設置に関する内務人民委員部命令/抑留ドイツ人の労働使役に関する国家防衛委員会決定  9編

    第三節 日本軍将兵のソ連移送と初期収容
    日本軍捕虜の受入れ、配置、労働使役に関する国家防衛委員会決定の実施に関するソ連内務人民委員部の命令/日本人捕虜の遺体の埋葬方法に関する内務人民委員指令  18編

    第二部 虜囚生活と「民主運動」
    第一節 虜囚生活――住居、衣服、食事、衛生、労働
    日本人捕虜用食糧供給基準の変更と物品供給基準の導入に関する内相命令/病気の日本人捕虜二万人を朝鮮に搬送し、健康な日本人捕虜二万二〇〇〇人を朝鮮から搬出する件に関する内相命令/日本人捕虜と家族との文通を許可すべきだとするクルグロフ内相の報告  19編

    第二節 政治教育と「民主運動」
    捕虜の反ファシスト要員の養成に関する内務人民委員部命令/『日本新聞』第一〇八号「日本新聞友の会」結成呼びかけ/『日本新聞』第四二八号「帰国する兄弟たちへ」/スターリン大元帥へおくる感謝文  19編

    第三節 「戦犯」摘発と裁判
    銃殺された田中義久中佐に関する証言/反ソ犯罪行為を暴かれた日本人捕虜を逮捕し、裁判にかけることに関するソ連内務省、法務省、ソ連軍検事総長の指示  9編

    第四節 諸地域――極東、シベリア、中央アジア、モンゴル、北朝鮮、南樺太ハバロフスク地方における捕虜・抑留者業務管理局の活動
    一九四五―五〇年/モンゴルの収容所における捕虜処遇方法に関する訓令/ナホトカの赤い太陽――吉村隊と人民裁判/北朝鮮からの脱出、残留技術者の回想/樺太残留民の現況/南樺太地区未帰還者の全般資料  12編

    第三部 抑留者たちの帰還と冷戦下日本
    第一節 米ソ協定と送還収容所
    ソ連地区引揚げに関する米ソ協定/第四七回連合国対日理事会における米ソ代表の日本人捕虜送還をめぐる論争/一九四八年に送還される日本人の人数削減を求めるモロトフのスターリンあて要請/日本軍に属した朝鮮人捕虜の送還に関する内相命令/日ソ共同宣言調印前夜の日本人捕虜・抑留者、ソ連残留者数に関する内務次官の報告/日本
    人捕虜埋葬者数と墓地所在地  38編

    第二節 舞鶴帰還と米ソの工作
    ソ連引揚者感想文集/高砂丸・永徳丸引揚者から観た引揚者の動向/引揚援護寮落書集/ソ連から帰還した日本人捕虜の尋問に関する情報/抑留捕虜のスパイ徴募工作  12編

    第三節 政府の引揚施策と帰還者たちの運動
    在鮮邦人の引揚状況/引揚援護「愛の運動」/入党した帰還者諸君へ/一九四九年帰還第一船/ルポルタージュ・舞鶴/衆議院考査特別委員会における菅季治証言  22編

    第四節 長期抑留者たちとその引揚
    帰国に関する日ソ赤十字社共同コミュニケ/ハバロフスク事件関係文書/すべての日本人を拘禁場所から釈放し祖国へ送還することに関するソ連共産党中央委員会への報告/第十一回(最終)引揚/近衛文隆死亡に関する情報  12編

    付録1-4
    解題
    あとがき
    地図
    年表
    シベリア抑留体験記書誌
  • 出版社からのコメント

    抑留に至る経緯から各地での抑留実態、帰還及び帰還後の問題、冷戦下の駆引き等々、初の資料集。
  • 内容紹介

    シベリア抑留問題について、私家版を含め、ゆうに二千冊を超える回想記類が刊行されてきたなかで、わが国唯一の客観的な資料集。
    開示された旧ソ連の資料を含む193編の資料および付録類によって、シベリア抑留に至る経緯から、極東・シベリア・中央アジア・モンゴル・北朝鮮・南樺太など各地域での抑留の実態、帰還および帰還後の問題など、その全貌が明らかにされる。また、米国および米占領軍の公文書も収録するマルチ・アーカイヴァルな構成によって、これまでの「ソ連国家の犯罪」という認識枠組の背景にあるソ連の国内事情や国際世論対策、さらに抑留問題の処理がいかに米ソ冷戦に規定されていたかなど、客観的・立体的に流れを知ることができる。(本書では約半分が翻訳資料。)付録として、地図・年表ほか、巻末には、これまで刊行された「シベリア抑留体験記」のほぼ全てを収めた膨大な書誌を付す。現代史研究に、新たなる道を拓く資料集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    富田 武(トミタ タケシ)
    1945年生まれ。成蹊大学法学部名誉教授。ロシア・ソ連政治史、日ソ関係史。シベリア抑留研究会代表世話人

    長勢 了治(ナガセ リョウジ)
    1949年生まれ。シベリア抑留研究者。翻訳家
  • 著者について

    富田武 (トミタタケシ)
    1945年福島県生まれ。東京大学法学部卒業。成蹊大学法学部名誉教授。ロシア・ソ連政治史、日ソ関係史、シベリア抑留。著書『スターリニズムの統治構造――1930年代のソ連の政策決定と国民統合』(岩波書店1996)『戦間期の日ソ関係――1917-1937』(岩波書店2010)『シベリア抑留者たちの戦後――冷戦下の世論と運動 1945-56年』(人文書院2013)『語り継ぐシベリア抑留』(共著、群像社2016)『シベリア抑留――スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』(中公新書2016、アジア・太平洋賞特別賞)『日本人記者の観た赤いロシア』(岩波書店2017)『歴史としての東大闘争――ぼくたちが闘ったわけ』(ちくま新書2019)『シベリア抑留者への鎮魂歌』(人文書院2019)『日ソ戦争 1945年8月――棄てられた兵士と居留民』(みすず書房2020)。編書『シベリア抑留関係資料集成』(共編、みすず書房、2017)。訳書 バーシェイ『神々は真っ先に逃げ帰った――棄民棄兵とシベリア抑留』(人文書院2020)ほか。

    長勢了治 (ナガセリョウジ)
    1949年生まれ。シベリア抑留研究者。翻訳家。著書『シベリア抑留全史』(原書房2013)『シベリア抑留――日本人はどんな目にあったのか』(新潮選書2015)。訳書 カルポフ『スターリンの捕虜たち』(北海道新聞社2001)ポリャーン『二つの独裁の犠牲者』(原書房2008)他。編書『シベリア抑留関係資料集成』(共編、みすず書房、2017)。

シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:富田 武(編)/長勢 了治(編)
発行年月日:2020/08/24
ISBN-10:4622089580
ISBN-13:9784622089582
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:945ページ ※865,80P
縦:21cm
重量:1290g
他のみすず書房の書籍を探す

    みすず書房 シベリア抑留関係資料集成 新装版 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!