樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで [単行本]
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樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで [単行本]

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出版社:築地書館
販売開始日: 2022/04/30
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樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古来、人間は、木を伐ることで樹木の無限の恵みを引き出し、利用してきた。牛、豚、羊の飼料、英国の沼沢地の萌芽更新による枝で編んだ石器時代の木道、スペインの一二世紀の手入れされたナラの林、一六世紀のタラ漁船のための木材づくり、野焼きによって森を育んだ北アメリカの先住民、日本の萌芽林。ニューヨーク植物園の育樹家が、世界各地を旅し、一万年にわたって人の暮らしと文化を支えてきた樹木を収穫する技術を掘り起こし、現代によみがえらせる。
  • 目次

    ニューヨークを救う木 ヤナギの再生

    忘れられた言葉 木とともに生きる

    記 憶 失われた技法
    不格好な40本のプラタナス
    助っ人を探す
    ヒントはどこに?
    新芽がなければ生きられない
    踏みはずした木との関係
    木との対話を始める

    萌芽の地 木の行動に学ぶ
    植物、海から陸へ
    植物の誕生を促したもの
    予備の芽

    即興演奏する樹木たち 倒れた樹木に宿る生命
    植物たちの旋律──6つの選択
    周囲の世界に呼応する
    年ふりた樹木の持つ力

    枝分かれ(branching) ネットワークの中で生きる

    高架下の雑木林(スパゲッティの森) 創造力のある生き物

    石器時代の湿地の木道(レヴェルズにて) 萌芽枝の利用
    異形の木々
    萌芽枝で作られた石器時代の木道
    ふたつの木道に使われた1万4000本の枝

    街路の発明 同じ森を利用する

    バ ネ 人の手が促す森の遷移
    萌芽の森を保つ技
    伐り取られたあとに咲く花々
    萌芽林の連鎖

    母なるハシバミ 食用・道具・家畜の餌

    生け垣を建てる 生け垣の多様な生態系
    工芸と科学
    家畜のためのもの
    囲いこみと生け垣
    イングランドの生け垣には1000万の鳥のつがいが暮らす

    手に負えるの? 頭と心と手を研ぎすます

    侵入する植物たち 不屈のオウシュウニレ
    妖精の庭のニレ
    クローンで生き延びる
    探究心旺盛な根

    12世紀の森を歩く 手入れされたナラの林
    てっぺんが丸められた巨木
    萌芽の林

    ボート材 16世紀のタラ漁船
    木に枝を少しだけ残す──イピナバロのナラ
    海底で発見されたバスクのクジラ漁船
    バスクの船大工──バカラオ型の船を建造
    森に合わせて船を設(つく)計り、船に合わせて森を作る
    バカラオ型の船の工法
    16世紀の工法を再現する

    丘の周り 北スペインの渓谷で受け継がれる森の利用
    バスク地方レイツァの街
    生活を織りなす共有の森
    トネリコの更新枝で羊を養う
    斧で世界とわたり合う

    共有地 複雑な仕組み

    未来を記憶する 切って古木を生かす技
    500歳のブナに手を入れる
    どこをどう切るか

    木々のリズム 耕せば木は余計に生えてくる
    サバンナの一画、キリミの村
    木々が教える伝統農法
    森を酷使する
    アフリカの大地を見誤った支援
    木々に学ぶ支援のあり方

    急斜面の農耕を支えるもの 木の葉の飼い葉
    フィヨルドの垂直経済
    夏の農場の楽しみ
    樹木の利用が支えた古代の農場
    木を切ると牧草が育つ
    4000年続く木の葉の利用

    光の楽器 ノルウェーの農民画家
    厳しい斜面を農地に
    春の訪れと畑仕事

    いいスティックを作る カリフォルニア先住民の火入れの知恵
    籠という文化
    スティックをとるために火を放つ
    野焼きによる豊かな恵み
    火入れの禁止による木々の変化
    籠作りにこめられた知恵

    芽吹きの楽園 カリフォルニアのセコイアの森で
    セコイアの妖精の環
    巨木の陰で生きる
    火で作られたセコイアの森

    木が芽吹かないとき 人の手が産んだ800歳のダグラスファー

    サーミ人のマツ 針葉樹を生活の糧に

    木の実の収穫 野焼きで楽をする

    流れ橋 日本の里山再生
    遠野の川にかかる流れ橋
    狛ネズミの神社
    田んぼと里山
    里山の危機
    名作「平成狸合戦ぽんぽこ」と「となりのトトロ」
    桜ヶ丘公園、ボランティアの活躍
    トトロのふるさと基金
    能登半島の炭焼き──「ハハソ」の再利用

    森の中へ 岩手県の3つの試み──植樹林に里山の手法を生かす
    木材の地産地消
    森の手入れに一般の人をまきこむ
    早池峰の神楽

    きみといつまでも 個体とはいったい何だろう

    ボランティアたち 木々は巧みに芽吹き、巧みに生きる
    ごみの上にできた森
    どんな手を使っても──最終処分場に生えた木々

    ホワイトのヤナギの言うことには 新たな命の生まれるところ

    訳者あとがき
    引用文献
    索引
  • 内容紹介

    古来、人間は、木を伐ることで樹木の無限の恵みを引き出し、利用してきた。

    英国の沼沢地の萌芽更新による枝を使った石器時代の木道、
    スペインの12世紀の手入れされたナラの林、
    16世紀のタラ漁船のための木材づくり、
    野焼きによって森を育んだ北アメリカの先住民、日本の里山萌芽林。

    米国を代表する育樹家が、世界各地を旅し、
    1万年にわたって人の暮らしと文化を支えてきた樹木と人間の伝承を掘り起こし、
    現代によみがえらせる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ローガン,ウィリアム・ブライアント(ローガン,ウィリアムブライアント/Logan,William Bryant)
    ニューヨーク植物園で教鞭をとる。これまで30年間、木を相手に働いてきた。認定育樹家で、ニューヨーク市を拠点とする樹木管理の会社の創設者兼社長。ガーデンライターズアソシエーションから数々の賞を受賞しており、「House Beautiful」「House and Garden」「Garden Design」などの雑誌の寄稿編集者、「ニューヨークタイムズ」のレギュラーのガーデンライターでもある。国際樹芸学会International Society of Arboriculture(ISA)のニューヨーク州支部から2012年のSenior Scholar賞を、国際ISAからTrue Professional of Arboriculture賞を受賞。『樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで』で、最も優れたネイチャーライティングの著作に贈られるジョン・バロウズ賞を受賞

    屋代 通子(ヤシロ ミチコ)
    兵庫県西宮市生まれ。出版社勤務を経て翻訳業
  • 著者について

    ウィリアム・ブライアント・ローガン (ウィリアムブライアントローガン)
    ニューヨーク植物園で教鞭をとる。
    これまで30 年間、木を相手に働いてきた。認定育樹家で、ニューヨーク市を拠点とする樹木管理の会社の創設者兼社長。
    ガーデンライターズアソシエーションから数々の賞を受賞しており、「House Beautiful」「House and Garden」「Garden Design」などの雑誌の寄稿編集者、「ニューヨークタイムズ」のレギュラーのガーデンライターでもある。
    国際樹芸学会International Society of Arboriculture(ISA)のニューヨーク州支部から2012 年のSenior Scholar 賞を、国際ISA からTrue Professional of Arboriculture 賞を受賞。本書で、最も優れたネイチャーライティングの著作に贈られるジョン・バロウズ賞を受賞。
    著書に、『Oak』(『ドングリと文明』日経BP 社)、『Air』『Dirt』などがある。

    屋代通子 (ヤシロミチコ)
    兵庫県西宮市生まれ。札幌市在住。出版社勤務を経て翻訳業。
    主な訳書に『シャーマンの弟子になった民族植物学者の話 上・下』『虫と文明』『馬の自然誌』『外来種のウソ・ホントを科学する』『木々は歌う』(以上、築地書館)、『ナチュラル・ナビゲーション』『日常を探検に変える』(以上、紀伊國屋書店)、『数の発明』『ピダハン』『マリア・シビラ・メーリアン』(以上、みすず書房)など。

樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:ウィリアム・ブライアント ローガン(著)/屋代 通子(訳)
発行年月日:2022/05/10
ISBN-10:4806716332
ISBN-13:9784806716334
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:378ページ
縦:19cm
その他: 原書名: SPROUT LANDS:Tending the Endless Gift of Trees〈Logan,William Bryant〉
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