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ヨドバシでしばらく入手難が続いてやきもきしたが再販されたので思わず大量に買ってしまった。
この現像液の最大の特徴は、原液で現像活性がないこと。だから薄めなかったら、開封後もある程度劣化が抑えられ、使い始めと使い終わりでの特性差が少ない。(限度はありますが・・)。科学用途で特性をきっちりそろえたい場合は、これを使い捨てで使うのが最も楽です。 もう一つ、T-MAX400、100は、この現像液を使わないと、シャドーディティルが全く出ない。一般ラボにT-MAXフィルムの現像を頼んだら、間違いなくHC-110などのD76互換現像になります。D-76互換現像液はTriXなどの、シャドーが立ってハイライトが寝るフィルムには合っています。一方、TMAXデベロパーは、T-MAXフィルムのようにシャドーが寝て、ハイライトが立ってくる特性のフィルムに合ってます。もしヨーロッパの他のフィルムでシャドーが眠くってうまく焼けないときは、これで現像するのが良いです。 ただ、データがD-76ほど出回っていません。私は、標準の5倍希釈ではなく、液1水5の、6倍希釈で、 Tmax400が20度で8分20秒、24度で6分50秒、IE500 Tmax100が20度で8分50秒、24度7分15秒、IE160 TriXが、20度で7分30秒、24度6分0秒、IE400 で使ってます。このデータは、コダックの標準現像より、トーンが柔らかめに出ます。 使い捨てにしないときは、原液100mlあたり、フィルム1本あたり、7%の時間を等比級数的に伸ばしてください。 (これはあくまで私の場合。コントラストの好みとか条件によって異なるので、必ず自分でテストを) TriXはハイライトが寝てきますが、TMAXフィルムなら、2段、3段オーバーでもきっちりプリントできる(伸ばし機ならですが)ほど直線性がよく、撮影のオーバー露光の失敗をカバーしてくれます。(それで、ちょっと押し気味に現像したら、400でも800でもどっちで撮ってもプリントできるなんて言われた) こういったことができるのも、この現像液を使ったときだけなので、TMAXフィルムには、なくてはならない存在です。 |
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モノクロネガフィルム現像全般に使用しています。
主にKODAK T-MAXとFUJIFILM NEOPAN PRESTO400の現像に使っています。 1:4の標準希釈でフジのSPDより現像力的に高いのか増感使用しやすく粒状も細かい印象です。 故にSPDをやめてこちらを使うようになりました。 原液が液体なので調合しやすいのも良い点です。 保存性は、原液を密閉して冷暗所に保存すれば1年くらいは普通に使用できています。 希釈液は最長半年くらいで処理本数に達するのでそれまでは蛇腹の茶瓶に密閉保管で比較的大丈夫な感じです。 処理本数が規定以上でも意外と現像できますが、液が汚れてくるので多少ネガが汚れる気がします。 |