翻訳と文学 [単行本]
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翻訳と文学 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2021/03/18
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翻訳と文学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古典現代語訳、ジャポニスムの和歌歌曲Waka‐Liederから、村上春樹、世界文学、アイヌ文学者の自己構築、3・11に詩の集合性へと帰る東北おんば訳啄木まで。「文学と翻訳」は決してありきたりのテーマ設定でないどころか、文学において翻訳の探究の厚い蓄積がある日本で、これほどにも可能性に満ちている。刺戟的な全8篇。
  • 目次

    はしがき

    編纂・翻訳・創作――文芸論の序説のためのメモ  池澤夏樹

    ジャポニスム/モダニズムの交差点としての〈和歌歌曲〉──和歌翻訳そしてストラヴィンスキー、山田耕筰らの音楽創作  坪井秀人
    はじめに──〈事件〉としての『春の祭典』
    1 山田耕筰の〈融合芸術〉
    2 山田耕筰『幽韻』
    3 ストラヴィンスキー『三つの日本の抒情詩』
    4 詩歌におけるジャポニスム
    5 和歌歌曲(Waka-Lieder)とジャポニスム
    おわりに──未来の亡命者たちと山田耕筰

    五つの「ぼく」たち――村上春樹文学を世界文学に変える『図書館奇譚』  林圭介
    はじめに
    1 『図書館奇譚』の五種類のヴァージョン
    2 三つのリライティングと二人のイラストレーター
    3 短編の改稿と絵本への書きなおし
    4 顔のない「ぼく」
    5 顔のある「ぼく」
    6 世界文学の「ぼく」へ
    おわりに

    「世界文学全集」の西洋と非西洋  佐藤美希
    はじめに
    1 外国文学選集の意図
    2 二つの円本「世界文学全集」と非西洋文学の周縁化
    3 1950年代の世界文学全集における非西洋
    おわりに

    『新青年』の文学的展開――森下雨村と「探偵小説」の翻訳  内山明子
    はじめに
    1 『新青年』と探偵小説
    2 森下雨村の翻訳
    3 文学探求の場としての『新青年』
    おわりに

    Welcome to the Monkey House――日本におけるカート・ヴォネガット文学の受容  邵丹
    はじめに
    1 60年代の黎明期――SFファンダム、共同体の形成
    2 70年代の転換期――打ち寄せる「新しい波(ニューウェーブ)」、薄れゆく境界線
    3 80年代以降の発展期――SFが豊かな文芸ジャンルへ
    おわりに

    証しの空文――鳩沢佐美夫と翻訳  佐藤=ロスべアグ・ナナ
    はじめに
    1 鳩沢佐美夫
    2 「証しの空文」
    3 「証しの空文」における翻訳
    おわりに

    詩、集合性、翻訳についてのノート  管啓次郎

    編者あとがき
  • 出版社からのコメント

    池澤夏樹・坪井秀人・管啓次郎他執筆。古典現代語訳、ジャポニスムの〈和歌歌曲〉、3・11後の方言訳啄木詩まで刺戟的8篇。
  • 内容紹介

    池澤夏樹・坪井秀人・林圭介・佐藤美希・内山明子・邵丹・管啓次郎執筆。古典現代日本語訳からひらかれる文芸論の地平。20世紀モダニズム/ジャポニスムの時代ストラヴィンスキーと山田耕筰が、同期的にしかし逆方向で創作した〈和歌歌曲〉Waka-Lieder。翻訳版イラストを取り込み世界文学へリライティングしていく村上春樹的転回。世界文学全集の非西洋。探偵小説の移植と森下雨村。ヴォネガットSF受容の変遷。居ながらにして他者化されるアイヌ文学者の自己構築。東日本大震災後の気仙方言訳啄木あるいはロルカがまざまざと浮かび上がらせる詩の集合性・共同性。
    「翻訳は再創造である。いわば一家をあげての長距離の移住。馬車に家財をすべて積んで大平原を進む。途中で失われるものも多いが新天地に着いたらそこで新しい繁栄の日々が始まる」(池澤夏樹)
    「抒情詩が、歴史的状況を翻訳するのだ」(管啓次郎)
    「文学と翻訳」は決してありきたりのテーマ設定でないどころか、文学において翻訳の探究の厚い蓄積がある日本で、これほどにも可能性に満ちている。刺戟的な全8篇。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤=ロスベアグ ナナ(サトウロスベアグ ナナ)
    Nana Sato‐Rossberg。2007年、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(学術博士)。北京清華大学外国語学部講師、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル研究員。イースト・アングリア大学University of East Anglia言語コミュニケーション学科講師を経て、2014年9月よりロンドン大学東洋アフリカ研究学院SOAS,University of London言語文化学部准教授。現在、言語文化学部学部長、翻訳研究所所長Chair of the SOAS Centre for Translation Studiesを務める。2008-10年ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジUniversity College London(UCL)異文化間研究所客員研究員・講師、2010年Translation Research Summer School教員スタッフ。2015年よりInternational Association for Translation and Intercultural Studies(IATIS)理事会メンバー、2018年より同学会のTraining Committeeの長を務めている。現在は、Research and Innovation UK the Arts and Humanities Research Councilから研究助成を得て、ロンドンのBAMEコミュニティにおけるCovid-19と文化翻訳の問題を13名の研究者とともに調査している。他に、口頭伝承の翻訳、フィルム翻訳、文化の翻訳または翻訳と権力の関係などを研究
  • 著者について

    佐藤=ロスベアグ・ナナ (サトウロスベアグナナ)
    2007年、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(学術博士)。北京清華大学外国語学部講師、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラル研究員、イースト・アングリア大学University of East Anglia言語コミュニケーション学科講師を経て、2014年9月よりロンドン大学東洋アフリカ研究学院SOAS, University of London言語文化学部准教授。現在、言語文化学部学部長、翻訳研究所所長Chair of the SOAS Centre for Translation Studiesを務める。

翻訳と文学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:佐藤=ロスベアグ ナナ(編)
発行年月日:2021/03/16
ISBN-10:4622089874
ISBN-13:9784622089872
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:20cm
重量:390g
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