依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか [単行本]
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依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2023/04/12
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依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。依存症は「病気」なのか?それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか―?圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。『ニューヨーカー』ベスト・ブックス・オブ・2022。
  • 目次

    イントロダクション
    著者はしがき

    第I部 名前を探して
    第1章 出発点――「依存症」以前
    第2章 エピデミック
    第3章 意志の病い

    第II部 不節制の時代
    第4章 憑依
    第5章 アメリカ初のオピオイド・エピデミック
    第6章 ジャンキー

    第III部 現代の依存症のルーツ
    第7章 近代アルコホリズム運動
    第8章 よい薬物、悪い薬物

    第IV部 試される依存症
    第9章 リハビリテーション
    第10章 ゼロ・トレランス
    第11章 依存症を理解する

    結論 回復

    謝辞
    解題 (松本俊彦)
    原註
    図版クレジット一覧
    索引
  • 出版社からのコメント

    依存症は「病気」なのか? アルコール依存症から回復した精神科医が、圧倒的な筆力で概念の変遷から対策の歴史までを詳らかにする。
  • 内容紹介

    ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。
    アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。
    依存症は「病気」なのか? それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか――? 圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。

    「本書は、米国のみならず、国際的な薬物政策に大きな影響を及ぼす一冊となりうる力を備えている。その意味で、依存症の治療・支援はもとより、政策の企画・立案、さらには啓発や報道にかかわる者すべてにとっての必読書であると断言したい」(松本俊彦「解題」より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    フィッシャー,カール・エリック(フィッシャー,カールエリック/Fisher,Carl Erik)
    依存症専門医、生命倫理学者。コロンビア大学臨床精神医学助教授、法律・倫理・精神医学部門勤務。瞑想とマインドフルネスを用いた統合的アプローチによる依存症治療を中心に、精神科の個人診療を行っている。コロンビア大学のサイエンス・ライティング集団「ニューライト」に所属し、「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」「ガーディアン」などに寄稿している

    松本 俊彦(マツモト トシヒコ)
    精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職

    小田嶋 由美子(オダジマ ユミコ)
    翻訳家。明治大学大学院法学研究科修了
  • 著者について

    カール・エリック・フィッシャー (カールエリックフィッシャー)
    (Carl Erik Fisher)
    依存症専門医、生命倫理学者。コロンビア大学臨床精神医学助教授、法律・倫理・精神医学部門勤務。瞑想とマインドフルネスを用いた統合的アプローチによる依存症治療を中心に、精神科の個人診療を行っている。コロンビア大学のサイエンス・ライティング集団「ニューライト」に所属し、「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」「ガーディアン」などに寄稿している。

    松本俊彦 (マツモトトシヒコ)
    (まつもと・としひこ)
    精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。著書に『自傷行為の理解と援助』(日本評論社 2009)『もしも「死にたい」と言われたら』(中外医学社 2015)『薬物依存症』(ちくま新書 2018)『誰がために医師はいる』(みすず書房 2021)他多数。訳書にターナー『自傷からの回復』(監修 みすず書房 2009)カンツィアン他『人はなぜ依存症になるのか』(星和書店 2013)他多数。

    小田嶋由美子 (オダジマユミコ)
    (おだじま・ゆみこ)
    翻訳家。明治大学大学院法学研究科修了。訳書にヤング『インターネット中毒』(毎日新聞社 1998)アング『デジタル写真大事典』(共訳 エムピーシー 2005)ガワンデ『予期せぬ瞬間』(共訳 みすず書房 2017)ウェスタビー『鼓動が止まるとき』(みすず書房 2018)プリスビロー『意識と感覚のない世界』(みすず書房 2019)コセフ『ネット企業はなぜ免責されるのか』(みすず書房 2021)ラーソン『ワクチンの噂』(みすず書房 2021)他多数。

依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:カール・エリック フィッシャー(著)/松本 俊彦(監訳)/小田嶋 由美子(訳)
発行年月日:2023/04/10
ISBN-10:4622096021
ISBN-13:9784622096023
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:456ページ
縦:19cm
重量:530g
その他: 原書名: THE URGE:Our History of Addiction〈Fisher,Carl Erik〉
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