観光の公共創造性を求めて―ポストマスツーリズムの地域観光政策を再考する [単行本]
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観光の公共創造性を求めて―ポストマスツーリズムの地域観光政策を再考する [単行本]

上山 肇(編著)須藤 廣(編著)増淵 敏之(編著)
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出版社:公人の友社
販売開始日: 2024/01/13
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観光の公共創造性を求めて―ポストマスツーリズムの地域観光政策を再考する の 商品概要

  • 目次

     まえがき--観光の光と影(須藤 廣)

     第一部 観光総論
     第1章 日本における観光の変容とポストマスツーリズム(ニューツーリズム)の誕生(須藤 廣)
     第2章 境界物の創発性をとらえる北九州市における「明治日本の産業革命遺産」の観光化と、その「無節操さ」あるいは「無尽蔵さ」をめぐる考察(濱野 健)
     第3章 ツーリズムワールド──惑うまちのアイデンティティ(山本 朋人)
     第4章 観光産業が主導する沖縄県のLGBTQツーリズムの可能性と課題(中田 久美子)
     第5章 コンテンツツーリズムについての政策的考察観光で変容する地域とアニメの〈真正性〉(齋藤 光之介)
     
     第二部 メディア・文化 
     第6章 ミュージックツーリズムの行方-日本では何故、ポップミュージックの聖地巡礼が一般化しないのか-(増淵 敏之)
     第7章 産業観光の可能性を問う-世界遺産 富岡製糸場の観光活用を例に(岩田 真理子)
     第8章 情報を消費する観光行動スマートフォンの普及と情報回遊(森 直人) 
     
     第三部 まちづくり-政策 
     第9章 水辺を活用した新しい公共空間づくりと地域観光政策(上山 肇)
     第10章 観光立国の推進と地方都市におけるインバウンド政策(内桶 克之)
     第11章 スポーツ政策における地方都市の観光まちづくり-埼玉県熊谷市「ラグビータウン熊谷」を事例として-(御正山 邦明)

     第四部 まちづくり-事例
     第12章 美肌ツーリズムを考える-島根県を事例として-(小泉 京子)
     第13章 徳川家・江戸時代の歴史を感じる東京での遺跡ツーリズム-NHK大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地・東京での遺跡巡り(櫻井 佳奈子)
     第14章 まちあるきと観光(鈴木 里奈)
     第15章 観光が変える地域のイメージ~大阪市西成区における多国籍化と観光的集客力~(早川 諒)
     第16章 日常生活圏域における観光の可能性-「まち歩き」による地元暮らしのリテラシーの醸成-(鹿森 真祥)
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    コロナ禍を経た今、観光の「光と影」両方に目を向け、その狭間から地域の新しい価値と連帯を創りあげてゆく観光とは何かを模索する。
  • 内容紹介

    マスツーリズム以降、観光は自らが持つ暴力性や非対称的な人と人との交流を軽減・解消するあり方を探ってきた。コロナ禍が明け、観光は一見平常に戻ったように思える。しかしながら様々なリスクが露骨に浮き彫りとなった結果、観光を巡る社会的状況は間違いなく岐路に立たされている。今こそ観光の「光と影」両方に目を向け、その狭間から地域の新しい価値と連帯をつくりあげてゆく観光とは何かを模索する必要がある。新しい観光の理論から実践例まで幅広く語る。本書はコロナ禍の最中に書かれた『ポストマスツーリズムの地域観光政策』をコロナ禍後の時代変化に合わせ、一部は大幅に書き変え、また多くは書き手を変えて新しく書き加えたものである。

    図書館選書
    コロナ禍で観光が持つ暴力性や非対称的な人と人との交流が露骨に浮き彫りにされた。世界的危機が忘れ去られる前に観光の「光と影」両方に目を向けその狭間から地域の新しい価値と連帯を創りあげてゆく観光とは何かを模索する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上山 肇(カミヤマ ハジメ)
    法政大学大学院政策創造研究科教授。法政大学地域研究センター兼担研究員。千葉大学工学部建築学科卒業、千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了、博士(工学)。法政大学大学院政策創造研究科博士課程修了、博士(政策学)。民間から東京都特別区管理職を経て、現職。行政では都市計画、まちづくり等を歴任。日本建築学会では環境工学委員会(親水とSDGs小委員会主査)、外部委員では現在、狛江市かわまちづくり計画策定協議会委員長、静岡市商業振興審議会アドバイザーなどを務める。一級建築士

    須藤 廣(スドウ ヒロシ)
    APU立命館アジア太平洋大学客員教授、北九州市立大学名誉教授。1953年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。高校教員を経て、法政大学大学院修士課程(社会学専攻)修了。日本大学大学院博士後期課程(社会学専攻)単位取得満期退学。北九州市立大学文学部教授、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授、法政大学大学院政策創造研究科教授を経て現職。専門は観光社会学、文化社会学

    増淵 敏之(マスブチ トシユキ)
    法政大学大学院政策創造研究科教授。文化経済学会(日本)特別理事、コンテンツツーリズム学会会長、希望郷いわて文化大使、岩手県文化芸術審議委員会委員、など多数
  • 著者について

    上山肇 (カミヤマハジメ)
    法政大学大学院政策創造研究科教授。法政大学地域研究センター兼担研究員。千葉大学工学部建築学科卒業、千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了、博士(工学)。法政大学大学院政策創造研究科博士課程修了、博士(政策学)。民間から東京都特別区管理職を経て、現職。行政では都市計画、まちづくり等を歴任。日本建築学会では環境工学委員会(親水とSDGs小委員会主査)、外部委員では現在、狛江市かわまちづくり計画策定協議会委員長、静岡市商業振興審議会アドバイザーなどを務める。一級建築士。

    須藤廣 (スドウヒロシ)
    法政大学大学院政策創造研究科教授。1953年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。高校教員を経て、法政大学大学院修士課程(社会学専攻)修了、日本大学大学院博士後期課程(社会学専攻)単位取得満期退学、北九州市立大学文学部教授、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授を経て現職。専門は観光社会学、文化社会学。主著『観光社会学-ツーリズム研究の冒険的試み』明石書店2005年、『観光化する社会-観光社会学の理論と応用』ナカニシヤ出版2008年、『ツーリズムとポストモダン社会-後期近代における観光の両義性』明石書店2012年。

    増淵敏之 (マスブチトシユキ)
    法政大学大学院政策創造研究科教授。文化経済学会〈日本〉特別理事、コンテンツツーリズム学会会長、希望郷いわて文化大使、岩手県文化芸術審議委員会委員、など多数、主な著作に『物語を旅するひとびと』(彩流社)『おにぎりと日本人』(洋泉社)『「湘南」の誕生』(リットーミュージック)「韓国コンテンツはなぜ世界を席巻するのか」(徳間書店)などがある。

    濱野健 (ハマノタケシ)
    北九州市立大学文学部人間関係学科教授。1978年生まれ。ウェスタンシドニー大学人文学部Ph.D.。専門は移動の社会学・家族社会学など。主な著書に『観光が社会をつくる-メディア・身体・リアリティの観光社会学』(須藤廣・遠藤英樹・山口誠・松本健太郎・神田孝治・高岡文章編)明石書店 2023年、『観光メディア論』(遠藤英樹・寺岡伸悟・堀野正人編)ナカニシヤ 出版 2014年、等。

    山本朋人 (ヤマモトトモヒト)
    会社員。1987 年鳥取県倉吉市生まれ。2010 年北九州市立大学文学部卒業、2018 年法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻修士課程修了。主な業績に本書の前版『ポスト・マスツーリズムの地域観光政策─新型コロナ危機以降の観光まちづくりの再生へ向けて』第2章(公人の友社 2021年)、『観光が世界をつくる』第9章(須藤廣・遠藤英樹・山口誠・松本健太郎・神田孝治・高岡文章編)明石書店 2023 年。

    中田久美子 (ナカダクミコ)
    共栄大学国際経営学部専任講師。静岡県静岡市出身。法政大学人間環境学部卒業後、電鉄系旅行会社、リクルートゼクシィ編集部、国際短期大学国際コミュニケーション学科専任講師を経て、現職。2022年法政大学大学院政策創造研究科を修了(政策学)。

    齋藤光之介 (サイトウコウノスケ)
    法政大学大学院政策創造研究科修士課程。『ゆるキャン△』をめぐるファンの聖地巡礼実践をもとに、コンテンツツーリズムにおける消費文化としての側面を研究。

    岩田真理子 (イワタマリコ)
    江戸川区役所勤務。1986 年、群馬県生まれ。埼玉大学教養学部卒業。在職中に法政大学大学院政策創造研究科を修了(政策学)し、2020年に和歌山大学大学院観光学研究科博士後期課程単位取得満期退学。

    森直人 (モリナオト)
    跡見学園女子大学観光コミュニティ学部兼任講師。1956年生まれ。佐賀県佐賀市出身。1980年東京大学法学部卒業。株式会社電通に勤務しながら法政大学大学院政策創造研究科修士課程を経て、2018年博士後期課程単位取得退学。政策学修士。主な業績に『ポスト・マスツーリズムの地域観光政策─新型コロナ危機以降の観光まちづくりの再生へ向けて』第7章(公人の友社 2021年)。

    内桶克之 (ウチオケカツユキ)
    笠間市議会議員(副議長)、修士(政策学)。茨城県生まれ。日本大学農獣医学部卒業、法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了。笠間市市民活動課長、産業経済部参事を経て2018年12月から現職。2017年11月台北で開催された「国際農業旅行発展シンポジウム」に台湾政府からの招聘により講演者・パネラーを務める。修士論文は、「観光まちづくりにおける地域資源を活用した観光政策のあり方に関する研究-茨城県内市町村の調査・事例から-」。

    御正山邦明 (ミショウヤマクニアキ)
    法政大学大学院政策創造研究科修士課程。1965年生まれ。埼玉県出身。東京都板橋区役所にて、道路・公園設計、道路監察、交通政策、市街地再開発事業、連続立体交差事業等に従事。学会発表として、「地方自治体のスポーツ政策とまちづくり-埼玉県熊谷市「ラグビータウン熊谷」を事例として」(自治体学会)、「連続立体交差事業により生み出される空間活用の計画形成プロセスに関する考察-東京都内の5路線を事例として-」(共著、建築学会)など。

    小泉京子 (コイズミキョウコ)
    法政大学大学院政策創造研究科修士課程。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。修士(比較組織ネットワーク学)。津田塾大学学芸学部卒業後、㈱ポーラに入社。化粧品開発、プロモーション、広告宣伝、美容研究、販売組織開発、店舗開発、ファッション事業責任者など、美容や化粧品に関する様々な業務に従事する。47都道府県を対象にした業務が多かったため地域に興味を持ち、現在「地域と古民家」の研究に取り組んでいる。

    櫻井佳奈子 (サクライカナコ)
    法政大学大学院政策創造研究科修士課程。公務員。埋蔵文化財担当の学芸員。1972年生まれ。駒澤大学歴史学科考古学専攻卒。豊島区、港区、杉並区など東京を中心に遺跡調査に従事。日々の調査で発見される遺跡を都市政策の視点から活用する研究に取り組んでいる。一般社団法人日本考古学協会会員。江戸遺跡研究会会員。

    鈴木里奈 (スズキリナ)
    北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程。同大学院修士課程修了(観光学)。札幌市立大学デザイン学部卒業。1995年生まれ、北海道の空知出身。主な論文は『観光目的地としての「故郷」-故郷概念の変遷と真正性』(観光研究Vol.35/No.1)、『記憶の継承過程における個人的記憶の想起と接続』(国際広報メディア・観光学ジャーナルVol.35)。専門は観光社会学、空知の炭鉱遺産でフィールドワークに取り組む。

    早川諒 (ハヤカワリョウ)
    法政大学大学院政策創造研究科修士課程。1990年長野県生まれ。慶熙大学国際教育院韓国語課程修了。京都橘大学現代ビジネス学部都市環境デザイン学科卒業。韓進グループ入社。貿易商社、日本語教育業界を経て2020年からは専門学校にて観光教育に従事。主要業績「大阪市における多文化共生政策の課題と今後のあり方に関する考察」(共著、法政大学地域研究センター、地域イノベーション2022vol.15)など。

    鹿森真祥 (シカモリマサヨシ)
    西東京市役所勤務。1977年生まれ、東京都出身。法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了(政策学)。産業振興、企画政策部門において、地方創生事業として観光振興事業、駅前情報発信プロジェクト等のシティープロモーション施策に従事。市の主要事業、一店逸品事業、女性の働き方サポート推進事業等の企画立案を手掛ける。西東京シティロゲイン実行委員会アドバイザー。日本FP協会認定AFP。

観光の公共創造性を求めて―ポストマスツーリズムの地域観光政策を再考する の商品スペック

商品仕様
出版社名:公人の友社
著者名:上山 肇(編著)/須藤 廣(編著)/増淵 敏之(編著)
発行年月日:2023/12/25
ISBN-10:4875559089
ISBN-13:9784875559085
判型:A5
発売社名:公人の友社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:298ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
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