●キーの作り、押し心地
非常にしっかりした作りで、キーの押し心地がとてもいいです。 SHARPのEL-N942C-Xも持っていますが、あちらはグニョグニョした感じの深めのキータッチでしっかり押し込まないと入力されないことがあり、打っていて疲れる感じでどうしても馴染みきれませんでした。 このJS-20WKAは軽い力でもしっかり反応してくれ、それでいて指に適度なフィードバックもあるので安心して打てます。 3キーロールオーバーもオーバースペックと思いきや、1→2→3など横並びのキーを波打たせるように打鍵しても正確に追従してくれるので心強いですね。 ●キー配列について この機種もそうですが、CASIOの電卓は「1」の下に「00」、「0」はその一つ左という独特な配列(いわゆるCASIO配列)を採用しており、私自身もこの配列のクセを懸念して当初SHARPの電卓を使っていたのですが、使ってみると案外打ちやすかったです。右手で打つ際、「5」に中指を置くと自然に親指が当たる位置に「0」がある点、日常の計算で多用する「+」キーが一番右下の端に配置されているので安心して打つことが出来る点の2点において理にかなった配列だと感じました。 よく言われる、「0」のすぐ上に「AC」があり押し間違えやすいのでは?という点に関しても、このサイズの卓上電卓であれば基本的に手首は固定し指先だけを上下に動かして打つ形になるので、意図的に指や手首を大きく曲げなければミスタッチの心配はほぼない印象です。 逆に、これより小さいサイズ(ホームポジションを決めて打つのが現実的でないサイズ)の電卓の場合や、人差し指一本でポチポチ打つようなスタイルを想定している場合は上記のメリットよりもミスタッチ等のデメリットが上回る可能性が高いと感じます(実際、これと同じ配列のミニミニジャストタイプのCASIO電卓が職場にあるのですが、ミスタッチ多発でまともに打てませんでした) 総合的に、据え置き用途の卓上電卓としては長く使っていけそうな製品に出会えて非常に満足です。 キータッチやキー配列については、個人の好みが大きく出る部分だと思いますので、出来れば自分自身で店頭デモ機を打ち比べてから購入することをおすすめします。 |
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待望のカシオJS-20WKの後継機です!
JS-20WKとの違いについて気付いたことをレビューしたいと思います。 ①JS-20WKよりギンギラ感(?)が強いです(笑) JS-20WKと同じような銀色の本体なのですが、こちらの方がなんだかキラキラしています。ラメが大きい感じでしょうか?? ②JS-20WKより、少し重め? 持ち上げてみると、本機の方がズシっと重く感じます。でもそんなに気になるほどではありません。 ③打ち心地はJS-20WKと変わりません! 以前JS-20DCという機種を購入したことがあるのですが、キーが高くなっていて若干固めの打ち心地だったので、私には合わなかったのですが、こちらなら大丈夫そうです。 ④検算機能のON・OFFがJS-20WKの時は+/-キーの長押しのみで行うため、誤作動の恐れがありました。 しかし本機は、ACキーを押しながら+/-キーを長押しした場合に限りON・OFFできる設定になったので、誤作動の恐れがほぼなくなりました。試験で音が鳴るのが怖くて使えなかった方も、これなら安心して使えるのではないでしょうか? ⑤後ろのゴムの粘着性 私はよくカシオの電卓を購入するのですが、新品の電卓の場合、後ろのゴムが机に張り付いて離れないことがあり、困ることが多かったです(泣)しかし、本機は後ろのゴムの粘着性が考慮されたのか、初回から机に張り付くことなく、使用できました! |