沖縄返還と東アジア冷戦体制―琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容 [単行本]
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沖縄返還と東アジア冷戦体制―琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容 [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2020/12/14
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沖縄返還と東アジア冷戦体制―琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1972年5月15日、27年間にわたるアメリカの沖縄統治に終止符が打たれた。しかし、「太平洋の要石」とされた沖縄の日本返還は、アジア・太平洋戦争、国共内戦に続き、朝鮮とベトナムの熱戦を経ることになった東アジア周辺諸国にとっては、自国の安全保障を左右する重大事項であり、沖縄の帰属と基地の形態をめぐって日米への働きかけが何度も行われていた。本書は、日米に加え、台湾、韓国で収集した多言語史料を活用し、沖縄返還に至る複雑な交渉過程を実証的に明らかにするとともに、復帰をめぐる沖縄住民のたたかいをも立体的に描き出す。
  • 目次

    序章
    第一節 本研究の目的
    第二節 本研究の課題
    第三節 研究史
    第四節 論文の構成

    第一章 東アジア冷戦体制の形成と米軍施政下の「琉球」
    第一節 沖縄の帰属問題決定過程
    一 沖縄の帰属問題と中華民国政府  
    二 日本復帰論の高まり 
    三 「潜在主権方式」の決定  
    四 朝鮮戦争と沖縄基地の強化 
    五 奄美群島返還と中華民国政府 
    第二節 アジア民族反共連盟(APACL)結成と琉球代表参加問題
    一 奄美返還前後の沖縄 
    二 APACLの結成と琉球代表の参加 
    三 「琉球代表」をめぐる日米琉の反応 
    四 APACLと日本代表参加問題 
    第三節 島ぐるみ闘争と韓国・中華民国政府の対応
    一 島ぐるみ闘争の勃発
    二 中華民国政府の関与強化
    三 韓国政府の危機感
    四 APACLの拡大と韓国・中華民国の提携

    第二章 日韓関係の変容とベトナム戦争の本格化
    第一節 一九六〇年代初頭の転換
    一 李承晩政権の崩壊とAPACLの変容
    二 日本復帰運動の再興
    三 朴正煕政権の成立と安保闘争の余波
    四 韓国軍ベトナム派兵の提起
    五 在韓米軍及び韓国軍削減計画の顕在化
    第二節 前景化するベトナム
    一 日韓会談の停滞と非戦闘部隊派兵
    二 優先順位の転換
    三 日韓会談再開へ
    四 米韓のベトナム介入拡大
    第三節 日韓会談妥結とベトナム派兵の開始
    一 日韓会談の進展とベトナム問題
    二 派兵をめぐる駆け引き
    三 竹島問題への米国の介入
    四 優先された派兵

    第三章 沖縄返還問題の焦点化
    第一節 東アジア情勢の変化
    一 地域協力枠組み形成の努力
    二 沖縄返還の具体化
    三 国府の対沖縄政策の変化
    四 「復帰のメド付け」時期の決定
    第二節 激動の始まり
    一 朝鮮半島情勢の悪化
    二 安保危機とB52沖縄配備
    三 B52配備の衝撃
    第三節 安保危機の余波と三大選挙
    一 主席公選選挙実施決定とB52問題 
    二 嘉手納村の苦悩
    三 革新政権の成立
    四 政府間の危機認識の広がり
    第四節 二・四ゼネストとその波紋
    一 B52墜落爆発事故
    二 ゼネスト気運の高まり
    三 二・四ゼネストと回避工作
    四 ゼネスト回避の波紋

    第四章 沖縄「返還」の決定
    第一節 沖縄返還交渉の始まり
    一 韓国・中華民国の危機感
    二 米国政府による抑制
    三 「核抜き・本土並み」の意味
    四 「即時無条件全面返還」の主張
     第二節 日米交渉の進展と周辺地域の不安
    一 多国間協議の場での米韓の交渉
    二 日米交渉の始まり
    三 グアム・ドクトリンの発表
    四 「韓国・台湾条項」の決定
    第三節 沖縄返還交渉の帰結
    一 米国特使の訪台
    二 韓国・中華民国への配慮
    三 「返還」への疑念の拡大
    四 佐藤・ニクソン共同声明

    第五章 米国の東アジア戦略の変容と沖縄返還の実現
    第一節 沖縄返還決定と中朝両国の反応
    一 米国の対日政策見直し
    二 日本における自主防衛論の台頭
    三 沖縄返還交渉に対する中朝両国の反応
    第二節 在韓米軍削減と自主防衛構想
    一 在韓米軍削減計画と韓米関係の悪化
    二 自主防衛をめぐる日米協議と在韓米軍削減計画の影響
    三 中曽根訪米の波紋
    四 自衛隊配備発表と沖縄の反応
    五 在韓米軍削減問題の帰結
    第三節 米中接近と「沖縄国会」
    一 沖縄返還協定調印をめぐる状況
    二 自衛隊配備反対運動の高揚
    三 米中接近と対日政策の再検討
    四 「沖縄国会」と沖縄現地の反応
    第四節 沖縄「返還」の実現
    一 米中接近と韓国政府・国府の動揺
    二 「現状維持」の合意
    三 沖縄返還の帰結

    終章 沖縄返還とは何だったのか

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    東アジア諸国は沖縄返還をどう見ていたのか。多言語にわたる膨大な史料を基にした力作。
  • 内容紹介

    1972年5月15日、27年間にわたるアメリカの沖縄統治に終止符が打たれた。しかし、「太平洋の要石」とされた沖縄の日本返還は、アジア・太平洋戦争、国共内戦に続き朝鮮とベトナムの熱戦を経ることになった東アジア周辺諸国にとっては、自国の安全保障を左右する重大事項であり、沖縄の帰属・基地の形態をめぐって日米への働きかけが何度も行われていた。本書は、日米に加え、台湾、韓国で収集した多言語史料を活用し、沖縄返還に至る複雑な交渉過程を実証的に明らかにするとともに、復帰をめぐる沖縄住民のたたかいをも立体的に描き出す。

    第一章 東アジア冷戦体制の形成と米軍施政下の「琉球」
     第一節 沖縄の帰属問題決定過程
     第二節 アジア民族反共連盟(APACL)結成と琉球代表参加問題
     第三節 島ぐるみ闘争と韓国・中華民国政府の対応
    第二章 日韓関係の変容とベトナム戦争の本格化
     第一節 一九六〇年代初頭の転換
     第二節 前景化するベトナム
     第三節 日韓会談妥結とベトナム派兵の開始
    第三章 沖縄返還問題の焦点化
     第一節 東アジア情勢の変化
     第二節 激動の始まり
     第三節 安保危機の余波と三大選挙
     第四節 二・四ゼネストとその波紋
    第四章 沖縄「返還」の決定
     第一節 沖縄返還交渉の始まり
     第二節 日米交渉の進展と周辺地域の不安
     第三節 沖縄返還交渉の帰結
    第五章 米国の東アジア戦略の変容と沖縄返還の実現
     第一節 沖縄返還決定と中朝両国の反応
     第二節 在韓米軍削減と自主防衛構想
     第三節 米中接近と「沖縄国会」
     第四節 沖縄「返還」の実現
    終章 沖縄返還とは何だったのか
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    成田 千尋(ナリタ チヒロ)
    1987年兵庫県生。京都大学大学院文学研究科現代史学専修博士後期課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 著者について

    成田 千尋 (ナリタチヒロ)
    成田 千尋(なりた・ちひろ)/1987年兵庫県生。京都大学大学院文学研究科現代史学専修博士後期課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。著作に、「沖縄返還交渉と朝鮮半島情勢―B52沖縄配備に着目して」『史林』97(3)(2014年5月) 、「米国のベトナム戦争介入と日韓国交正常化―韓国軍ベトナム派兵に着目して」史林99(2)(2016年3月)、「오키나와 귀속문제를 둘러싼 한국과 중화민국 정부의 동향 ―一九四〇~五〇년대를 중심으로[沖縄の帰属問題をめぐる韓国・中華民国政府の動向―一九四〇~五〇年代を中心に]」『인문논총[人文論叢]』76(2)(2019年5月)、「日韓関係とAPACL琉球代表参加問題」吉澤文寿編著『歴史認識から見た戦後日韓関係―「1965年体制」の歴史学・政治学的考察』(社会評論社、2019年)など。

沖縄返還と東アジア冷戦体制―琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容 の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:成田 千尋(著)
発行年月日:2020/12/10
ISBN-10:4409520857
ISBN-13:9784409520857
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:495g
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