鬼の生活－左手のピアノで綴る野帳(舘野 泉　左手のピアノ・シリーズ) [単行本]

鬼の生活－左手のピアノで綴る野帳(舘野 泉　左手のピアノ・シリーズ) の 商品概要

• 目次

  1.はしり鬼
  2.はたらき鬼
  3.くつろぎ鬼
  4.わらひ鬼
  5.ふざけ鬼
  6.うたひ鬼
  7.をどり鬼
  8.ねむり鬼
  9.うなされ鬼
  10.いかり鬼
  11.あばれ鬼
  12.なき鬼
  13.かくれ鬼

• 内容紹介

  舘野泉の委嘱により2021年に作曲。「はしり鬼」や「くつろぎ鬼」などさまざまな鬼の様子を表現したユニークな作品。連続する全13章から成る。楽譜内にはそれぞれの場面を示す挿入文が記されており、豊かなイメージが広がる。「あるときは旅先で、あるときは心の奥で、事ある毎に出くわした鬼という鬼の生態を、人生の道半ば、夢中に参与観察し、左手のピアノで綴った虚実皮膜の野帳（フィールドノオト）」（作曲者前書きより）

• 著者について

  平野 一郎 (ヒラノ イチロウ)
  1996年より各地の祭礼と音楽を巡る踏査を行う。2001年より京都を拠点に作曲を本格始動、日本の風土や伝承に根差した創作を展開。響きや調べ、声と言葉の根源を探ね、失われた身体性・全人性を呼び覚す音楽世界を志す。日本財団特別奨励賞、青山音楽賞、京都市芸術新人賞、藤堂音楽賞、京都府文化賞奨励賞等受賞。ISCM2008入選。NHK-BS8K《落慶～奈良・興福寺》音楽制作。代表作：「四季の四部作」（女声独唱）モノオペラ「邪宗門」（女声+15楽器）「かぎろひの島」「鱗宮交響曲」（管弦楽）「八幡大縁起」「連作交響神樂」（声楽+管弦楽）「とこよのはる」（邦楽合奏）「胡絃乱聲」（復元琵琶+笙竽+打物+群声）オペラ「あの町は今日もお祭り」（全５幕）他。

鬼の生活－左手のピアノで綴る野帳(舘野 泉　左手のピアノ・シリーズ) の商品スペック