「現代の国語」はなぜ嫌われるのか―高校国語の歴史研究と実態調査が示す新たな可能性 [単行本]
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「現代の国語」はなぜ嫌われるのか―高校国語の歴史研究と実態調査が示す新たな可能性 [単行本]

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「現代の国語」はなぜ嫌われるのか―高校国語の歴史研究と実態調査が示す新たな可能性 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「文学作品の入る余地はない」はずが、「羅生門」を掲載した教科書が検定を通過、採択率トップとなった高等学校の新科目「現代の国語」。本書は、その成立過程の検証から混乱の原因を明らかにするとともに、過去の類似科目の調査研究を通して、戦後「新教育」以来、教育現場が同様の指導方針を受け入れ難いとしてきた背景を分析、授業実施案を含めた解決策を提示する。長年にわたって高校国語の授業実践と研究に携わってきた著者による、価値ある国語教育の実現を目指すための一冊。
  • 目次

    はじめに

    第1章 「現代の国語」教科書に小説を載せてはいけないのか
      第1節 小説を収録した教科書が検定に合格
        1 「現代の国語」の誕生
        2 小説を5点載せた教科書が採択数トップ
        3 第一学習社の「チャレンジ」
        4 「文学軽視」への反響
        5 出版社の苦悩
      第2節 「現代の国語」ができるまで
        1 必履修科目を二つに分けることは決まっていた
        2 平成14年「これからの時代に求められる国語力について」
        3 「現代の国語」学習内容例に存在した「文学作品等を読んで批評する活動」    
        4 言語活動例から消えた「文学作品等を読んで批評する活動」
        5 「小説を載せてはいけない」ことの意味

    第2章 「現代の国語」の先輩たち
      第1節 戦後「新教育」が伝えること
        1 「現代の国語」と類似する「新教育」
        2 高等学校では実現されなかった「新教育」
        3 「新教育」と大学入試問題の不接続
        4 指導が難しい「言語編」
      第2節 「国語表現」と「現代語」が伝えること
        1 「国語表現」・「現代語」の誕生
        2 「進学校」に開設されにくい「国語表現」「現代語」
        3 転用される「国語表現」
        4 短命だった「現代語」

    第3章 「現代の国語」の課題と可能性
      第1節 「現代の国語」はなぜ嫌われるのか
        1 小説が扱えない
        2 「進学校」になじまない
        3 指導・評価がしにくい
        4 国語科教員の専門性が生かせない
      第2節 「現代の国語」の可能性
        1 問題解決のための提案
        2 価値ある「現代の国語」の創出のために

    おわりに
    本書に寄せて(横浜国立大学名誉教授 府川源一郎)
  • 出版社からのコメント

    高校国語の歴史研究に基づき、戦後以来の課題「話すこと・聞くこと」「書くこと」指導を「現代の国語」で充実させる方法を探る一冊。
  • 内容紹介

    ──新科目「現代の国語」を、実り豊かなものにするために。

    戦後以来の課題、「話すこと・聞くこと」「書くこと」指導は、なぜ高等学校国語科で充実せず、その克服のためには何が必要なのか。本書は、過去の国語科目の歴史研究と実態調査を通して、戦後の「新教育」以来、高等学校の国語教育が抱える課題を分析し、授業実施案を含めた解決策を提示する。高校新科目「現代の国語」の意義を明らかにし、実践の形を探る一冊。

    図書館選書
    ――新科目「現代の国語」を、実り豊かなものにするために。戦後以来の課題「話すこと・聞くこと」「書くこと」指導の充実のため必要な具体策を、国語教育の歴史研究と実態調査を通して明らかにする一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    笠原 美保子(カサハラ ミホコ)
    神奈川県立横浜翠嵐高等学校国語科教諭。神奈川県立上郷高等学校、東金沢高等学校、金沢総合高等学校、田奈高等学校、光陵高等学校への勤務を経て現職。横浜国立大学大学院教育学研究科に在籍時より、高等学校国語科における「話すこと・聞くこと」の指導について全国的な調査研究を行い、「転用される『国語表現』:高等学校国語科に『話すこと・聞くこと』指導が根付かない理由」(『国語科教育』第65集掲載)として発表。これまでに、横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師、NHKエデュケーショナル「ロンリのちから」番組委員等を務めた
  • 著者について

    笠原 美保子 (カサハラ ミホコ)
    神奈川県立横浜翠嵐高等学校国語科教諭。神奈川県立上郷高等学校、東金沢高等学校、金沢総合高等学校、田奈高等学校、光陵高等学校への勤務を経て現職。横浜国立大学大学院教育学研究科に在籍時より、高等学校国語科における「話すこと・聞くこと」の指導について全国的な調査研究を行い、「転用される『国語表現』 : 高等学校国語科に『話すこと・聞くこと』指導が根付かない理由」(『国語科教育』第65集掲載)として発表。これまでに、横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師、大阪国語教育アセンブリー講師等を務めた。主な著作に『認識力を育てる「書き換え学習」』(東洋館出版社、共著)、『もう⼀度読みたい日本の古典文学』(勉誠社、共著)など。(著者の所属は刊行時のもの)

「現代の国語」はなぜ嫌われるのか―高校国語の歴史研究と実態調査が示す新たな可能性 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学而図書 ※出版地:横浜
著者名:笠原 美保子(著)
発行年月日:2022/05/31
ISBN-10:4991209129
ISBN-13:9784991209123
判型:A5
発売社名:学而図書
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:172ページ
縦:21cm
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