被虐待体験によるこころの傷とその癒し―イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築(箱庭療法学モノグラフ〈第14巻〉) [全集叢書]
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被虐待体験によるこころの傷とその癒し―イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築(箱庭療法学モノグラフ〈第14巻〉) [全集叢書]

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出版社:創元社
販売開始日: 2020/10/16
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被虐待体験によるこころの傷とその癒し―イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築(箱庭療法学モノグラフ〈第14巻〉) の 商品概要

  • 目次

    序章 本書の概要

    第1章 被虐待体験に関する先行研究の外観とイメージを用いた心理療法の位置づけ
     第1節 被虐待体験がもたらす影響とそこから見える支援課題
      (1)生理的影響――脳へのダメージを中心に
      (2)心理的影響
      (3)行動化への影響
      (4)支援課題
     第2節 被虐待体験を有する人に対する心理療法
      (1)認知行動療法
      (2)EMDR
      (3)力動的精神療法
      (4)イメージを用いた心理療法
      (5)イメージを用いた心理療法とそれ以外の心理療法の支援特性の違い
     第3節 イメージを用いた心理療法の課題
      (1)臨床的な問題
      (2)研究手法に関する課題

    第2章 本研究の目的および方法――3段階の事例研究法を用いて
     第1節 目的
     第2節 方法
      (1)本研究で用いる事例研究について
      (2)本研究の手続き

    第3章 イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの生成――解離症状を呈した子どもの心理療法過程の分析から
     第1節 目的
     第2節 方法
      (1)分析対象事例
      (2)分析手続き
     第3節 結果
      (1)心理療法過程の提示
      (2)イメージを用いた心理療法の支援プログラムモデルの生成
     第4節 考察
      (1)被虐待体験を語らない時期
      (2)語りの生成期
      (3)語りの変容期
      (4)語りの再構成期
      (5)まとめと課題

    第4章 イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの検証――暴力性の問題を呈した子どもの心理療法過程の分析から
     第1節 目的
     第2節 方法
      (1)分析対象事例
      (2)分析手続き
     第3節 結果
      (1)心理療法過程の提示
      (2)プロセスモデルの検証
     第4節 考察
      (1)プロセスモデルの検証について
      (2)イメージの多義性が働くメカニズム
      (3)被虐待体験の意味づけが生じるメカニズム
      (4)症状・問題行動とイメージ表現との関係
      (5)まとめと課題

    第5章 イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの精緻化――転帰良好事例と不良事例の比較から
     第1節 目的
     第2節 方法
      (1)分析対象事例
      (2)分析手続き
     第3節 結果
      (1)各類型の特徴
      (2)各類型における心理療法過程の提示
     第4節 考察
      (1)支援プロセスを促進する要因
      (2)支援プロセスを阻害する要因
      (3)支援プロセスモデルの精緻化
      (4)まとめ

    第6章 イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築――被虐待体験による心の傷の修復に向けて
     第1節 被虐待体験を有する人に対するイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築
      (1)語りの準備期
      (2)語りの生成期
      (3)語りの変容期
      (4)語りの再構成期
      (5)転帰に関わる3つの要件
     第2節 支援プロセスモデルの意義
      (1)他の実践における心理療法過程のアセスメント
      (2)心理療法過程の軌道修正
     第3節 被虐待体験を有する人との心理療法にイメージを適用する際の利点
      (1)非言語性のトラウマ記憶へのアクセス
      (2)言語化が困難な事例への適用
      (3)再トラウマの低減
      (4)精神症状や問題行動の可視化
     第4節 被虐待体験を有する人との心理療法にイメージを適用する際の留意点
      (1)再トラウマの問題
      (2)イメージの多義性について
     第5節 まとめ
     第6節 今後の課題

    おわりに


    引用文献
    索引
    初出一覧
  • 出版社からのコメント

    被虐待体験があるクライエントへのイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルを構築し、その回復過程や利点を明らかにする。
  • 内容紹介

    近年、トラウマに関する臨床と研究は急速に発展し、さまざまな臨床的アプローチが生み出されている。本書では、事例研究を通して、被虐待体験があるクライエントに対するイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルを構築し、その留意点や利点を明らかにする。またその際、回復過程におけるイメージの作用、セラピストの役割、クライエント―セラピスト関係の特徴などを段階的に捉え、セラピストの参照枠となることを目指した。

    図書館選書
    近年トラウマに関するさまざまな臨床的アプローチが生み出されている。本書は、事例研究を通して被虐待体験があるクライエントに対するイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルを構築、その留意点や利点を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    廣澤 愛子(ヒロサワ アイコ)
    1974年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位修得退学。名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻心理学講座修了。現在、福井大学学術研究院教育・人文社会系部門准教授。博士(心理学)。臨床心理士。公認心理師
  • 著者について

    廣澤 愛子 (ヒロサワ アイコ)
    廣澤愛子 (ひろさわ・あいこ)
    1974年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位修得退学。名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻心理学講座修了。現在、福井大学学術研究院教育・人文社会系部門准教授。博士(心理学)。臨床心理士。公認心理師。主な著訳書に『昔話から学ぶ人間の成長と発達』(ナカニシヤ出版,pp.33-37,pp.62-67,2015年,分担執筆)、『自閉症とパーソナリティ』(創元社,2006年,共訳)。主な論文に「自閉スペクトラム症の児童と支援者の相互作用プロセス」(発達心理学研究,30(2),61-73,2019年,共著)、「非専門家(大学生)による学校支援ボランティアが果たす役割」(臨床心理学,18(6),743-753,2018年,共著)、「被虐待児・者に対するイメージを用いた心理療法「支援効果の機序」の検討」(心理臨床学研究,32(1),39-50,2014年)など。

被虐待体験によるこころの傷とその癒し―イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築(箱庭療法学モノグラフ〈第14巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:廣澤 愛子(著)
発行年月日:2020/10/20
ISBN-10:4422117483
ISBN-13:9784422117485
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:231ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:455g
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