付加価値ファースト―常識を壊す旭鉄工の経営 [単行本]
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付加価値ファースト―常識を壊す旭鉄工の経営 [単行本]

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出版社:技術評論社
販売開始日: 2024/01/06
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付加価値ファースト―常識を壊す旭鉄工の経営 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    トヨタの教えを実践で叩き上げた経営の仕組みを全公開。
  • 目次

    ■■はじめに
    ■旭鉄工の2つのDX
    ■必要なのはIT人材ではなく経営者自身がDX人材になること



    ■■■第1章 会社の変革にあたり持つべき3つの視点

    ■■付加価値ファースト
    ■「今までやってきた=正しい」わけではない
    ■考えるべきは付加価値=アウトプットの増大
    ■自分が変わる、周囲も変える
    ■デジタルで楽をする
    ■トヨタ生産方式はIoTで進化する
    ■カイゼンの目的は人減らしではない
    ■儲からないカイゼン

    ■■困難を突破する覚悟を持つ
    ■自動車部品製造業の3つの脅威
    ■「変革を止める=生き残りを諦める」こと
    ■「だれ1人取り残さない」の罠 ~全員が幸福なる施策などない
    ■DXはDよりX、三ザルを退治する

    ■■とにかくやってみる
    ■やらないと取り残される
    ■やらない言いわけをしない
    ■とりあえずやってみるからうまくいく
    ■方向を明確に示して任せる



    ■■■第2章 見える化すべきは数値ではなく問題

    ■■問題がないのではなく、見えてないだけ
    ■見えない問題は直らない
    ■旭鉄工が重視する3つの見えない問題

    ■■24時間365日データを自動収集し、問題を見える化する仕組みをつくる
    ■トヨタと同じようには管理できない
    ■データの収集と処理はシステムに任せる
    ■iXacsの基本的な動作アルゴリズム
    ■人の手を煩わせず数値を分析し問題を見える化
    ■IoTは監視ではなく現場のアピールの道具

    ■■データ収集にあたっての考え方
    ■収集するデータは目的から決める
    ■経営的な視点で考える
    ■データの精度より活用・実行
    ■対象ラインは効果が大きそうなところを選び、スモールスタートで効果を出しながら広げる



    ■■■第3章 儲かるカイゼンの仕組み

    ■■経営と現場のカイゼンをつなげる
    ■デジタルの力を借りてPDCAを高速に回す
    ■コラム 「カイゼン」と「改善」の違い
    ■製造ラインの目標を経営とリンクさせる
    ■「ラインストップミーティング」でチームでPDCAを回す
    ■横展ボードで進捗とノウハウを共有する
    ■「変遷図」で目標と現在の実力との乖離を把握
    ■主要4項目の日々の数値をチェックする
    ■カイゼンで労務費が抑制される仕組み

    ■■データでカイゼンの切り口を探す
    ■影響の大きい停止要因は何か?
    ■サイクルタイム遅れか、チョコ停か、ドカ停か?
    ■人や時間によるCTバラつきはないか?
    ■対策アイテムを積み上げる ~できるまでやる
    ■「横展卒業式」で社長に報告する ~カイゼン効果はサチらない
    ■コラム 在庫の低減は目的ではなく、カイゼンの副次効果
    ■収支フォロー会議で月次決算の分析と現場のカイゼン進捗フォローを同時におこなう



    ■■■第4章 挑戦する風土への変革

    ■■風土を改革するのは仕組みではなく行動
    ■自分が変化することでしか風土は変えられない
    ■自分ごとと取るか、他人ごとと取るか
    ■旭鉄工の4つの風土改革

    ■■付加価値ファースト
    ■他社がやってないことをやる
    ■価格競争より価値競争
    ■付加価値のない作業はやめる

    ■■失敗を恐れずやってみる
    ■費用の低減よりも効果の最大化を考える
    ■小さな挑戦の機会を作る
    ■怪我以外は失敗していい
    ■詳細な計画立案を求めない
    ■細かい指示をしない
    ■完璧を求めない
    ■直接関係ない領域に手を出してみる

    ■■ほめる・楽しくやる
    ■お金よりもほめられることこそが報酬
    ■横展卒業式で社長自らカイゼン活動をほめる
    ■遊び心を持つ
    ■メディアへの露出に積極的に取り組む

    ■■情報・ノウハウを共有する
    ■Slackを利用し、投稿を促す工夫をする
    ■Slack上でノウハウを共有
    ■コラム 旭鉄工のカイゼン活動はゲーミフィケーション



    ■■■第5章 カイゼンの民主化

    ■■カイゼンのナレッジマネジメント
    ■ムダを見つけるには「足を見て、手を見て、目を見よう」
    ■「横展アイテムリスト」がカイゼンをスピードアップする
    ■カイゼンの9つの上位概念「イマドキフキソカチ」

    ■■カイゼン人材を育成する組織をつくる
    ■カイゼン人材の増やし方
    ■カイゼン市民ランナーを育成する

    ■■ChatGPTでカイゼンの民主化を推し進める
    ■ノウハウが増えるほど探すのが難しくなる
    ■生成AIをノウハウ集約・展開の責任者に任命
    ■会社の枠を越えてノウハウを共有
    ■カイゼン活動を非競争領域に



    ■■■第6章 限量経営のための原価管理と利益管理

    ■■生き残りをかけた限量経営
    ■損益分岐点を下げて生き残る
    ■利益体質と損益分岐点を線で見極める
    ■利益体質を大幅に改善(損益分岐点29億円低下、利益10億円増)
    ■売上と利益の関係を改善するために必要な2つのこと

    ■■原価を正確に把握し低減をおこなう
    ■可動率がわからないから損失が見えない
    ■労務費とエネルギー費以外の原価の算出を見直す
    ■IoTデータは交渉の武器

    ■■適切な売価を設定する
    ■「売価が安い=競争力」ではない
    ■原価低減を伴わない売価低減は厳禁
    ■「原価企画会議」で原価低減と利益確保の両方をチェックする

    ■■さらなる付加価値の見える化と追求
    ■製造現場と経営層が同じ経営指標を管理する
    ■「総付加価値額」の最大化を狙う
    ■これから重要になる2つの指標
    ■コラム 正常を管理するな、異常を管理せよ
    ■指標を改善するのは製造現場だけの責任ではない


    ■■■7章 儲かるカーボンニュートラルの秘密

    ■■コストをかけずムダの排除でCO2排出量を低減
    ■カーボンニュートラルを推進しなければならない理由
    ■中堅中小のカーボンニュートラル推進は省エネから

    ■■ムダを見える化する
    ■見える化すべきは数値ではなく問題
    ■製造業の待機電力は一般家庭よりひと桁多い
    ■蛍光灯さえ消せば省エネしてると思ってた
    ■電気使用量のデータだけではムダが見えない
    ■ムダな電力の分析方法
    ■ムダな電気使用量が見えるメリット
    ■電気使用量を低減する手法と順番

    ■■待機電力の削減
    ■待機状態を3つに分ける
    ■①大きな待機電力を消費する時間を短くする
    ■②待機電力そのものを小さくする
    ■コラム 「電源切ってます」と言っても……

    ■■停止電力の削減
    ■①停止時間を短くする
    ■②停止電力そのものを小さくする

    ■■正味電力の削減
    ■サイクルタイムを短縮して、時間あたりの出来高を増やす
    ■電力変遷図をもとに生産性向上と電力低減を同時におこなう

    ■■その他電力の削減
    ■設備の電源とエアの供給を連動して漏れを低減

    ■■電力削減を進める仕組みと成果
    ■横展アイテムリストの電力バージョンでさらなるCO2排出量削減へ
    ■カイゼンによりCO2排出量はどれだけ削減できたか
    ■データを使ったカーボンニュートラル推進の6つのステップ
    ■コラム 旭鉄工でおこなっているCO2排出量の見える化



    ■■■第8章 自社のツールとノウハウの外販

    ■■DXサービスをつくる
    ■既存の現場とリソースを活かして新しい付加価値を生み出す
    ■DXサービス構築の留意点

    ■■カイゼンをKaaSとしてサービス化
    ■問題を直さないと意味がない
    ■①IoTモニタリングサービスiXacs
    ■コラム iXacsのコストパフォーマンスを計算すると
    ■②伴走支援
    ■③IoT改善塾(旭鉄工流カイゼン活動の実践)
    ■コラム i Smart Technologiesのその他のサービス



    ■■■第9章 さらなる付加価値の追求と創造

    ■■経営指標から社会インフラへと広がるIoTデータの可能性
    ■IoTデータから計算される指標と実際の経営指標数値の相関
    ■コラム IoTで決算数値を予測する
    ■IoTサプライチェーンマネージメント

    ■■製造IoTデータの他領域での活用の可能性
    ■金融機関での活用
    ■IoTデューデリジェンス
    ■リース会社での活用
    ■IoTマクロ経済把握と予測
    ■コラム 生産個数ではなく付加価値額での比較が必要

    ■■経営のアルゴリズム化
    ■経営GAIが付加価値ファーストを加速する
    ■人間に求められることとは
  • 内容紹介

    「収益性が低く、事業を将来も継続していけるか不安だ」
    「新しい取り組みに着手しようにも社内の抵抗が大きい」
    「環境への配慮が必要だが、コストを掛ける余裕がない」

    そんな会社を経営経験ゼロから変えていき、収益を10億円改善しつつ、CO2排出量を21%削減できた秘密とは?

    ・変革に必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること
    ・「見ザル」「言わザル」「使わザル」改善を阻む“三ザル”をなくす
    ・ChatGPTとカイゼンの上位概念「イマドキフキソカチ」でカイゼンを民主化
    ・売上が増えても利益は増えない、限られた売上高でも生き残るようにする
    ・社長自らSlackで発信、挑戦や情報共有がしやすい風土をつくる
    ・利益を増やしてCO2を減らす“儲かるカーボンニュートラル”を実現
    ・自社のDXの成果をサービス化、会社の枠を越えてノウハウを共有

    トヨタ自動車での18年間にわたる車両開発で培われたエンジニアリングセンス、トヨタ生産方式の知識、現地現物を大事にする姿勢の3つを融合させ、実践で叩き上げた斬新な経営ノウハウを全公開。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 哲也(キムラ テツヤ)
    旭鉄工株式会社代表取締役社長。i Smart Technologies株式会社代表取締役社長CEO。1992年東京大学大学院工学系修士修了、トヨタ自動車に21年勤務。おもに車両運動性能の開発に従事後、生産調査室でトヨタ生産方式を学び2013年旭鉄工に転籍。製造現場はもちろん、経理、営業でもIoTデータを活用する体制を構築し、労務費を年4億節減するなどで損益分岐点を29億円下げ、同じ売上高で利益を10億円上乗せ。電力分CO2排出量もすでに26%低減など大きな成果を上げる。2018年に経済産業省主催「第7回ものづくり日本大賞特別賞」を受賞するなど受賞歴多数。これまで、数百回の講演、100社以上の改善指導実績あり。日本デジタルトランスフォーメーション推進協会アドバイザー
  • 著者について

    木村 哲也 (キムラ テツヤ)
    旭鉄工株式会社 代表取締役社長。i Smart Technologies株式会社 代表取締役社長 CEO。1992年東京大学大学院工学系修士修了、トヨタ自動車に21年勤務。車両運動性能の開発に従事後、生産調査室でトヨタ生産方式を学び2013年旭鉄工に転籍。製造現場、経理、営業でIoTデータを活用する体制を構築し、労務費を節減するなどで損益分岐点を29億円下げ、同じ売上高で利益を10億円上乗せ。電力分CO2排出量も26%低減など大きな成果を上げる。2018年に経済産業省主催「第7回 ものづくり日本大賞 特別賞」など受賞歴多数。著書:『Small Factory 4.0 ~第四次「町工場」革命を目指せ!』(三恵社)日本デジタルトランスフォーメーション推進協会アドバイザー。【ホームページ】http://www.asahi-tekko.co.jp/、https://www.istc.co.jp/【X】https://twitter.com/tetsusw20【Facebook】https://www.facebook.com/tetsuya.kimura.12

付加価値ファースト―常識を壊す旭鉄工の経営 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:技術評論社
著者名:木村 哲也(著)
発行年月日:2024/01/12
ISBN-10:4297138913
ISBN-13:9784297138912
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:19cm
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