島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路 [単行本]
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島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路 [単行本]
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島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路 [単行本]

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出版社:水曜社
販売開始日: 2021/10/21
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島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    10歳の少年は、兄に連れられて故郷の石垣島を出た。病気が治ればすぐに帰れると思っていた。長い旅のはじまりだった。本書はロングインタビューの積み重ねにより、ひとりのハンセン病患者の半生を「生の声をできるだけ生のまま」「わたし(著者)自身に教えるように」ハンセン病問題の歴史をかさねあわせて書かれた「長い旅」、その現在進行形の経過報告である。
  • 目次

    1章 長い「旅」のはじまり
    2章「選ばれた島」にて
    3章 愛楽園「脱出」
    4章「希望」の新良田教室
    5章「社会」へ
    6章 溢れ出る……
    7章 カミングアウト
    8章 退所者の孤立
    9章 バラバラになった家族
    10章 ふるさと
  • 内容紹介

    10歳の少年は、兄に連れられて故郷の石垣島を出た。
    病気がなおればすぐに帰れると思っていた。
    長い旅のはじまりだった。

    1956(昭和31)年、島を出た宮良正吉(みやらせいきち)は現在76歳。大阪で暮らし、ハンセン病関西退所者原告団「いちょうの会」の会長である。いまだにやまないハンセン病への差別・偏見の解消をめざし、回復者の語り部として各地で自身の体験を伝えている。

    ハンセン病の歴史は悲惨である。患者はらい病と呼ばれて差別され村の外へ追いやられ、隔離された。療養所内では男性に断種手術を施し、妊娠した女性には堕胎を強要した。
    「この病気は死んだら喜ばれる」……。

    回復した正吉は大阪の印刷会社で働いた。社会は荒波だった。恋人ができた。プロポーズの時に回復者だと打ち明けた。「それがどうしたの?」。その言葉にあたらしいふるさとができた。ふたりの子どもに恵まれた。娘に元患者だったと告白してから5 年後、新聞記事で公にカミングアウトし、ハンセン病語り部の道を歩みだした。

    本書はロングインタビューの積み重ねにより、ひとりのハンセン病患者の半生を「生の声をできるだけ生のまま」「わたし(著者)自身に教えるように」ハンセン病問題の歴史をかさねあわせて書かれた「長い旅」、その現在進行形の経過報告でもある。

    *宮良 正吉(みやら・せいきち)
    1945年7月沖縄県石垣町に生まれる。小学4年身体検査でハンセン病罹患が判明。翌年、沖縄本島のハンセン病療養所愛楽園に収容のため島を出る。1961年患者専用列車で高校入学。1965年高校卒業後大阪で就職。2001年らい予防法違憲国家賠償請求訴訟原告団に加わる。2008年はじめて自身の体験を語りはじめる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上江洲 儀正(ウエズ ヨシマサ)
    1952年石垣島に生まれる。1971年八重山高校卒業後東京に出る。1974年から11年間、(財)大宅壮一文庫勤務。1986年帰郷。1987年末『八重山手帳』発刊を機に南山舎設立。「日本最南端の出版社」として八重山地域にこだわった出版活動をつづけている。1992年5月創刊の地域誌『月刊やいま』は現在も継続中。2011年前新透『竹富方言辞典』が第59回菊池寛賞受賞。2016年第38回琉球新報活動賞受賞。2020年第36回八重山毎日文化賞受賞。現在南山舎(株)代表取締役会長、竹富町史編集委員
  • 著者について

    上江洲 儀正 (ウエズ ヨシマサ)
    1952年石垣島生まれ。高卒後東京で新聞配達などをしながら夜間大学に通い、雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」に入社。1986年島に帰り翌年「日本や沖縄とはひとくくりにできない八重山の姿を伝える」と日本最南端の出版社南山舎を創業。『竹富方言辞典』で菊池寛賞を受賞。「月刊やいま」は創刊30年を迎える。

島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:水曜社
著者名:上江洲 儀正(著)
発行年月日:2021/10/26
ISBN-10:4880655155
ISBN-13:9784880655154
判型:A5
発売社名:水曜社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:239ページ
縦:21cm
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