2人のうち2人が参考になったと言っています
主人公達のやろうとしていることはジリ貧で、巨大な幕府を相手に絶望的な抵抗を続けている状況だったのが、とんでもない大物の後ろ盾が現れた事で、予想外に話が拡がりつつあります。若き日の天草四郎までも登場して、含みを残して別れました。
小山ゆうファンなので、どの道読むのですが、こんな展開になるとは想像できなかったので、急に長く続けてもらいたい作品になりました。
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2人のうち2人が参考になったと言っています
幕府の命令に背くと家が取り潰しになる立場の杉山家と、望まぬ争いに突入した高山家は、周囲の領民を巻き込みながら戦闘を続ける。どちらも引けない事情がある以上、ますます凄惨な持久戦に…。
5巻で付いていた巻末おまけ漫画で、作者のコロナ禍の漫画制作状況が語られていましたが、それと直接関りがあるかは分かりませんが、背景・風景の描写がこれまでの小山ゆう作品から変化してきています。所々にデジタル化の影響が目立ちます。時代の流れとして当然の変化なのかもしれませんが、コマによって作風の違いが悪目立ちしている箇所があるので、今後その辺りが馴染んで安定してくると良いなと思います。 |
敵を諦めさせる為には、強力な武器が必要…それにはお金がかかる。それを解決する作戦を展開したまでは爽快でしたが、主人公達の抵抗は、幕府側の卑怯で陰険な策により次第に追い込まれていきます。
次巻予告では、大物戦国武将も登場するという事で、先行きは全く分からないです。 |
徳川幕府の横暴に抗う物語ですが、展開が潔いと言いますか、スピーディーで勿体ぶった気配がありません。この調子ですと、普段の小山ゆう作品の半分も巻数を重ねずにクライマックスに行ってしまうのかもしれません。
今巻では、作者のコロナ禍の状況が巻末のおまけ漫画になっていて、クスッとなるサプライズでした。 |