時間軸で探る日本の鳥―復元生態学の礎 [単行本]
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時間軸で探る日本の鳥―復元生態学の礎 [単行本]

黒沢 令子(編著)江田 真毅(編著)
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出版社:築地書館
販売開始日: 2021/03/02
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時間軸で探る日本の鳥―復元生態学の礎 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間とどう関わってきたのか。化石や、遺跡で出土した骨や土器、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、時代と分野をつなぐ新しい切り口で描く。
  • 目次

    前書き 黒沢令子

    1 骨や遺伝子から探る日本の鳥
    第1章 化石が語る、かつての日本の鳥類相──太古のバードウォッチング(田中公教)
    1 「骨のかたち」から探る!
    2 中生代の日本の鳥類相
    2 ─ 1 日本に鳥がやってきた──前期白亜紀(1億4500万~1億年前)
    2 ─ 2 海をめざした鳥たち──後期白亜紀(1億~6600万年前)
    2 ─ 3 滅びたものと生き残ったもの──白亜紀末の大量絶滅(約6600万年前)
    3 新生代の日本の鳥類相
    3 ─ 1 かつて日本を支配した巨大な海鳥──古第三紀・漸新世(3400万~2300万年前)
    3 ─ 2 多様化する鳥類と開かれた日本海──新第三紀・中新世(2300万~530万年前)
    3 ─ 3 つながった二本の〝日本列島〟──新第三紀・鮮新世(530万~260万年前)
    3 ─ 4 氷河時代のおとずれと日本人の出現──第四紀・更新世(260万~1万2000年前)
    4 おわりに

    第2章 遺伝情報から俯瞰する日本産鳥類の歴史(青木大輔)
    1 遺伝解析から生物のルーツを探る系統地理学
    1 ─ 1 遺伝情報から過去を遡る
    1 ─ 2 系統地理学の考え方
    2 日本列島における系統地理学
    3 日本列島における鳥類の系統地理学
    3 ─ 1 哺乳類と類似した分岐年代を持つ鳥類
    3 ─ 2 哺乳類と類似しない日本列島・大陸間の分岐年代を持つ鳥類
    3 ─ 3 近縁な系統がユーラシア大陸に分布していない鳥類
    4 おわりに──日本産鳥類のルーツ探しの課題と展望
    コラム1 古人骨の遺伝解析から俯瞰する日本列島人のルーツ(青木大輔)

    第3章 考古遺物から探る完新世の日本の鳥類(江田真毅)
    1 遺跡から出土した鳥骨の肉眼同定
    2 ニワトリ──その日本列島への導入を考古遺物から探る
    2 ─ 1 いつニワトリは日本に持ち込まれたのか?
    2 ─ 2 なぜニワトリは日本に持ち込まれたのか?
    3 アホウドリ──その過去の分布と分類を考古遺物から探る
    3 ─ 1 日本海から消えたアホウドリ科の鳥はなにか?
    3 ─ 2 アホウドリは日本海やオホーツク海で繁殖していたのか?
    3 ─ 3 アホウドリは一種ではない?
    4 おわりに
    コラム2 古代美術の鳥

    2 文化資料から探る日本の鳥
    第4章 絵画資料からみる江戸時代の鳥類──堀田正敦『観文禽譜』を例にして(山本晶絵・許開軒)
    1  『観文禽譜』に描かれた鳥の同定
    1 ─ 1 様々な『観文禽譜』
    1 ─ 2 描かれた鳥の同定を行った研究
    1 ─ 3 同定結果の一致率
    2  『観文禽譜』における鳥類名称の現和名との異同
    2 ─ 1 現和名との一致率
    2 ─ 2 江戸時代の鳥類名称
    3  『観文禽譜』に描かれた鳥
    3 ─ 1 在来種と非在来種
    3 ─ 2  『観文禽譜』とレッドリスト
    4 おわりに
    コラム3 江戸時代の食文化と鳥類(久井貴世)

    第5章 文献史料から鳥類の歴史を調べる──ツルの同定と分布の事例(久井貴世)
    1 江戸時代の博物誌史料から「鶴」を同定する
    1 ─ 1 文字情報から「鶴」の姿を探る──『本草綱目啓蒙』の事例
    1 ─ 2 複数の史料を用いた総合的な検討──謎のツル「丹鳥」をめぐる推理
    2 文献史料から江戸時代のツルの分布を調べる
    2 ─ 1 文献史料に「生息」するツルを探す
    2 ─ 2 文献史料から復元する江戸時代のツルの分布──宇和島藩の事例
    3 おわりに
    コラム4 文献資料からみた鳥の名の初出時代(黒沢令子)

    3 人と鳥類の共存に向けて
    第6章 全国的な野外調査でみる日本の鳥類の今(植田睦之)
    1 必要なアマチュアの観察者の手による広域調査
    2 1970年代から行われている分布調査
    3 日本の優占種
    4 分布や個体数の増減している鳥
    5 増減種の共通点から見える日本の自然の変化
    5 ─ 1 増加した鳥の共通点
    5 ─ 2 減少した鳥の共通点
    6 気候変動の影響
    7 調査の課題

    第7章 人類活動が鳥類に及ぼす間接的影響から今後の鳥類相を考える(佐藤重穂)
    1 外来生物の影響
    1 ─ 1 外来鳥類が在来生態系へ与える影響
    1 ─ 2 外来捕食者による鳥類への影響
    2  生息環境の変化の影響
    2 ─ 1 森林利用の変化
    2 ─ 2 シカの増加による森林植生の変化
    2 ─ 3 ナラ枯れ
    3 保全生態学の立場ではどのように対応するか
    3 ─ 1 ヤンバルクイナの個体群管理
    3 ─ 2 高山帯生息種ライチョウの危機
    4 おわりに
    コラム5 再生可能エネルギーの利用拡大に伴う問題(佐藤重穂)

    後書き 江田真毅
    索引
  • 出版社からのコメント

    海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らし、人間にどう認識されてきたのか。時代と分野をつなぐ新しい切り口で解き明かす。
  • 内容紹介

    鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。
    海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間にどう認識されてきたのか。
    化石や遺跡で出土した骨から土器や銅鐸、埴輪で描かれた鳥たち、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、時代と分野をつなぐ新しい切り口で築く――復元生態学――の礎。

    図書館選書
    海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らし、人間にどう認識されてきたのか。化石や遺跡で出土した骨から土器や銅鐸、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査などから、時代と分野をつなぐ新しい切り口で解き明かす。
  • 著者について

    黒沢令子 (クロサワレイコ)
    専門は英語と鳥類生態学。米国コネチカットカレッジで動物学修士、北海道大学で地球環境学博士を取得。
    現在は(NPO)バードリサーチ研究員の傍ら、翻訳に携わる。
    訳書に『よみがえった野鳥の楽園』(平凡社、1995年)『鳥の起源と進化』(平凡社、2004年)、
    『落葉樹林の進化史』(築地書館、2016年)、『日本人はどのように自然とかかわってきたのか』(築地書館、2018年)等がある。

    江田真毅 (エダマサキ)
    1975年群馬県生まれ。筑波大学人文学類卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科修了。博士(農学)。
    日本学術振興会特別研究員(PD)、鳥取大学医学部を経て、現在、北海道大学総合博物館准教授。
    研究テーマは、遺跡から出土した骨を用いた過去の鳥類の生態復元、およびその知見を利用した人類活動の復元。
    2015年日本鳥学会黒田賞受賞。
    近著に『河姆渡と良渚』(共著、雄山閣、2020年)、『遺伝子から解き明かす鳥の不思議な世界』(共著、一色出版、2019年)、
    『古代アメリカの比較文明論』(共著、京都大学学術出版会、2019年)、
    『考古学からみた北大キャンパスの5000年』(共編著、中西出版、2019年)、
    『島の鳥類学』(共著、海游舎、2018年)など。

時間軸で探る日本の鳥―復元生態学の礎 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:黒沢 令子(編著)/江田 真毅(編著)
発行年月日:2021/03/14
ISBN-10:4806716146
ISBN-13:9784806716143
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:20cm
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