思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働 [単行本]
    • 思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働 [単行本]

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思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働 [単行本]

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販売開始日: 2021/11/19
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思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、医療従事者の人々はどのような体験をしているのか。感情労働やトラウマの観点を取り入れながら、この危機とこれからの時代をしなやかに生き延びていくためのヒントを平易な言葉で語り伝える。コロナ禍の医療現場で働く人のメンタルヘルスは、いかにして守れるか?
  • 目次

    ※制作中のため、変更になる可能性があります。

    はじめに
     ここで、ちょっと自己紹介
     グループの体験
     他者といて安心できることが最も重要なこと
     COVID-19には3つの顔がある
     コロナ禍における感情労働としての看護
     この本で考えたいこと

    Ⅰ.COVID-19とたたかう現場
     まるで戦場のような病棟で
     コロナ病棟での重労働
     感染する恐怖・感染させる恐怖
     コロナ病棟で蓋をされる看護師の感情
     コロナ病棟での看護師の感情労働
     英国のコロナ病棟の過酷な状況
     フィールドホスピタルという病院
     再度の感染爆発の惨状

    Ⅱ.看護師たちが働き続ける理由
     プレッシャーが支え
     プレッシャーが生み出す仲間意識
     あこがれの「チーム医療」
     危機は人々を分断する?
     危機は人を引き寄せる?
     英国の看護師が「辞めたくても辞められない」背景
     看護学部への出願者が増えた理由は?
     看護師が働き続ける理由、再び

    Ⅲ.医療者を突き動かす共感ストレス
     ある看護師の話から
     看護は聖なる職業か
     職業としての看護
     看護師の職業意識と慈悲心
     共感ストレスから共感疲労へ
     共感疲労の多彩な症状
     バーンアウトと共感疲労の違い
     救援者の罪悪感
     無力感・罪悪感の裏返しとしての献身と看護師の感情ルール
     医師であることが、死のリスクを高める
     自死した医師は英雄として称えられるべきか

    Ⅳ.トラウマ体験とはどういうものか
     トラウマとなる出来事とは
     惨事ストレスとメンタルヘルスへの影響
     阪神淡路大震災と急性ストレス反応としての解離
     身体と行動にあらわれるトラウマの急性反応
     PTSDの特徴
     東日本大震災時の救援ボランティアの体験を聞く
     ジャーナリストの惨事ストレス
     生存者の罪悪感
     生存者の罪悪感より強い目撃者の罪悪感
     トラウマは言葉を破壊する

    Ⅴ.トラウマと社会
     トラウマは伝染する
     同調する
     公衆衛生の課題としてのトラウマ
     絶望死としての自殺
     COVID-19と日本の自殺
     トラウマと戦争
     退役軍人病院とは
     日本における戦争のトラウマは
     戦争を忘れようとしている日本
     社会の病としてのCOVID-19

    Ⅵ.子どもの逆境体験とその影響
     子どもにとってのトラウマとは
     子どもの逆境体験の影響についての研究
     CDCとの共同研究が始まる
     自律神経の働きからみたトラウマの影響
     戦時における子どものトラウマ体験
     北原白秋と「金魚」
     北原白秋の人生
     白秋の生き方に見るトラウマの痕跡
     素直な「甘え」と屈折した「甘え」
     愛着理論と「甘え」理論
     愛着のタイプと対人関係

    Ⅶ.トラウマを生き抜くには
     21世紀は回復(リカバリー)がキーワード
     リカバリーとは何か
     「弱さ」の力
     リカバリーの可能性は誰にでも
     ケアする人にもリカバリーが必要
     社会もまた、リカバリーが必要
     COVID-19が社会に与えた影響
     リジリエンス あらゆる逆境をしなやかにはねのけて回復していく力
     リジリエンスが高い子どもたちの特徴
     主体性のパワーにハーネスをつける
     リジリエンスを生み出す子ども時代のポジティブな体験(PCE)
     感情を言葉にすることの大切さ
     リジリエンスの土台となる感情リテラシー
     トラウマについて話し合う
     雑談の効用

    おわりに
     内なるスーパーバイザーの存在
     集団のリジリエンス
     集団の中で一人でいられること
  • 出版社からのコメント

    感情労働の観点を取り入れながら、コロナ禍の医療現場で働く人々の実態やレジリエンスなど、困難な時代を生き抜くヒントを語る。
  • 内容紹介

    新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、医療現場で働く看護師をはじめとして様々な対人援助に携わる人々は、どのような体験をしているのか。長引く自粛生活の中で将来が見通せない不安が社会に様々な分断をひき起こしているなかで、この危機を生き延び、よりよく生きていくためにはどうすればよいか。
    本書では、精神科看護とメンタルヘルスの専門家で、長年看護教育に携わってきた著者が、コロナ禍の医療現場を取り巻く状況を概観し、「感情労働」の観点を取り入れながら、看護師という職業の実態や、トラウマの意味とその影響、しなやかに回復していく力「レジリエンス」まで、平易な言葉で語り伝える。医療の現場で働く人々はもちろん、すべての人にとって、これからの時代を生き抜くヒントが得られる一冊。装画挿絵:安藤智

    図書館選書
    長年看護教育に携わってきた著者が、「感情労働」の観点を取り入れながら、コロナ禍の医療現場で働く人々の実態や、トラウマの意味とその影響からレジリエンスまで、困難な時代を生き抜くヒントを平易な言葉で語り伝える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    武井 麻子(タケイ アサコ)
    1976年、東京大学医学系研究科修士課程2年のときから12年間、治療共同体をめざす千葉の民間精神科病院である海上寮療養所に看護師およびソーシャルワーカーとして勤務。その間、英国ケンブリッジのフルボーン病院にて半年間研修。1988年千葉県立衛生短期大学を経て、1990年日本赤十字看護大学に。以来、25年にわたり看護教育に携わる。その後はOffice‐Asakoを立ち上げ、援助職向けに個人とグループのコンサルテーションを行うかたわら、東京都立大学特任教授を兼任した。日本赤十字看護大学名誉教授
  • 著者について

    武井 麻子 (タケイ アサコ)
    武井麻子(たけい・あさこ)

    1976年東京大学医学系研究科修士課程2年のときから12年間、治療共同体をめざす千葉の民間精神科病院である海上寮療養所に看護師およびソーシャルワーカーとして勤務。その間、英国ケンブリッジのフルボーン病院にて半年間研修。1988年千葉県立衛生短期大学を経て、1990年日本赤十字看護大学に。以来、25年にわたり看護教育に携わる。その後はOffice-Asakoを立ち上げ、援助職向けに個人とグループのコンサルテーションを行うかたわら、東京都立大学特任教授を兼任した。日本赤十字看護大学名誉教授。主な著書に『レトリートとしての精神病院』(編著・ゆみる出版)、『精神看護学ノート』『感情と看護』『「グループ」という方法』(いずれも医学書院)、『グループと精神科看護』(金剛出版)など。

思いやる心は傷つきやすい―パンデミックの中の感情労働 の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:武井 麻子(著)
発行年月日:2021/11/20
ISBN-10:4422320858
ISBN-13:9784422320854
判型:B6
発売社名:創元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:199ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:268g
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