天文宇宙検定公式問題集〈2024~2025年版〉2級 銀河博士 [単行本]
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天文宇宙検定公式問題集〈2024~2025年版〉2級 銀河博士 [単行本]

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前回レビュー時からさらに1回、天文宇宙検定を受験した。
結果…やはりこの問題集から出る確率はかなり低い。
第18回の出題内容をこの問題集に探してみたが、なかなか載っていない。載っていても関連知識として別の角度から訊かれた問題がある程度。
この問題集を買うよりも、公式HPに公開されている過去問と非公式に公開されているもの(探せばいくつか見つかる)を集めて分析するのが良いだろう。
1級合格を目標に「公式」問題集として購入した。
実際に検定試験も受験したが、この商品はあまり役に立たなかった。
理由は単純で、2級の公式問題集とは打って変わって、1級では「公式問題集」からの出題例が極端に少なくなるからだ。前年度版も持っていたので、そのことは百も承知で購入したのは、新作問題が出題されるかも知れないと期待してのことだったが、残念ながらそれもなかった。
体感でいうと、2級では実際の試験問題の4割が公式問題集からほぼそのままの形で出題される。残る5割は公式参考書から出題され、残る1割がアドリブで実力を問う試験になっている。
一方で、1級はというと、過去問も集めたこの商品からの出題例は皆無と言っても過言ではない。公式参考書「極」を参考にした出題が3割強出る感じで、残る6割のうち2/3くらいは幅広く専門的な知識があることを前提とした問題、残る1/3が雑学ぽい要素を問う問題となっている印象だった。
そのため、この問題集を購入して解くことの意味は、過去の出題レベルを知るくらいの意味合いしかない。それも、ある年度に関して全問が載っているわけではないので、全体像を掴むこともままならない。

問題レベルを知るのに一番良いのは、公式サイトの過去問(解説込み)PDFを入手して、全問題に目を通すことである。それとて、同じ問題・類似問題はなかなか出ないので、「極」をしっかりやり込むことと、学部レベルの教科書(たとえば日本評論社の「現代の天文学」シリーズ)に当たるなどして、正確な知識を広範に蓄えて運用できるようにするしかないだろう。