幸せ目カニズム―眼科医が説く人生100年時代を健康に生きるための目の知識 [単行本]

幸せ目カニズム―眼科医が説く人生100年時代を健康に生きるための目の知識 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  幸せな人生は目の健康で手に入る。目の病気の予防や治療への理解を深めクリアな視界で人生を謳歌する！ＱＯＬを高めるために今から始めたい眼病予防、眼ドックと目のアンチエイジングを紹介。

• 目次

  はじめに　　
  
  第１章　 人生１００年時代　目の健康が生活の質を大きく左右する
  人は「目」からの情報が８割　　
  いっこうに高まらない目に対する健康意識　　
  失明直前に駆け込んでくる患者たち　　
  深刻な目の老化 ―― アイフレイル　　
  目の健康が人生１００年時代を左右する　　
  
  第２章　 眼ドックと目のアンチエイジング　ＱＯＬを高めるために今から始めたい眼病予防
  目の病気の予防に役立つ点滴療法　　
  年に一度は徹底的に目の奥まで調べる「眼ドック」を　　
  一般的な目の検診に潜んでいる落とし穴　　
  眼ドックの検査項目例　　
  アムスラーチャートで眼病を早期発見しよう
  初期症状を知る ―― 目の症状チェックリスト
  目のセルフアンチエイジング ① 疲れ目対策　　
  目のセルフアンチエイジング ② 紫外線対策　　
  目のセルフアンチエイジング ③ アイトレ　　
  目のセルフアンチエイジング ④ 食事＆サプリメント　　
  目のためには質のよい睡眠を十分とることも大切　　
  眼ドック＆目のアンチエイジングと幸せ
  
  第３章　60代以上の８割がかかってしまう白内障　後悔しない白内障手術で目を若返らせる
  すべての人が発症する白内障　　
  さまざまな症状を引き起こす白内障　　
  白内障のタイプを知る　　
  白内障の進み方を左右する生活習慣とは　　
  初期なら進行を遅らせる点眼薬や点滴療法も有効　　
  30年で大きく進化を遂げた白内障手術　　
  タイミングを逃さないように手術を検討　　
  「もっと早く受けておけば……」と後悔する人も　　
  白内障手術で挿入する眼内レンズの種類と特徴　　
  眼内レンズの進化をたどる　　
  単焦点と多焦点眼内レンズの見え方の特徴　　
  白内障手術後に満足する人と不満な人の違い　　
  友達の感想をもとに手術を受けると不満を感じやすい　　
  乱視についての知識を備えておくことも大切　　
  後悔しない眼内レンズ選びのポイント　　
  白内障手術の合併症と対策　　
  白内障手術は病院選びから　　
  眼科医に求められる探索力　　
  白内障手術で幸せを手に入れるには　　
  
  第４章　 緑内障・病的近視・加齢黄斑変性……　失明の恐れがある目の病気とその治療法
  【最新版】失明原因トップ５をチェック　　
  失明原因のトップに居座り続ける「緑内障」　　
  疲れ目や老眼と思っていたら、実は……　　
  緑内障治療における点眼薬の重要性
  緑内障点眼とアドヒアランスについて　　
  急に進みだす緑内障に注意　　
  近年注目の緑内障レーザー治療　　
  大きく進歩した緑内障手術　　
  緑内障への意識を高めることで失明は必ず減らすことができる　　
  遺伝性の病気で難病指定されている「網膜色素変性」　　
  できるだけ進行を抑えるために紫外線を防ぐメガネを使用　　
  糖尿病３大合併症の一つ「糖尿病網膜症」　　
  血糖値を急激に下げるのは危険　　
  治療開始のタイミングがすべてを変える　　
  超高齢社会で増え続ける「加齢黄斑変性」　　
  抗ＶＥＧＦ薬の登場で予後が劇的に改善　　
  予防には禁煙とルテインが必須　　
  日本人の失明率上位「病的近視」　
  成長期の近視抑制が極めて重要　　
  世界で注目される「近視研究」　　
  多くの病気は早期発見で失明を防ぐことができる　
  目と幸せの関係性　　
  
  第５章　 生活の質は目の健康から　生涯クリアな視界で人生を謳歌する
  見え方は「生き方」に左右される　生き方も「見え方」に左右される　　
  世界幸福度ランキングで日本はなぜ毎年50位前後なのか　　
  「自分の幸せ」にもっと貪欲になっていい日本人　　
  自分の望む見え方を実現できる時代　　
  眼科クリニックから発信する幸せのメッセージ　　
  
  おわりに

• 内容紹介

  年に一度の「眼ドック」でいつまでもクリアな視界を保つ！
  「目の健康」を守るには定期健診と日常のケアが重要！
  
  人生100年時代を迎え、ただ長生きするだけでなく、心身ともに充実した人生を送ることが大きなテーマとなっています。その中で多くの人が、生活習慣の改善や定期的な健康診断の受診など、自らの健康について考え積極的に行動するようになりました。
  しかし、眼科医として豊富な臨床経験を持ち、最新の治療技術や眼病予防にも精通している著者は、人々の健康意識は年々高まっているものの、私たちの生活の質を大きく左右する「目の健康」については他の器官ほど重要視されていないことに警鐘を鳴らしています。スマートフォンなどのデジタルデバイスの使用があたりまえとなった現代の生活は、「スマホ老眼」という現代病が問題になるほど、私たちの目に大きな負担を強いています。また、加齢とともに誰でもかかる可能性のある白内障については、早期発見と適切な治療によって視力を保てる疾患であるにもかかわらず、失明寸前まで放置されているケースも少なくないといいます。こうしたなか、生涯にわたって良好な視力を維持するために著者が重要視しているのが、眼病に対する知識と生活習慣の改善、そして定期的な眼の検診――「眼ドック」です。
  一般的な健康診断では調べない眼底や角膜・水晶体など、目の隅々まで総合的な検査を行う「眼ドック」では、視力低下や失明の原因となる緑内障や白内障、加齢黄斑変性といった深刻な眼病を早期に発見でき、適切な治療につなげることが可能になります。
  本書では、目の基本的な構造から代表的な眼病の原因や症状、最新の治療技術などについて、著者の知見を交えながら紹介しています。また、眼病予防のための生活習慣改善や、眼筋トレーニングといった明日から実践できる目のケア、そして早期発見の肝となる「眼ドック」についても詳しく解説しています。
  目は私たちの生活の質を大きく左右する重要な器官の一つです。生涯にわたってクリアな視界を保ち、心豊かに暮らしていくために必要な知識が得られる一冊です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  塚原 正彦(ツカハラ マサヒコ)
  １９７５年神奈川県横浜市生まれ。２００４年昭和大学大学院修了。医学博士・日本眼科学会専門医。ＩＣＬ認定医。ボトックス認定医。高濃度ビタミンＣ点滴療法認定医

• 著者について

  塚原正彦 (ツカハラマサヒコ)
  塚原正彦（つかはら・まさひこ）
  1975年神奈川県横浜市生まれ
  2004年昭和大学大学院修了
  医学博士・日本眼科学会専門医
  ICL認定医
  ボトックス認定医
  高濃度ビタミンC点滴療法認定医

幸せ目カニズム―眼科医が説く人生100年時代を健康に生きるための目の知識 の商品スペック