詩集 星の時―VOICE of St.GIGA [単行本]
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詩集 星の時―VOICE of St.GIGA [単行本]



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出版社:ロクリン社
販売開始日: 2025/03/14
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詩集 星の時―VOICE of St.GIGA [単行本] の 商品概要

  • 目次(「BOOK」データベースより)

    美しい星
    航海
    宇宙の森
    宇宙の渚
    地球
    波の歌
    結晶の眠り
    水晶の森
    森はひとつの巨きな楽器だ
    Dawn Chorus
    石炭袋
    真昼の星
    青空の星
    隠された星
    重力の呼び声
    オーロラ
    月蝕
    遠い影
    流星群
    光の化石〔ほか〕
  • 出版社からのコメント

    作家・寮美千子が1991年から1997年までに、衛星放送ラジオ局「セント・ギガ」に提供した600篇余の詩作品を厳選した詩集。
  • 内容紹介

    【詩人・寮美千子 珠玉の詩集】

    夢のようなラジオ局があった。
    1991年に開局した衛星放送ラジオ局「St.GIGA(セント・ギガ)」だ。
    赤道上空3万6千キロの放送衛星から、24時間途切れなく発信された音楽と自然音の「音の潮流」だった。
    番組はたった2つ。日の出から日の入りまでの「水の時」と、日の入りから日の出までの「星の時」。
    時報もコマーシャルもDJのおしゃべりもない。人の声が流れるのは、日の出・日の入り、月の満ち欠け、潮の満ち引きの告知と、「ヴォイス」と呼ばれる「詩」の言葉のみだった。

    「水の時」では「Water Odyssey=地球の自然に関する言葉」が、
    「星の時」では「Star Odyssey=星や心の宇宙についての言葉」が語られた。
    寮美千子は、セント・ギガ開局当初からの「ヴォイス」の書き手。1991~7年に、600篇余の詩作品を提供。
    詩は声となり、音楽や自然音と共に宇宙から降りそそいだ。
    このたびはじめて活字化され「水の時」「星の時」の2冊の詩集に結晶した。

    後に長編小説『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞を受賞、奈良少年刑務所で画期的な授業を行い、受刑者の詩集『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』などで話題となった寮美千子のもう一つの顔が、ここにある。
    「水の時」には124篇、「星の時」には117篇の詩が収められている。
    セント・ギガはすでに存在しないが、宇宙から地球を見詰め、地球の音の耳を傾けようとしたそのスピリットは、世界が混乱を極める今日、一層必要とされているものだろう。


      陸のうえの兄弟たちよ
      どうして そんなに哀しい顔をする
      愛する者を抱きしめる その腕で
      もっと 多くをつかもうとし
      いつも 何かを創りつづけて
      どこまでも 走ろうとするのは
      きっと いつも何かが足りないからだ
      何を探しているのだろう
      いつになったら 足りるのだろう
      どこまでいったら 安らぐのだろう

      いつも何かを求めて
      なお さみしげな二本足の兄弟よ
      できることなら 戻っておいで
      ここに戻っておいで
          (「水の時」だからイルカは微笑みながら泳ぐ より)

    図書館選書
    長編小説『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞を受賞、奈良少年刑務所で画期的な授業を行い、受刑者の詩集『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』などで話題となった作家・寮美千子が1991年から1997年までに…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    寮 美千子(リョウ ミチコ)
    1955年、東京生まれ、千葉育ち。祖父・寮佐吉は、大正から昭和前期の翻訳家で科学ライター。反骨の新聞人・桐生悠々の盟友でもあった。相対性理論関連の本があり、宮澤賢治の「四次元」に関するイメージの源泉の1つとなった。父・甦三郎は公務員だが巻貝を見て「不思議だね。海の中でこんなきれいなものがひとりでにできるなんて」と語る人だった。小5から詩を書き、中学では友人たちと詩のノートを回覧。大学受験に失敗して外務省に就職するも1年で辞職。20歳で初めて投稿した詩が「ユリイカ」に掲載され、詩人・長谷川龍生氏に見出されて草思社に就職。25歳からフリーに。31歳より作家活動を始めた。1991~7年、セント・ギガに詩を提供
  • 著者について

    寮 美千子 (リョウ ミチコ)
    作家。1955年東京生まれ。1986年に毎日童話新人賞、2005年に『楽園の鳥 カルカッタ幻想曲』(講談社)で泉鏡花文学賞を受賞。1990年代、衛星放送ラジオ「セント・ギガ」に600編以上の詩を提供。幼年童話から絵本・純文学・ノンフィクションまで幅広く執筆。2006年より奈良市在住。主な作品に『父は空 母は大地』(ロクリン社)、『名前で呼ばれたこともなかったから』(新潮社)、『あふれでたのはやさしさだった』(西日本出版)など多数。

詩集 星の時―VOICE of St.GIGA [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ロクリン社
著者名:寮 美千子(著)
発行年月日:2025/03/30
ISBN-10:4867610283
ISBN-13:9784867610282
判型:A5
発売社名:ロクリン社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:417g
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