隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人 [単行本]
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隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2023/06/20
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隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界から人々を引きつけるグローバル都市、アムステルダムは、すでに400年にわたって移民や難民を受け入れてきた。とくにユダヤ人の受容では、西欧でも有数の規模を誇る。アンネ・フランクもスピノザも迫害されて故国を離れ、この街にたどり着いた移民二世だった。そして街の随所にある広場は、市民の日常生活の場であると同時に、移住したばかりの新参者にとっても、都市社会になじみ、人と繋がる重要な空間だった。アンネも思いっきり広場で友だちと遊んでいた。しかし1940年、ナチ・ドイツが侵攻してユダヤ人迫害がはじまると、アンネ一家のように隠れ家に潜んだ人たちもいたが、最終的にはオランダから10万人を超えるユダヤ人がアウシュヴィッツなど強制収容所に送られ、その多くが死亡した。他方アムステルダムでは、保育士、大学生、法律家などさまざまな人々が、命がけでユダヤ人を支援する抵抗運動に加わった。現在、世界のあちこちで戦火が絶えず、難民は増えつづけている。日本にとっても、この街の経験は示唆的だろう。なお、アンネとオードリー・ヘプバーンは同い年。このふたりの人生は、意外なかたちで交差する。戦争に翻弄されるなかで、いくつもの物語が生まれた。
  • 目次

    本書関連地図

    序章 「隠れ家」と「広場」
    第2章 「寛容の国」オランダ共和国の光と影
    第3章 19世紀アムステルダム、都市改革の夢――サルファーティの「約束の地」
    第4章 メルウェーデ広場の青春――広場の少女アンネ
    第5章 「涙の館」、オランダ劇場にて
    第6章 保育士たちのレジスタンス
    第7章 学生たちのレジスタンス――大時計の下で
    第8章 カルマイヤーのリスト――法律家たちのレジスタンス
    第9章 オードリー・ヘプバーンとアンネ・フランク――魂の邂逅
    第10章 隠れ家、その後――アンネと仲間たちの「命のバトン」
    第11章 終戦と解放――『アンネの日記』が刊行されるまで
    第12章 戦後補償と歴史認識の新展開
    終章 明日もきっと、元気でね――トークショーの女王、ソンヤ・バーレント

    あとがき

    索引
  • 出版社からのコメント

    アンネ・フランクやスピノザが住んだこの街は、歴史的に難民・移民に寛容で、彼らを支援する市民のレジスタンス活動も盛んだった。
  • 内容紹介

    アンネ・フランクとスピノザは、ともに迫害されて故国を離れ、アムステルダムにたどり着いた移民二世だった。世界から人々を引きつけるこのグローバル都市は、すでに400年にわたって移民や難民を受け入れてきた「寛容」な街だ。とくにユダヤ人の受容では、西欧でも有数の規模を誇る。そして街の随所にある広場は、市民の日常生活の場であると同時に、移り住んだばかりの新参者にとっても、都市社会になじみ、人と繋がる重要な空間だった。アンネも引っ越してから8年間、思いっきり広場で友だちと遊んでいた。
    しかし1940年、ナチ・ドイツが侵攻してユダヤ人迫害がはじまると、アンネ一家のように隠れ家に潜んだ人たちもいたが、最終的にはオランダから10万人を超えるユダヤ人がアウシュヴィッツなど強制収容所に送られ、その多くが死亡した。
    他方アムステルダムでは、保育士、大学生、法律家などさまざまな人々が、命がけでユダヤ人を支援するレジスタンス活動に加わった。現在、世界のあちこちで戦火は絶えず、難民が増えつづけている。日本にとっても、この街の経験は示唆的だろう。
    なお、アンネとオードリー・ヘプバーンは同い年。このふたりの人生は、意外なかたちで交差する。戦争に翻弄されるなかで、いくつもの物語が生まれた。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    水島 治郎(ミズシマ ジロウ)
    東京大学教養学部卒業。1999年、東京大学大学院法学政治研究科博士課程修了。甲南大学法学部助教授などを経て、千葉大学大学院社会科学研究院教授。専攻はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治。著書『反転する福祉国家:オランダモデルの光と影』(岩波書店、2012、第15回損保ジャパン記念財団賞)、『ポピュリズムとは何か:民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016、第38回石橋湛山賞)ほか
  • 著者について

    水島治郎 (ミズシマジロウ)
    (みずしま・じろう)
    東京大学教養学部卒業。1999年、東京大学大学院法学政治研究科博士課程修了。甲南大学法学部助教授などを経て、現在 千葉大学大学院社会科学研究院教授。専攻はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治。著書 『反転する福祉国家:オランダモデルの光と影』(岩波書店、2012、第15回損保ジャパン記念財団賞)、『ポピュリズムとは何か:民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016、第38回石橋湛山賞)、『ポピュリズムという挑戦:岐路に立つ現代デモクラシー』(編著、岩波書店、2020)、『アフターコロナの公正社会:学際的探究の最前線』(共編著、明石書店、2022)。訳書 フェルフーフェン『アンネ・フランクはひとりじゃなかった:アムステルダムの小さな広場 1933-1945』(共訳、みすず書房、2022)。他に共著・編著多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:水島 治郎(著)
発行年月日:2023/06/16
ISBN-10:4622095580
ISBN-13:9784622095583
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
重量:395g
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