東京水辺散歩―水の都の地形と時の堆積をめぐる(自由時間サプリ) [単行本]
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東京水辺散歩―水の都の地形と時の堆積をめぐる(自由時間サプリ) [単行本]

陣内 秀信(総監修・著)松田 法子(著)齋藤 彰英(著)山本 敦子(編)宮越 昭暢(監修)
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出版社:技術評論社
販売開始日: 2022/10/27
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東京水辺散歩―水の都の地形と時の堆積をめぐる(自由時間サプリ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    水辺を起点に東京の歴史・地形を楽しむ。水の都市・東京を3つの視点で捉え直す。下町から多摩地域までを通貫し眺める。東京の多種多様な水の空間を再発見する。
  • 目次

    第1章 都市と水辺
    人がつくった都市の水辺(陣内秀信)
    01 隅田川
    02 日本橋川~神田川
    03 内濠と外濠
    04 小名木川と深川
    05 東京湾

    第2章 東京の湧水
     湧水から探る東京(松田法子)
    01 王子~赤羽
    02 大井町~大森
    03 等々力渓谷~多摩川台公園
    04 お鷹の道~野川
    05 落合~目白崖線

    第3章 東京の水源
     東京礫層 東京の地下に広がる太古の水辺(齋藤彰英)
    01 武蔵野三大湧水池
    02 羽村~狭山丘陵
    03 青梅~御岳山

    第4章 東京の水辺の未来
     水の郷・日野(編集部)
    01 豊田用水~黒川水路
  • 内容紹介

    「ブラタモリ」でもおなじみ!
    陣内秀信先生、松田法子先生らが案内する魅惑のTOKYOガイド

    東京は凸凹地形であると同時に、水都ととも表現されるように、水との関わりが深い都市です。
    江戸時代には水路が江戸市街を縦横に走り、人々は舟を日常の交通手段や輸送手段として活用していました。多くの水路は高度成長期に埋め立てられてしまいましたが、その痕跡は今も街のいたるところに残っています。
    また、意外と知られていませんが、東京には今もあちこちに湧水が存在しています。水の湧く場所は古くから人が活用してきた場所でもあり、古代より人の生活の場所でもありました。

    本書では、東京の隠れた魅力である水辺に注目し、都心・下町のエリアはもちろん、巨大都市の西側に広がる山の手、さらにその外側の武蔵野台地、そして多摩地域にまで意識を拡大し、時空を超えて、東京に潜む「水の空間」のユニークな姿とその面白さを描き出そうと目論んでいます。表層的な部分だけでなく、その下に埋もれた地層や、湧水地のもつ本来の意義から都市の生態系を考察していく、アタマとカラダで楽しむお散歩ガイドブックです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    陣内 秀信(ジンナイ ヒデノブ)
    法政大学江戸東京研究センター特任教授、中央区立郷土天文館館長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ヴェネツィア建築大学留学、ユネスコのローマ・センターにて研修。専門はイタリア建築史・都市史。受賞歴にサントリー学芸賞、ローマ大学名誉学士号他

    松田 法子(マツダ ノリコ)
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授。博士(学術)。専門分野は建築史・都市史・領域史。水際の土地の居住に関する社会・文化・技術・景観の研究など、人と場所との豊かな関係と問題系について調査研究を行う

    齋藤 彰英(サイトウ アキヒデ)
    1983年静岡県生まれ。2009年東京藝術大学大学院修士課程修了。多摩美術大学情報デザイン学科、日本工学院八王子専門学校非常勤講師を兼任。地形と水の関係を題材に、写真を主とした作品制作と発表を行う。近年では多摩川などの流路をリサーチし、制作活動を行っている
  • 著者について

    陣内 秀信 (ジンナイ ヒデノブ)
    陣内秀信(じんない ひでのぶ)
    法政大学 江戸東京研究センター 特任教授、中央区立郷土天文館 館長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ヴェネツィア建築大学留学、ユネスコのローマ・センターにて研修。専門はイタリア建築史・都市史。著書に『東京の空間人類学』(筑摩書房)、『水と都市』(編著、岩波書店)『水都東京―地形と歴史から読みとく下町・山の手・郊外』( 筑摩書房)、等。受賞歴にサントリー学芸賞、ローマ大学名誉学士号他。

    松田 法子 (マツダ ノリコ)
    松田法子(まつだ のりこ)
    京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授。博士(学術)。専門分野は建築史・都市史・領域史。水際の土地の居住に関する社会・文化・技術・景観の研究など、人と場所との豊かな関係と問題系について調査研究を行う。近年は「汀の人文史」をテーマに活動。著書に『絵はがきの別府』(左右社)、共著に『危機と都市──Along the Water』(左右社)、『変容する都市のゆくえ──複眼の都市論』(文遊社)、『渋谷の秘密』(PARCO 出版)等。

    齋藤 彰英 (サイトウ アキヒデ)
    齋藤彰英(さいとう あきひで)
    1983 年静岡県生まれ。2009 年東京藝術大学大学院修士課程修了。多摩美術大学情報デザイン学科、日本工学院八王子専門学校非常勤講師を兼任。地形と水の関係を題材に、写真を主とした作品制作と発表を行う。近年では多摩川などの流路をリサーチし、制作活動を行っている。主な個展に、「東京礫層 Tokyo Gravel」(東京、2021)、「川底に住う魚」(島根、2019)、「神の漁場」(東京、2016)、「いつか」(静岡、2015)等。

    山本敦子 (ヤマモト アツコ)
    山本敦子(やまもと あつこ)
    アートプロデューサー、コミュニケーションディレクター、エディター。芸術と社会の関係に着目し、公共空間におけるアートプロジェクトを各地で実施している。また、企業や自治体のブランディングや広報、PR 等、コミュニケーション活動の企画・ディレクションを手掛ける。アートプロジェクト「オープン・ウォーター~水(*)開く」を水辺という公共空間で実施したことをきっかけに、東京の水辺空間をリサーチ。その多様性、奥深さに興味を抱き、本書を企画した。

東京水辺散歩―水の都の地形と時の堆積をめぐる(自由時間サプリ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:技術評論社
著者名:陣内 秀信(総監修・著)/松田 法子(著)/齋藤 彰英(著)/山本 敦子(編)/宮越 昭暢(監修)
発行年月日:2022/11/09
ISBN-10:4297130955
ISBN-13:9784297130954
判型:A5
対象:実用
発行形態:単行本
内容:旅行
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:21cm
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