純正Mマウントアダプターですので、信号接点を持つなど相性はいいのですが、装着可能なレンズはサードパーティー性よりも少し減るため、手持ちのレンズが装着可能か事前に店頭で試したうえで購入することを勧めます。
電子接点はおもにレンズなしレリーズonとOVF使用時の焦点枠表示機能(X-Pro1使用時)にありますが、設定をし忘れることも多く、またX-E1のようにEVFのみでの使用ならばあえてサードパーティー性を買わずにこちらを買うメリットも少ないかと思います(価格も高いですので。) 今の自分だったら、サード製を買うかも。 |
X-Pro1で使用。若干キツメの勘合具合ですが、平滑性や精度の面で純正の安心感はあります。側面のボタンは、主に焦点距離と各種補正画面の呼び出し用ですので、同一レンズをつけっぱなしの方にはあえて(他社より高価な)このマウントを買う意義は乏しいと思います。装着可能レンズも他社製(RAYQUAL等)の方が制約が少ないようです。
このマウントを使うと、当然ですがフォーカスはすべてMFであり、ピント合わせをOVF上で行うことになります。これが、GXRやNEX-7のようにピーキング機能があればなお良いのですが、手持ちでしかも解放f値の明るいレンズでのピント合わせは最新ファームでも非常に困難で、これだけはファーム改善がほしいところです(せっかく拡大表示があるのですから・・・!) また倍率0.37倍のファインダーをもってしてもカバーできない、実焦点12mm等の超広角レンズを使う場合、EVFに頼ることになります。RF機らしく使いたい場合、焦点距離によっては外部光学ファインダーが必要になります(ミラーレス一眼として考えれば、あまり不満はないでしょう。) と、上記はマウントの問題より本体側の改善が必要な所ではありますが、ピント合わせのしづらさを除きX-Pro1の性格を理解すれば概ね不満はないかと思います。 |
X-E1用に購入。
ずっと安価な他社製にするか、迷いましたが、カメラ本体で補正等が出来るので、純正を選択。 28mmよりワイドなレンズでも、NEX-7のような周辺部の色かぶりも出ず良好。 ただ、ワイドレンズでのピント合わせは、拡大しても、液晶表示がぶれて意外とやりにくい。 それと、ボディ前面のレバーで、いちいちMFにしないと拡大表示出来ないのは不便。 このアダプターはMFしかないのだから、自動で拡大表示可のモードになれば便利なのに。 ![]() |