海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本]

販売休止中です

    • 海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003081592

海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
日本全国配達料金無料
出版社:みすず書房
販売開始日: 2019/02/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地震と津波、それに続いた原発事故は巨大であり、全体を語りうる人はどこにもいない。代弁もできない。ここにあるのは、いわき市の山間に暮らすひとりの女性の幻視的なまなざしがとらえた、事故後7年半の福島に走る亀裂と断層の記録である。
  • 目次

    歌い忘れたレクイエム
    一 あの日
    二 広島、福島、チェルノブイリ
    三 ジャック・ロシャール、あるいは、国際放射線防護委員会
    四 アンヌマリーとアナスタシア
    五 末続、測ること、暮らすこと
    六 語られたこと、語られなかったこと
    七 その町、その村、その人
    八 ふたたび、末続
    九 海を撃つ
    参考文献
    あとがきにかえて
  • 出版社からのコメント

    いわき市の山間に暮らす一人の女性の幻視的なまなざしがとらえた、事故後7年半の福島の断層の記録。類のない圧巻ノンフィクション。
  • 内容紹介

    1976年生まれの著者は、植木屋を営む夫と独立開業の地を求めて福島県いわき市の山間部に移り住む。震災と原発事故直後、分断と喪失の中で、現状把握と回復を模索する。
    放射線の勉強会や放射線量の測定を続けるうちに、国際放射線防護委員会(ICRP)の声明に出会う。
    著者はこう思う。「自分でも驚くくらいに感情を動かされた。そして、初めて気づいた。これが、私がいちばん欲しいと願っていた言葉なんだ、と。『我々の思いは、彼らと共にある』という簡潔な文言は、我々はあなたたちの存在を忘れていない、と明確に伝えているように思えた。」
    以後、地元の有志と活動を始め、SNSやメディア、国内外の場で発信し、対話集会の運営に参画してきた。「原子力災害後の人と土地の回復とは何か」を摑むために。
    事故に対する関心の退潮は著しい。復興・帰還は進んでいるが、「状況はコントロールされている」という宣言が覆い隠す、避難している人びと、被災地に住まう人びとの葛藤と苦境を、私たちは知らない。
    地震と津波、それに続いた原発事故は巨大であり、全体を語りうる人はどこにもいない。代弁もできない。ここにあるのは、いわき市の山間に暮らすひとりの女性の幻視的なまなざしがとらえた、事故後7年半の福島に走る亀裂と断層の記録である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安東 量子(アンドウ リョウコ)
    1976年広島県生まれ。震災後、ボランティア団体「福島のエートス」を設立(2011年12月)。主宰、自営業(植木屋)
  • 著者について

    安東量子 (アンドウリョウコ)
    1976年広島県生まれ。18歳まで広島に育つ。2002年から福島県東白川郡鮫川村、2004年からいわき市在住。震災後、ボランティア団体「福島のエートス」を設立(2011年12月)、主宰。自営業(植木屋)。著書に『海を撃つ――福島・広島・チェルノブイリにて』(みすず書房、2019)、共著に『福島はあなた自身――災害と復興を見つめて』(福島民報社、2018)がある。

海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:安東 量子(著)
発行年月日:2019/02/08
ISBN-10:4622087820
ISBN-13:9784622087823
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:287ページ
縦:20cm
重量:400g
他のみすず書房の書籍を探す

    みすず書房 海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!