カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話 [単行本]
    • カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話 [単行本]

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カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話 [単行本]

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出版社:柏書房
販売開始日: 2020/12/26
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カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    校正―規則と心情のあいだで揺れる、きわめて人間的な仕事。英語の間違い見つけます!アメリカの老舗雑誌『THE NEW YORKER』校正係による、細かすぎてユーモラスな校正エッセイ。
  • 目次

    序章 カンマの女王の告白
    〈足確認係からミルクウーマンへ/酪農人からニューヨーカーへ/すべての経験が生きる仕事〉

    1章 スペリングは変人のもの
    〈『WebⅡ』と『Web 3』の聖なる序列―辞書の話/どうしてゼッドがズィーなのか―綴りと発音/centreをcenterに―アメリカ式スペリング/変人の聖地へ―メリアム・ウェブスター社/初めて拾った日―ゲラ読み宙に舞う〉

    2章 どっちが魔女(ウィッチ)なんだか
    〈ゲラ上のプロポーズ―著者への指摘出し/制限なんか嫌いだ―関係代名詞のthatとwhich すべてがここに集う―集約部/たぐい稀なるジョン・マクフィー―出すぎた鉛筆/魔法使いジョージ・ソーンダーズ―ぶらさがり分詞〉

    3章 彼と彼女のむずかしい問題
    〈さようなら、スチュワーデス―女性形の職業名/ペニスはheで受けるのか―代名詞の性/数と性はどちらが大事?―単数のthey 弟が妹になるということ〉

    4章 屈折してるね、あなたとわたし
    〈車はどうして動くのか―言語の構造/あなたとわたしの過ち―between you and me Iはmeのフォーマル版?―屈折変化/誰がために mはある―whoとwhom〉

    5章 カンマは気まぐれ
    〈J・F・ケネディはストリッパー?―シリアル・カンマ/プレゼントにわたしを買った―ディケンズのカンマ/立ち上がるための時間―メルヴィルのカンマ/何度も死なないために―『ニューヨーカー』の細かなカンマ/形容詞にスピンをかける―ジェームズ・ソルターのカンマ/若気の至りは文末に―イアン・マキューアンのカンマ〉

    6章 『Moby-Dick〈白鯨〉』にハイフンを入れたのは誰?
    〈バンパーとレジ係には要警戒―分けるハイフン/辞書に振り回される―繫ぐハイフン/カンマ・クイーンとミスター・ハイフン―芸術的ハイフン/『Moby-Dick〈白鯨〉』にハイフンを入れたのは誰?〉

    7章 ダッシュ、セミコロン、コロンがバーに入ると
    〈しかるべき長さ―エムダッシュ、エヌダッシュ/この曖昧なもの―ディキンソンのダッシュ/お高くとまったお方―ヘンリー・ジェイムズのセミコロン/折り目正しい執事―ケレファ・サナのコロン〉

    8章 アポストロフィの浮き沈み
    〈自然の浸食作用/アポストロフィ保護協会/八百屋は面白い〉

    9章 使うなら * 正しく使おう * Fワード
    〈押さえつけるとむしろ ******/ラッパーを校正すると******/遠回しに言うとかえって ******〉

    10章 鉛筆狂のバラード
    〈いちばんの鉛筆を求めて/すべての鉛筆はサンドウィッチである/区切りをつける/いざ鉛筆削り博物館へ〉

    終章 百万ドルの校正者
    〈百万ドルの校正者/図書館/カンマ、宙に舞う〉

    謝辞
    引用箇所
    読書案内
    校正という、人間の仕事―訳者あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    『ニューヨーカー』の校正者“カンマの女王”がつづる、細かくてユーモラスな校正エッセイ!
  • 内容紹介

    「自分の仕事で好きなのは、人となりのすべてが求められるところである。文法、句読法、語法、外国語、文学の知識だけでなく、さまざまな経験、たとえば旅行、ガーデニング、船、歌、配管修理、カトリック信仰、中西部、モッツァレラ、電車のゲーム、ニュジャージーが生きてくる」(序章より)



    ★推薦文★


    鉛筆と紙の辞書を愛し、校正が「出過ぎた真似」といわれるのを恐れている“女王”。他人とは思えない。

    ──牟田 都子(校正者)



    正しい英語とは何だろう? 
    カンマの思想とは? 
    鬼校正者はどこを見る?
    今、英語の「揺らぎ」があなたを魅了する。

    ──阿部 公彦(英米文学者)

    ★概要★

    誤字・脱字や言葉の誤用を正す「校正」。ベテラン校正者の眼を通じて見るそれは、規則と心情とのあいだで揺れ動く、意外なほど人間らしい仕事だった! 
    アメリカの老舗雑誌『THE NEW YORKER』の校正担当者で、“Comma Queen“〈カンマの女王〉の異名をもつ著者が、その半生と、校正の現場で遭遇したミスや「揺れ」を振り返る──。“between You and I”のようなネイティブでも間違える文法や語法、ディケンズ、メルヴィル、ディキンソンら著名作家たちが操る記号──カンマやダッシュ、コロン──の独特な使い方、クセが強い校正者たちのエピソード、トランスジェンダーのきょうだいを呼ぶときの代名詞etc…。「正しい英文法」だけでは白黒つけられない、迷いと葛藤の日々を描く唯一無二の校正エッセイ!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ノリス,メアリ(ノリス,メアリ/Norris,Mary)
    1978年から『ニューヨーカー』誌で働く校正者。オハイオ州クリーヴランド出身、現在はニューヨークに住んでいる。『カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』がデビュー作

    有好 宏文(アリヨシ ヒロフミ)
    1987年北海道旭川市生まれ。京都大学文学部卒、読売新聞記者をへて、早稲田大学文学研究科修了
  • 著者について

    メアリ ノリス
    1978年から『ニューヨーカー』誌で働く校正 者。オハイオ州クリーヴランド出身、現在は ニューヨークに住んでいる。本書がデビュー 作で、2作目のGreek to Me: Adventures of the Comma Queen(W. W. Norton, 2019)も出版されている。

    有好 宏文 (アリヨシ ヒロフミ)
    1987年北海道旭川市生まれ。京都大学文学 部卒、読売新聞記者をへて、早稲田大学文学 研究科修了。訳書に、ニコルソン・ベイカー 『U&I』(白水社)。

カンマの女王―「ニューヨーカー」校正係のここだけの話 の商品スペック

商品仕様
出版社名:柏書房
著者名:メアリ ノリス(著)/有好 宏文(訳)
発行年月日:2021/01/10
ISBN-10:4760152598
ISBN-13:9784760152599
判型:B6
発売社名:柏書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:285ページ
縦:19cm
その他: 原書名: BETWEEN YOU & ME〈Norris,Mary〉
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