日本 戦争経済史―戦費、通貨金融政策、国際比較 [単行本]
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日本 戦争経済史―戦費、通貨金融政策、国際比較 [単行本]

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出版社:日本経済新聞社
販売開始日: 2021/05/25
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日本 戦争経済史―戦費、通貨金融政策、国際比較 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本はいかにして戦争経済をマネジメントしたのか。戦争は経済的に見ると、政府による大規模な消費活動である。交戦国は経済活動によって生産した付加価値を戦争遂行に利用する。こうして軍は兵士を養い、弾薬や燃料を消費し、兵器を調達する。本書は、戊辰戦争から太平洋戦争まで日本が直面したすべての戦争をマクロ経済面から分析する初の書。明治・大正・昭和(戦前)を通した戦時経済政策の主軸を通貨金融政策にあると捉え、戦争を数字で把握(戦費、国力、動員兵力)し、国際比較を行う。
  • 目次

    序章 近代の戦争と戦費
    (1)近代世界の戦争の定量比較  (2)戦費の定義
    第1章 日本の戦争経済の座標軸:理論的背景と国際比較
    (1)理論的背景  (2)戦時通貨金融政策の変遷  (3)経済力と軍事支出の国際比較
    第2章 戊辰戦争:過渡期の戦時通貨金融政策
    (1)江戸期幕藩体制下の御用金  (2)藩札・御用金の経済理論
    (3)明治新政府の戦費調達と御用金(会計基立金)   (4)戊辰戦争戦費の決算
    第3章 西南戦争:不換紙幣による戦費調達
    (1)近代軍隊の形成  (2)明治初期の財政と西南戦争の戦費
    (3)西南戦争の戦費調達政策  (4)19世紀の日米内戦比較
    第4章 日清戦争:戦時通貨金融政策の原型
    (1)清国の脅威と軍備拡張  (2)日清戦争の戦費  (3)戦費調達の施策  (4)戦時の通貨金融政策 と賠償金
    第5章 日露戦争:戦時通貨金融政策の完成形
    (1)対露戦に向けた軍備増強  (2)日露戦争の戦費 (3)戦費調達と通貨金融政策
    (4)日露戦争が遺したもの
    第6章 第1次世界大戦・シベリア出兵:曲がり角の戦時通貨金融政策
    (1)第1次世界大戦勃発時の軍備と大戦景気 (2)第1次世界大戦・シベリア出兵の戦費概要
    (3)第1次世界大戦・シベリア出兵の戦費考察 (4)円系通貨のシベリア進出の試み
    第7章 日華事変・太平洋戦争:戦時通貨金融政策の最終形
    (1)軍縮から軍拡へ (2)日華事変・太平洋戦争の戦費 (3)内地での戦費調達と金融の「自給自足」
    (4)外地のインフレと戦費の「現地調弁」 (5)「現地調弁」と中国での通貨戦争 (6)マクロの視点と国際比較
    終章 戦費の終焉:戦費借入れの戦後処理
    (1)第1次世界大戦以前の戦費用長期借入れの返済 (2)日華事変・太平洋戦争の戦費用長期借入れの返済
  • 出版社からのコメント

    密接な関係にもかかわらず正面から分析されてこなかった戦争と経済。戊辰戦争から太平洋戦争まで日本の近現代の戦争を一冊で分析する
  • 内容紹介

    「先立つもので苦労した戊辰戦争」「対露戦争準備という陰のテーマがあった日清戦争」「財政の持続可能性という面で危機にあった大正期の軍備拡張」――。
     出兵をすると経費が発生する、それゆえ議会の承認をえなくてはならない。戦争には輸送費、弾薬費諸々のコストが発生するため事前の見積もりが欠かせない、その上そのコストをどのように調達するかは国家にとって難問だ。また対策は、戦費調達という財政面に止まりません。国内資金の吸い上げ、償還を効率的に進めるインフレ政策など金融政策も対になります。第1次世界大戦時のクレマンソー仏首相が述べたように「戦争は将軍だけに任せておくにはあまりに重大な事業」。戦争はマクロ経済学の視点から分析されるべき対象なのです。
     このように戦争と経済は切っても切れない関係であるにも関わらず、日本では正面から分析されては来ませんでした。戦前は机上の空論の統制経済論で終始し、戦後は実証分析を牛耳ったマルクス経済学者が戦争をネガティブな存在とし、経済問題としてとらえることは論外だったのです。同様に戦史研究はアカデミックな世界では戦後長らく等閑視される一方、戦史研究家は経済への関心が薄く、戦争と経済という枠組みでの研究成果はわずかに松方財政、金解禁、高橋財政などの政治史アプローチのものがあるだけでした。
     本書は、戊辰戦争から太平洋戦争までの日本が直面した戦争をマクロ経済面から分析する初の書。本書のアプローチは(1)日本の明治・大正・昭和(戦前)を通した戦時経済政策の主軸をインフレ政策にあると捉える、(2)戦争を数字で把握する(戦費、国力(GDP、財政・金融)、動員兵力)、(3)数字で国際比較を行う(明治・大正期の国力の国際比較)というもの。「経済と戦争」という問題設定で日本が経験したすべての戦争を分析する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 圭司(オノ ケイシ)
    防衛省防衛研究所特別研究官。1988年3月京都大学経済学部卒業、住友銀行(88~96年)を経て、97年1月に防衛庁防衛研究所に入所、社会・経済研究室長などを経て2020年4月より現職。この間、青山学院大学大学院修士課程、ロンドン大学大学院(SOAS)修士課程修了
  • 著者について

    小野 圭司 (オノ ケイシ)
    防衛研究所特別研究官
    1988年京都大学経済学部卒業、1988-1996年住友銀行、97年防衛研究所に入所、97年青山学院大学大学院修士課程 (社会人課程)修了、2000年ロンドン大学大学院 (SOAS)修士課程修了 (開発経済学修士)

日本 戦争経済史―戦費、通貨金融政策、国際比較 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日経BP/日本経済新聞出版本部
著者名:小野 圭司(著)
発行年月日:2021/05/21
ISBN-10:453213515X
ISBN-13:9784532135157
判型:A5
発売社名:日経BPマーケティング
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:22cm
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