はじめてのAIリテラシー―基礎テキスト 改訂新版 [単行本]
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はじめてのAIリテラシー―基礎テキスト 改訂新版 [単行本]

岡嶋 裕史(共著)吉田 雅裕(共著)


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出版社:技術評論社
販売開始日: 2024/09/18
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はじめてのAIリテラシー―基礎テキスト 改訂新版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    AIリテラシー教育をカリキュラムに導入したい先生に最適!本書は「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)」(通称MDASH)の2024年2月改訂に対応しています。MDASHの「導入」「基礎」「心得」「選択(オプション)」モデルカリキュラムに準拠した内容です。14章の構成で、半期15回の講義で進められるよう工夫されています。AIのしくみやデータ分析、プログラミングやデータ活用など、AIリテラシーを幅広く学べます。
  • 目次

    ■第1講 AIリテラシーとは
    ◆1-1 AIの定義
    ●AIとは
    ●強いAIと弱いAI
    ●人間らしさとAI(チューリングテスト)
    ●中国語の部屋
    ●チャットボット
    ●ELIZA効果

    ◆1-2 なぜAIが必要とされているのか
    ●AIへの期待
    ●ハイプ曲線
    ●AIブーム

    ◆1-3 生成AI
    ●生成AIブーム
    ●ChatGPTの問題点

    ◆1-4 この本ではどこまで学ぶか
    ●AIのしくみや原理
    ●AIの限界や注意点
    ●AIの発展と人間の自由
    コラム 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度について

    ■第2講 社会でどのような変化が起きているか
    ◆2-1 ビッグデータ、IoT、5Gなどの登場
    ●ビッグデータとは
    ●ビッグデータの定義
    ●オープンデータの活動
    ●機械判別可能なデータの作成・表記方法
    ●IoTとビッグデータ
    ●5GはIoTを促進
    コラム AIの性能はどんどん上がる?

    ◆2-2 第4次産業革命、Society5.0
    ●進化するテクノロジーと社会
    ●第4次産業革命のテクノロジー
    ●新しい社会Society5.0

    ◆2-3 データ駆動型社会
    ●データ革命による他分野への応用
    ●データ駆動型社会とは
    ●データの扱い方が重要

    ■第3講 社会でどのようなデータが活用されているか
    ◆3-1 人の動線をめぐるデータ
    ●注目される私的データ
    ●カーナビの例
    ●監視カメラの例

    ◆3-2 多くの機器のログとオープンデータ
    ●SNSのデータ分析
    ●オープンデータの活用
    ●ログによるアクセスデータ

    ◆3-3 1次データ、2次データ、メタデータ
    ●1次データと2次データ
    ●メタデータ

    ◆3-4 非構造化データの増大
    ●データベースとデータの構造化
    ●非構造化データの活用

    ■第4講 データ・AIを何に使えるか
    ◆4-1 データ・AIの活用領域の広がり
    ●身近になっていくデータサイエンス
    ●多様化するデータの活用例
    ●日本でのデータ利活用
    ●匿名加工情報

    ◆4-2 具体的にどう使えばいいのか
    ●データの使い方・仮説検証型
    ●データの使い方・仮説探索型
    ●人の負担を軽減するエスカレーション
    ●AIが得意な仕事、苦手な仕事
    ●意思決定支援システム
    ●AIの意外な使い方
    ◆4-3 シェアリングエコノミー、エビデンスベース社会、ナッジ
    ●シェアリングエコノミーとは
    ●データとAIの活用で上手にマッチング
    ●ネットの信頼性とリスク
    ●エビデンスベース社会とは

    ■第5講 データ・AIの技術
    ◆5-1 データ解析とは何をしているのか
    ●昔から解析は行われていた
    ●AIによるデータ解析の特徴

    ◆5-2 可視化の手法にはどういったものがあるのか
    ●グラフによる可視化
    ●地図を使った可視化
    ●動的な可視化

    ◆5-3 非構造化データの処理とは
    ●言語処理
    ●画像処理
    ●音声処理

    ◆5-4 AIの技術とは
    ●コンピュータ自ら学習する機械学習
    ●教師あり学習、教師なし学習
    ●強化学習
    ●深層学習(ディープラーニング)
    ●転移学習

    ■第6講 データを読み、説明し、扱う
    ◆6-1データの種類を知る
    ●データの種類を知って正しく使う
    ●連続データと離散データ
    ●質的データと量的データ
    コラム データを扱うときの注意点

    ◆6-2 基本統計量でデータの特徴をつかむ
    ●基本統計量とは
    ●データの真ん中を表す指標
    ●データの散らばり具合を見る

    ◆6-3 もととなるデータを集める
    ●母集団と標本
    ●標本誤差
    ●無作為抽出

    ◆6-4 集めたデータを集計する
    ●クロス集計
    ●相関関係と因果関係
    ●地図上の可視化
    ●箱ひげ図

    ◆6-5 誤読しないデータの読み方、データの比較方法
    ●騙されやすいグラフの例
    コラム 新技術との付き合い方について
    コラム AIを使った分析例

    ■第7講 データ・AIを扱うときに注意すること
    ◆7-1 データ活用の負の側面
    ●かゆいところに手が届くビッグデータの活用
    ●自分のデータが勝手に記録され、保存される

    ◆7-2 GDPR、忘れられる権利、ELSI、オプトイン・オプトアウト
    ●EUの取り組み
    ●GDPRの定める権利
    ●ELSIとSTEM
    ●トロッコ問題
    ●オプトイン・オプトアウト

    ◆7-3 データの正義について
    ●機械がやるから公平か?
    ●AIの判断は正しい?
    ●道路標識を誤認させる攻撃
    ●人間中心のAI社会原則

    ■第8講 データ・AIにまつわるセキュリティ
    ◆8-1 情報セキュリティの基礎
    ●セキュリティとは
    ●セキュリティでは「リスク」に注目
    ●経営資源(情報資産)、脅威、脆弱性
    ●リスクの顕在化
    ●セキュリティ対策の手順と受容水準
    ●リスクへの対応方法

    ◆8-2 情報のCIA
    ●機密性、完全性、可用性
    ●多要素認証

    ◆8-3 暗号化と匿名加工情報
    ●暗号化とは
    ●個人情報の保護と匿名加工情報

    ◆8-4 生成AIが生み出す新たなリスク
    ●生成AIのリスクとは
    ●情報の出所
    ●利用の注意点

    ■第9講 統計と数学のきほん
    ◆9-1 AIに必要な数学
    ●AIの理解には数学が必要
    ●誕生日のパラドックス
    ●クーポン収集問題
    ●数え上げ

    ◆9-2 AIに必要な集合・場合の数
    ●「集合」と「場合の数」
    ●和の法則
    ●積の法則

    ◆9-3 AIに必要な確率・統計
    ●確率
    ●確率分布
    ●推測統計
    コラム ナイチンゲールとデータサイエンス

    ■第10講 アルゴリズムとは何か
    ◆10-1 AIとアルゴリズム
    ●アルゴリズムとは
    ●ハードウェアとソフトウェア
    ●ソフトウェアの性能を上げる
    ●アルゴリズム工学

    ◆10-2 組み合せ爆発を攻略するAIのアルゴリズム
    ●組み合せ爆発とは
    ●ボードゲームに挑むAI
    ●総当たりアルゴリズム
    ●近似アルゴリズム
    ●確率的アルゴリズム

    ◆10-3 探索問題
    ●探索問題とは
    ●線形探索
    ●二分探索

    ◆10-4 二部マッチング問題
    ●二部マッチング問題とは
    ●局所最適
    ●全体最適

    ■第11講 データの構造とプログラミング
    ◆11-1 ソフトウェアのプログラミング
    ●プログラミングスキルを身につけよう
    ●プログラミングとは

    ◆11-2 プログラミングの歴史
    ●世界初のコンピュータENIAC

    ◆11-3 データの構造
    ●10進数と2進数
    ●ビットとバイト
    ●文字コード

    ◆11-4 プログラミング環境の構築
    ●Pythonの導入
    ●Colaboratoryの使い方

    ◆11-5 変数
    ●変数と変数名
    ●変数に値を代入
    ●変数の内容を更新

    ◆11-6 条件分岐
    ●条件分岐とは
    ●If文
    ●PythonでIf文のプログラミング

    ◆11-7 繰り返し
    ●ループ処理
    ●for文
    ●Pythonでfor文のプログラミング

    ■第12講 データを上手に扱うには
    ◆12-1 ビッグデータの収集
    ●データは21世紀の石油
    ●多種大量のビッグデータ

    ◆12-2 データベース
    ●データベースとは
    ●RDBと正規化

    ◆12-3 データ加工
    ●データ結合
    ●Pythonで分析-データの準備
    ●Pythonで分析-読み込み
    ●Pythonで分析-結合

    ◆12-4 データクレンジング
    ●データクレンジングとは
    ●Pythonでデータクレンジング
    ●データの読み込み
    ●データを補完
    ●表記揺れの修正
    ●欠損値の変更

    ■第13講 時系列データと文章データの分析
    ◆13-1 時系列データ分析
    ●時系列データ分析とは
    ●時系列データと点過程データの違い
    ●目的変数を説明変数

    ◆13-2 時系列データの変動要因
    ●傾向変動
    ●循環変動
    ●季節変動
    ●不規則変動

    ◆13-3 時系列データ分析演習(二酸化炭素排出量の予測)
    ●Prophetのインストール
    ●時系列データの読み込み
    ●時系列データの可視化
    ●時系列データの事前処理
    ●時系列データの将来予測

    ◆13-4 文章データ分析
    ●文章データとは
    ●分かち書き(トークン化)
    ●形態素解析
    ●N-gram解析

    ◆13-5 文章データ分析演習(スパムメールフィルタの作成)
    ●データセットの読み込み
    ●ワードクラウドの作成
    ●ストップワードの除去
    ●形態素解析の実行
    ●スパムを分類するAIの作成

    ■第14講 データ活用実践(教師あり学習と教師なし学習)
    ◆14-1 AIの学習方式
    ●機械学習とAI
    ●教師あり学習
    ●教師なし学習
    ●強化学習

    ◆14-2 教師あり学習の出力
    ●分類
    ●回帰

    ◆14-3 教示なし学習の出力
    ●クラスタリング
    ●連関分析

    ◆14-4 過学習と汎化
    ●過学習
    ●汎化

    ◆14-5 データ活用実践1-教師あり学習、分類
    ●データセットの入手
    ●データセットの読み込み
    ●事前準備
    ●ランダムフォレストによる教師あり学習
    ●プログラムの実行

    ◆14-6 データ活用実践2-教師あり学習、回帰
    ●データセットの入手
    ●データセットの読み込み
    ●事前準備
    ●単回帰分析による教師あり学習
    ●グラフによる可視化
    ●決定係数

    ◆14-7 データ活用実践3-教師なし学習、連関分析
    ●データセットの入手と読み込み
    ●データ形式の変形
    ●ライブラリのインストール
    ●頻出商品の抽出
    ●連関分析の実行
  • 内容紹介

    政府は「AI戦略2019」でリテラシー教育として文理を問わず、全ての大学・高専生約50万人を対象に、初級レベルの数理・データサイエンス・AIを課程にて習得する方針を打ち出しました。これを踏まえ、2020年4月に「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」が策定され、各大学・高専で履修が進められています。このモデルカリキュラムが2024年2月に改訂されました。
     本書は「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)」(通称MDASH)の2024年2月改訂に対応しています。MDASHの「導入」「基礎」「心得」「選択(オプション)」モデルカリキュラムに準拠した内容です。14章の構成で、半期15回の講義で進められるよう工夫されています。AIのしくみやデータ分析、プログラミングやデータ活用など、AIリテラシーを幅広く学べます。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡嶋 裕史(オカジマ ユウシ)
    1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授、同大学情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授。NHKスマホ講座講師

    吉田 雅裕(ヨシダ マサヒロ)
    1985年生まれ。山口県出身。東京大学大学院博士課程修了。博士(学際情報学)。日本学術振興会特別研究員を経て、2013年に日本電信電話株式会社に入社。5Gと自動運転に関する研究開発を経て、中央大学国際情報学部准教授。コンピュータネットワークとAIに関する研究教育活動に従事。中央大学AI・データサイエンスセンター所員、東京大学客員研究員、電子情報通信学会幹事

はじめてのAIリテラシー―基礎テキスト 改訂新版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:技術評論社
著者名:岡嶋 裕史(共著)/吉田 雅裕(共著)
発行年月日:2024/09/28
ISBN-10:4297144077
ISBN-13:9784297144074
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:電子通信
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:26cm
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