プラノサウルスシリーズ第4弾のモササウルス(以下04)からの変更点は、外皮全て、スタンド、背景シートの追加です。
骨格は04と全く同じですが、外皮パーツが非常にボリュームアップしており一回り近く大きめに見えます。 幅広の頭部やクジラのような腹部の筋など、04と見比べてみると面白いです。 スタンドは、恐竜ビルド状態で使用する逆T字型の棒のはめ込みがかなりきついので要注意です。差し替えの際破損の恐れがあるので、無理に差し込もうとせず、あらかじめ軸を少し削るなどしておくことをオススメします。 ちなみに以前私が04のレビューで書いた、スタンドの棒を前後入れ替えて身体の角度を少し上向きにして飾ることはこのキットでも可能です。よろしければお試しください。
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プラノサウルス第1弾のティラノサウルス(以下01)との主な違いは以下の通りです。
・外皮は全て新規造形 ・骨格は頭部・股関節ジョイントのみ新規パーツに変更 ・ディスプレイスタンドは新規造形 ・背景シート付属 01と比較すると、頭部をはじめ全体的に少しボリュームアップした印象です。顔つきもややキャラクター性が強くなっています。 また膝外皮を分割、01ではできなかった外皮を付けた状態での膝可動が可能になりました。 スタンドは無数の取り付け穴が開いているのは変わらずですが、地面をイメージした外縁の分やや大きめになっています。 ジュラシックシリーズのシンボルマークも、金型の抜き制約を考慮してちゃんと別パーツ化、なかなかオシャレです。 通常のプラノサウルスシリーズに比べてかなり高価になったのは難点ですが、これが版権料というものなのでしょう。ここまで価格に上乗せしないと商売として成り立たないのですね。 (だから、話はちょっとは逸れますが、フリマアプリでよく見かけるコピー品っぽいフィギュアやガレージキットを安いからといって安易に買うのは絶対やめましょう) しかし、安易なリパッケージで誤魔化さず、きちんと映画の設定に合わせてリニューアルしたのは素晴らしいです。 また海外作品のライセンス商品ともなれば、販売できる期間がそう長くなかったり、再販もされないかも知れません(あくまで憶測ですが)。 ご興味ある方は是非お早めに。 |