「二つの文化」論争―戦後英国の科学・文学・文化政策 [単行本]
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「二つの文化」論争―戦後英国の科学・文学・文化政策 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2019/06/11
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「二つの文化」論争―戦後英国の科学・文学・文化政策 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「文系/理系」の区分をはじめ、「二つの文化」という発想には何が潜んでいるのか。英国の事情に焦点をしぼりながら、スノー『二つの文化と科学革命』がもたらした「論争」の背景に、気鋭の研究者が迫る。
  • 目次

    謝辞

    はじめに
    1 C・P・スノーと技術家主義のリベラリズム
    2 F・R・リーヴィスと急進主義のリベラリズム
    3 二つのカレッジの物語
    4 英国社会史の形成
    5 国家「衰退」の高まり
    6 ポスト植民地主義の進展
    7 能力主義期の衰微
    おわりに

    訳者あとがき
    参考文献
    原注
    索引
  • 出版社からのコメント

    C・P・スノーの『二つの文化と科学革命』(1959)は現在に至るまで論争の火種を提供してきた。その理由と論争の意味を解明。
  • 内容紹介

    〈科学者から小説家に転じたC・P・スノーが1960年代初頭に文芸批評家のF・R・リーヴィスと衝突して以来、知的生活は「二つの文化」、すなわち人文学と科学に分かれていると嘆くのが当たり前のこととなっている。だが、長きにわたって論じられてきた話題が、この特定の時期にそのような激しい論争を引き起こしたのは、どうしてなのだろうか。この本は、英国の過去、現在、未来をめぐる相対立するヴィジョン同士のイデオロギー上の衝突としてその論争を整理しなおすことで、その問いに答えるものである。そのため、論争を大学の使命、社会史の方法論、国家の「衰退」の意味、そしてかつての帝国の運命にかんする同時期の議論と結びつける。「二つの文化」論争の政治的利害関係を掘り起こすことによって、この本は1960年代の文化政策の働きをより広い見地から説明し、一方で、今日まで引き合いに出されつづけてきた用語の意味を見直している〉(巻頭言)

    「文系/理系」の区分をはじめ、「二つの文化」という発想には何が潜んでいるのか。英国の事情に焦点をしぼりながら、スノー『二つの文化と科学革命』がもたらした「論争」の背景に、気鋭の研究者が迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オルトラーノ,ガイ(オルトラーノ,ガイ/Ortolano,Guy)
    現在ニューヨーク大学(NYU)教養学部歴史学科准教授。2005年ノースウェスタン大学から博士号を取得。ワシントン大学セントルイス校、ヴァージニア大学をへて、2009年からニューヨーク大学で教鞭を取っている。近代英国の文化史および思想史の研究者で、都市の歴史と科学史に関心を抱いている

    増田 珠子(マスダ タマコ)
    津田塾大学学芸学部英文学科卒業。津田塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。津田塾大学英文学科研究助手をへて、現在駿河台大学経済経営学部教授。専門はイギリス演劇、児童文学
  • 著者について

    ガイ・オルトラーノ (ガイオルトラーノ)
    現在 ニューヨーク大学(NYU)教養学部歴史学科准教授。2005年にノースウェスタン大学から博士号を取得。ワシントン大学セントルイス校、ヴァージニア大学をへて、2009年からニューヨーク大学で教鞭を取っている。近代英国の文化史および思想史の研究者で、都市の歴史と科学史に関心を抱いている。学術雑誌20th Century British History (オックスフォード大学出版局)の編者の一人。最初の著作であるThe Two Cultures Controversy: Science, Literature and Cultural Politics in Postwar Britain (『「二つの文化」論争』、ケンブリッジ大学出版局、2009年、増田珠子訳、みすず書房、2019年)は王立歴史協会からホイットフィールド賞の次点に選ばれた。その後の著作にThatcher’s Progress: From Social Democracy to Market Liberalism through an English New Town (ケンブリッジ大学出版局、2019年)がある。

    増田珠子 (マスダタマコ)
    津田塾大学学芸学部英文学科卒業。津田塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。津田塾大学英文学科研究助手をへて、現在 駿河台大学経済経営学部教授。専門はイギリス演劇、児童文学。共著に秦邦生ほか編著『「終わり」への遡行――ポストコロニアリズムの歴史と使命』(2012年、英宝社)。訳書にカスティ/デパウリ『ゲーデルの世界』(2002年、青土社)、イーグルストン『ポストモダニズムとホロコーストの否定』(2004年、岩波書店)、ジアネッティ『映画技法のリテラシー I・II』(共訳、2003-2004年、フィルムアート社)、ドライ『科学者キュリー』(2005年、青土社)、オルトラーノ『「二つの文化」論争――戦後英国の科学・文学・文化政策』(2019年、みすず書房)など。スノー『二つの文化と科学革命』《始まりの本》(2011年、みすず書房)の解説訳を担当。

「二つの文化」論争―戦後英国の科学・文学・文化政策 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ガイ オルトラーノ(著)/増田 珠子(訳)
発行年月日:2019/06/10
ISBN-10:4622088010
ISBN-13:9784622088011
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:389ページ ※289,100P
縦:22cm
重量:650g
その他: 原書名: THE TWO CULTURES CONTROVERSY:Science, Literature and Cultural Politics in Postwar Britain〈Ortolano,Guy〉
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