江戸っ子奉行始末剣―山手樹一郎傑作選(コスミック・時代文庫) [文庫]

江戸っ子奉行始末剣―山手樹一郎傑作選(コスミック・時代文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  深川八幡の祭礼を迎えた江戸の町は、昨今の五人組凶賊の横行に震え上がっていた。そこで立ち上がったのが、岡っ引きは仮の姿、実は北町奉行・遠山左衛門尉景元と、その御落胤と噂の笠井小平太であった。だが、景元がやくざ姿に身をやつして探索を続ける中、小平太は因縁の御家人くずれ、馬場陣十郎とその一派に追われ、匿ってくれたお高と恋仲に―。しかもこのお高、陣十郎が金で譲り受けた美妓だったのだ。二人の未来を賭けて果たし合いへ向かう小平太。一方、名奉行・遠山も、吃驚仰天の奇策で凶賊を引っ捕らえにかかる。ところが折も折、小平太には思いも寄らぬ運命が待ち受けていたのであった…！国民的人気作家の名作シリーズ「山手樹一郎傑作選」、第二十二弾！！

• 出版社からのコメント

  コスミック時代文庫

• 内容紹介

  　深川八幡の祭礼を迎えた江戸の町は、昨今の五人組凶賊の横行に震え上がっていた。
  そこで立ち上がったのが、岡っ引きは仮の姿、実は北町奉行・遠山左衛門尉景元と、
  その御落胤と噂の笠井小平太であった。だが、景元がやくざ姿に身をやつして探索を続ける中、
  小平太は因縁の御家人くずれ、馬場陣十郎とその一派に追われ、匿ってくれたお高と恋仲に──。
  しかもこのお高、陣十郎が金で譲り受けた美妓だったのだ。
  二人の未来を賭けて果たし合いへ向かう小平太。
  一方、名奉行・遠山も、吃驚仰天の奇策で凶賊を引っ捕らえにかかる。
  ところが折も折、小平太には思いも寄らぬ運命が待ち受けていたのであった……！
  　国民的人気作家の名作シリーズ「山手樹一郎傑作選」、第二十二弾!!

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山手 樹一郎(ヤマテ キイチロウ)
  １８９９年、栃木県生まれ。編集者を経て文筆生活に入る。１９４０年より新聞連載を始め翌年刊行の『桃太郎侍』が大人気を博し、時代小説家としての地位を不動のものとした。その後も読者を楽しませることに徹した明朗闊達、爽快な作風で国民的人気作家として活躍し、映像化作品も多い。１９７７年勲三等瑞宝章を受章、１９７８年永眠

江戸っ子奉行始末剣―山手樹一郎傑作選(コスミック・時代文庫) の商品スペック