うーっと、まだ全部読めていないのですが、この著者のシリーズは、少々内容が追加されているものの、書かれていることの大筋は一緒です。大全シリーズもしかり。要は、運動、睡眠、朝散歩に代表されるような健康・体調の幸福がベースとなり、家族や友人など人とのつながりからくる幸福、さらにそのうえに、仕事や金銭面等での成功によってもたらされる幸福があるということです。確かに、昭和時代の価値観ですと、多少心身を犠牲にしても、社会での成功が大事っていう風潮がありました。競争競争って、つねに学校や職場でも言われ、人との比較ばかりでした。でも、それだけでは真の幸福にはなり得ない。基盤が軟弱だと、崩れやすいということです。当たり前といえば、それまでなのですが、幸福について改めて考えさせられる本です。
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