来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016-2021 [単行本]
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来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016-2021 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2022/04/20
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来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016-2021 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機…激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか?ピケティが構想する「新たな社会主義」とは?2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。
  • 目次

    来たれ! 社会主義 2020年9月
    平等と参加型社会主義への長い歩み
    権利の平等をもたらす仲介者としての社会国家
    参加型社会主義のために──権力と資産を循環させる
    社会連邦主義──グローバル化の新しいアプローチに向けて
    男女同権・多民族共生・普遍主義的社会主義に向けて

    第I部 グローバル化の方向性を転換するために 2016-2017
    ヒラリー、アップル、そして私たち 2016年9月13日
    IMF、格差、そして経済研究 2016年9月20日
    男女間の賃金格差──19パーセントか、64パーセントか? 2016年11月7日
    グローバル化の方向性を転換するために 2016年11月15日
    ベーシックインカムか、公正な賃金か? 2016年12月13日
    アンソニー・B・アトキンソンの死 2017年1月3日
    民主的なユーロ圏政府の実現に向けて 2017年2月1日
    中国における格差 2017年2月14日
    公的資本、民間資本 2017年3月14日

    第II部 フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017-2018
    フランスの格差 2017年4月18日
    フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017年5月16日
    トランプはレーガンのパワーアップ版だ 2017年6月13日
    「資本法」を再考する 2017年9月12日
    ISFの廃止は歴史的誤り 2017年10月10日
    2018年予算、若者が犠牲に 2017年10月12日
    トランプとマクロン、似たもの同士 2017年12月12日
    2018年、欧州の年 2018年1月16日
    ロシアの資本 2018年4月10日
    五月革命と格差 2018年5月8日
    欧州、移民、貿易 2018年7月10日
    社会的排外主義というイタリアの悪夢 2018年9月11日
    ブラジル、脅かされる第一共和国 2018年10月16日
    ル・モンド紙と億万長者 2018年11月13日

    第III部 欧州を愛することは欧州を変えること 2018-2021
    欧州の民主化のためのマニフェスト 2018年12月10日
    「黄色いベスト運動」と税の公正 2018年12月11日
    フランス革命前夜を彷彿させる債務危機 2019年1月15日
    米国の富裕税 2019年2月12日
    欧州を愛することは欧州を変えること 2019年3月12日
    インドのベーシックインカム 2019年4月16日
    欧州と階級分断 2019年5月14日
    中道派エコロジーの幻想 2019年6月11日
    通貨創造は私たちを救うのか? 2019年7月9日
    循環型経済のために 2019年10月15日
    経済的正義によるアイデンティティの対立からの脱却 2019年11月12日
    年金制度の一本化へのいくつかの道 2019年12月10日
    気候変動否定論の次は格差否定論か 2020年1月14日
    「社会主義的連邦主義」対「国家主義的自由主義」 2020年2月11日
    仏独合同議会──欧州で税の公正を実現するための絶好の機会 2020年2月21日
    サンダースが米国の民主主義を救う 2020年3月10日
    最悪の事態を避けるために 2020年4月14日
    グリーンマネーの時代 2020年5月12日
    人種差別に立ち向かい、歴史を修復する 2020年6月16日
    国際主義を再建する 2020年7月14日
    米国の偶像の失墜 2021年1月12日

    原注
  • 出版社からのコメント

    ブレグジット、トランプ現象、ロシア、欧州の諸課題、コロナ、気候危機…『ルモンド』紙に寄せた時評44本に「序文」を付す評論集。
  • 内容紹介

    「ハイパー資本主義はあまりにも行きすぎてしまった。いまや私たちは、資本主義を超える新しい体制、すなわち、参加型かつ分散型、連邦主義的かつ民主主義的で、環境にやさしく、多民族共生かつ男女同権といった新しい形の社会主義について考える必要がある。私はそう確信している」(序文より)

    英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機……激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか? ピケティが構想する「新たな社会主義」とは?
    2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ピケティ,トマ(ピケティ,トマ/Piketty,Thomas)
    1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。多数の論文を発表。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める

    山本 知子(ヤマモト トモコ)
    フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了

    佐藤 明子(サトウ アキコ)
    翻訳家。東京大学理学部生物化学科卒業。理化学研究所勤務を経て、英語・フランス語翻訳に携わる。メディカル関係の実務翻訳をはじめ、書籍や雑誌翻訳を手がける
  • 著者について

    トマ・ピケティ (トマピケティ)
    (Thomas Piketty)
    1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める。著書に『21世紀の資本』(2014)、『世界不平等レポート2018』(共編、2018、以上みすず書房)、『トマ・ピケティの新・資本論』(日経BP、2015)、『格差と再分配』(早川書房、2016)、『不平等と再分配の経済学』(明石書店、2020)ほか多数。本書は『ルモンド』紙に2016年から2021年にかけて連載されたコラムに基づいており、その一部は朝日新聞にも抄訳掲載されている。

    山本知子 (ヤマモトトモコ)
    (やまもと・ともこ)
    フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了。訳書にピケティ『格差と再分配』(早川書房、2016)、マクロン『革命』(ポプラ社、2018)、カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』(徳間書店、2015、以上共訳)、ヴァグネル『簡素な生き方』(講談社、2017)、ジョリー『カラシニコフ自伝』(朝日新聞出版、2008)ほか多数。

    佐藤明子 (サトウアキコ)
    (さとう・あきこ)
    翻訳家。東京大学理学部生物化学科卒業。理化学研究所勤務を経て、英語・フランス語翻訳に携わる。メディカル関係の実務翻訳をはじめ、書籍や雑誌翻訳を手がける。訳書にミラー&キャロル編著『アルコール・薬物依存症を一から見直す』(誠信書房、2020)。

来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016-2021 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:トマ ピケティ(著)/山本 知子(訳)/佐藤 明子(訳)
発行年月日:2022/04/18
ISBN-10:4622090732
ISBN-13:9784622090731
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:235ページ
縦:19cm
重量:360g
その他: 原書名: VIVEMENT LE SOCIALISME!:Chroniques 2016-2020〈Piketty,Thomas〉
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