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☆かが ピットロードらしからぬキットかも
鐵屋海軍シリーズ、第六期=2017年度4番艦、通算 69番艦は、いずも型護衛艦「かが」。 作例の塗装は、船体クレオスSC03舞鶴工廠色、甲 板同C331ダークシーグレイを使用。鐵屋海軍空母 型DDHの基準色で、指定色では無い。 指定色は、Mrカラー特色セットCS645海上自衛隊 護衛艦カラーセット、またはピットロード艦船カ ラー海自カラーセットと現用米海軍カラーセット の甲板カラーを使うよう指示している。 CS645の船体・甲板色は、実際の護衛艦に塗装さ れているN4とN5を模している様で、これはいつか 一度試してみたい色である。(船体と甲板を塗り 分けるつもりはやはり無いがw)。 本艦は現実の海上自衛隊と同様、鐵屋海軍の4個 機動任務部隊のDDHを全て空母型に置き換える目 的をもって導入された。 メーカーはハセガワの発売を待ちきれずピット ロード製とし、実艦と同じ3月22日の就役を目 指したが、結局実艦から一ヶ月遅れの就役となっ た(4月22日は仏滅だったので、22日に完成 させ軍艦旗は23日大安に掲げたもの)。 さて、キットだが、先にもお伝えしたとおり、C IWSがタコ型でなくなり、一転して「リアル」を 追求したものとなっている。 SeaRAMも多分デフォルメされているが格好良く、 救難艇コンテナも独立部品で、偽装品に関しては ハセガワキットより見栄えがする。 「いずも」はシャッター全開で造った(予算の都 合で後日装備だった)ので、今回はシャッターを 全閉で製作したが、艦載艇や乗降ラッタル部分を 開けて作っても見栄えするだろう。 基本組み立てやすく、なかなか良いフォルムの キットだが、ここからはいくつか難点を。 ・船底板の長さが足りない。 これはまいった。やむを得ずパテで船尾を2ミ リ伸ばしたが、これが評価を3にした理由。 ・艦首右舷舫い綱ハッチ3枚が閉まらない。 ここもパテ埋めで対処。ここも減点かな。 ・甲板を支える構造が無く、船体前部を上下に持 つとギシギシいう。 ここは補強を入れて欲しかったかも。 ・船体モールドはハセガワより薄い。 船体が一体成型ゆえ、これはさほど気になると ころではないが、少し寂しい。サーフェイサー 等を使って鋼板の継ぎ目を再現すると見栄えす るだろう。 これも一体成型ゆえだと思うが、ハセガワ比喫 水がやや深く、甲板が少し低い位置に来る。 バラける船体よりは組みやすいけど、ここは好 みが分かれるかもしれない。 ・艦橋前面が寂しい。 なんと、ハセガワの方が彫が深い。艦橋側面部 のモールドはこちらの方が深く、これは良いの だが、ジャッキステーすらないこのノッペリと した顔。 ピットらしからぬ淡白さw 欠点と言うほどで はないが、ピットロードゆえに求めてしまう部 分かも知れないw (極細伸ばしランナーでディ テールアップは可能です) 一方、艦載機の出来は良い。作例ではその良さを 生かしきれていないが、CH-53もSH-60Kも良い出 来だ。SH-60Kは短魚雷を2本ずつ積んでいて、な かなか刺激的な設定w CH-53もアオシマのものと違い、脚が良い位置に あるので安定している。 (後から発売されてくるハセガワの「かが」の豪 華な艦載機ラインナップはこの辺を意識したかw なんか、各社「アオシマ」化していて愉しいw) なんだか上げたり下げたりのレビューとなったが、 ホイップアンテナがない、時々パテ埋めを要求す るあたりはピットロードらしいが、淡白な艦橋前 面、そしてタコを脱したCIWSなんかは「らしくな い」。 今更ながら、「ピットロード」になにかを期待し てしまっている自分に気がつかされる。 良い点・悪い点、色々あるが、楽しく作ることが できたキット。 模型は工夫も楽しみの内♪ これからもピットロードを応援しますw ※追記 OPS-50部、CIWS・SeaRAMレドーム部には C337グレイッシュブルーを入れている。個人的 には指定されたC306や、C308・C307よりしっく りくる。写真によって色合いが変わる部分であ り、どれが正解、というわけでは無いかもしれ ないが、一応追記した(私の作例の「いずも」 は軍艦色(2)&艶ありクリアを塗ってあるが、こ れは明らかにおかしい色。でも、初期の写真で はこんな色に見えたのでありますです…)。 実際の艦を見る機会があれば確認してみたい。 「かが」(ピットロード) (船体:SC03舞鶴工廠色、甲板:C331ダークシー グレー) 艦データ:2017年 3月 JMU横浜磯子 艦番号184 満載排水量26000トン 全長248m 最大巾38.0m お相手:「いずも」ハセガワ 色は同色 第一艦隊第14任務部隊各艦 (5月より第一艦隊各任務部隊の番号を第11、 12、13、14に変更した。第13任務部隊の 司令官はヤン・○ェンリー提督である(嘘w))。 カーティスウィルバー、ポーター、ふゆづき、 デアリング、おおなみ、むらさめ、さざなみ さて次回、 鐵屋海軍シリーズ、第六期=2017年度5番艦、通算 70番艦は、あさぎり型護衛艦「やまぎり」。メー カーは再びピットロード製。 このレビューを書く前に完成しており、翌日にド ラゴン製 Type42型防空駆逐艦バッチ3「エディ ンバラ」(キットは「マンチェスター)も竣工済み (71番艦)。 これで地方隊が常時2隻×4個隊編成となる。 続けて4隻が建造中で、その後どの艦からレビュー していくかは気分次第の予定ですw
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速報レビューです。何と言っても、本艦ではCIWSがタコじゃなくなりました!!(今後発売されるキット全てがそうとは限らない、と思いますけどw) ピットロード艦の「顔」だったのに…w
なお、航空機がまだなのでレビューは暫く後に(各社「アオシマ」化中。ハセガワさんはF-35B、ピットさんはSH-60Kに短魚雷! ) 本キットの航空機(SH-60K、MH-53E)もすばらしい出来です(腕がついていかない)w
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