ブラームス　ピアノのための51の練習曲－初出版の追加練習曲併録(ウィーン原典版) [単行本]

ブラームス　ピアノのための51の練習曲－初出版の追加練習曲併録(ウィーン原典版) の 商品概要

• 目次

  ピアノのための51の練習曲
  補遺　30の追加練習曲

• 内容紹介

  ウィーン原典版の「51の練習曲」では51の練習曲に加え、ほとんどが初出版の、30の追加練習曲も収録する。多く演奏活動を重ねたピアニストでもあったブラームスによる効果的なテクニックの鍛え方の指南本といえるだろう。ベーシックでありながら工夫に富んだものが多く、重音・レガート・オクターヴ・半音階など、多岐にわたるテクニックの練習を積むことが出来る。また、ブラームスが即興的に練習曲を変えながら練習していたことを踏まえ、同じ練習曲でも何パターンかを掲載し、現代の奏者も同じようにヴァリアントを練習できるようにしている。
  ブラームスの楽曲に出てくる頻出テクニックに加え作曲語法に迫れる面もある、ピアノ学習者にとって大変ためになる楽譜である。
  翻訳はピアニストで学芸大にて教鞭をとる野田清隆が担当する。

• 著者について

  野田 清隆 (ノダ キヨタカ)
  ブラームスと20世紀作品による一連のリサイタルで東京藝術大学から博士号取得。第64回日本音楽コンクール第１位。以来全国各地での音楽祭、放送、録音など活発な演奏活動を行う。下野竜也、広上淳一、S.カンブルラン、A.ラザレフ等の指揮のもと読売日響、日本フィル、東京交響楽団、シティフィル、藝大フィル、札幌響、神奈川フィル、名古屋フィル、京都市響、大阪響、広島響、九州響でソリストを務めるほか愛知室内管では弾き振りも行う。室内楽でも常に共演を求められている。尾高惇忠《ピアノ協奏曲》初演やブーレーズ《シュル・アンシーズ》日本初演に携わる。尾高惇忠《音の海から》、小野富士［おのふじの憧れ］、高橋敦［Ode for Trumpet］、花崎薫［ベートーヴェン：チェロとピアノの作品全集］等のCDがある。藝大講師を経て東京学芸大学准教授、東京音大指揮科アドヴァイザーの傍ら、2022年より田代俊文氏に指揮を師事。

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