追記ですが、自転車のチューブのバリをやすりでなるべく取ったあと(バリに沿って空気の道ができる場合がある為)、同じくマルニから出ている『バフいらず』という製品で下処理をすればサラにラクにそして質の良いパッチ当てができます。
『バフいらず』を使えば、溶剤の特性上やや取扱いが注意なバルカーンやスーパーバルカーンでは無い『マルニ エコセメント』や『マルニ ゴムノリ ノントルエン』でも十分な接着強度を得ることができるので、一般用途ではそちらが良いでしょう。 バルカーンやスーパーバルカーンは、溶剤の安全上の注意をよく理解しているプロ向け業務用の商品と言えます。 スーパーバルカーンはメーカー公式サイトではタイヤ用とありますが、私が実際にゴムノリがわりに使った限りでは自転車のチューブにパッチを当てる用途でもきちんと使えます。 スーパーバルカーンをゴムノリとして使ったチューブを膨らませて水に沈めても空気の漏れ=泡は出ませんでしたから。 |
自転車用に購入しました。
パナレーサーのスーパーチューブにハイパッチやチューブ補修用ゴムシートを接着する作業に使用した感想等を記します。 パッチを剥がそうとしても、パッチのほうが破けてしまいそうなほどバッチが貼り付きます。 ゴムノリの場合と同様に、チューブのツヤがほぼ無くなる程度にしっかりとやすりがけをし、IPA等で脱脂し(ここでツヤの無くなり具合が不足なら左記のヤスリがけに戻る)、スーパーバルカーンGを薄く塗って、塗った面に触らずしっかり乾かして、パッチの粘着面に触らないように貼り付けましょう。 私の場合は更にホームセンターで300円ほどで購入したC型クランプと、ダイソーで購入した厚さ約1cmのMDF木板(購入後のこぎりで適当なサイズに2枚以上に切断)でパッチ貼りつけ部分をMDF木板で挟んでC型クランプで圧を加えて10分以上放置し圧着させる方法でやっており、こうするとガッチリ貼りつく傾向にあるのでおすすめです。 C型クランプはヨドバシ通販でも品ぞろえがあるようですね。MDF木板については替わりとしてクランプの狭い面積から伝わる力に負けず、チューブを傷つけず均一に圧を加えられる板ならなんでも可です。 木板が軽くて切断も簡単で切断面も鋭利になりずらく価格も安いので候補としては優れています。 厚さも1cm=10㎜以上あればクランプの噛む力に負けることもほとんど考えられないので十分でしょう。 ちなみに、最近でもカマボコについているかは、あまり食べないのでわかりませんが、カマボコの板は厚さ、幅、長さすべてがちょうど良いのではないか、そう、ふと思いました。 なににせよ購入するクランプが「使う板二枚分」+「チューブ」を挟めるサイズのものであることは要確認です。 |