百鬼夜行抄 DVD-BOX [DVD]

百鬼夜行抄 DVD-BOX [DVD] の 商品概要

• 今市子の人気コミックを、細田よしひこと酒井彩名の共演でTVドラマ化したファンタジーホラー全9話に、DVDオリジナル3話を追加した全12話を収録。妖魔を惹き付ける不思議な能力を持つ青年・飯島律の身辺で起きる、不思議な出来事の数々を描く。4枚組。
  
  ※特典
  特典映像

• 特典

  映像特典収録

• ■百鬼夜行抄 第1抄 闇からの呼び声

  ストーリー

  飯嶋家に１３年ぶりに飯嶋律（細田よしひこ）のいとこの司（酒井彩名）がやってきた。律は司を見て驚く。司に何かが憑いているからだ。「妖魔が入ってきたぞ」父・孝弘（渡辺いっけい）はそう律に語った。司は小さい頃に背中にできた痣を気にしていて、そのせいで髪を必要以上に伸ばし、陰気な雰囲気を漂わせていた。その夜、律は正体不明の妖魔に命を狙われる。逃げた妖魔を追って司の泊まっている部屋に向かうと、司の痣が無くなっていた。

  あらすじ

  四季折々に妖魔あり！　普通の人には見えない不可思議なモノが見えてしまう力。　その力は妖魔たちを惹きつけてしまう。　そんな力を生まれながらに持ってしまった飯嶋律――。　妖魔は恐ろしくもあり、時には妖艶なほど美しい。　　妖魔は彼の周りに集まり、悪さをしようとする。　しかし彼は簡単に恐れたり、驚いたりはしない。　彼にとっては妖魔がいる世界が自然な日常なのだ。　今日もまた、律とその家族のまわりに、不思議なことが起きている…。

• ■百鬼夜行抄 第2抄 目隠し鬼

  ストーリー

  律の母・絹（いしのようこ）が開いている茶道教室の生徒の一人に、背後に黒い影が見える赤い着物の少女がいた。いやな予感がした律はその少女を探すが見つからない。律が寝ていると「鬼さんこちら、手のなる方へ」という声が聞こえてくる。導かれて部屋に入ると、誰かに襲われ、左目が見えなくなってしまう。そんな中、律は、亡き祖父・蝸牛（山田明郷）が“荒川珠代”という名前を書く夢を見た。お見舞いにきた司も、少女を見、幼いころ目隠し鬼をしたことを思い出す。それを聞いた律の提案で、みんなで目隠し鬼をすることとなり…。

• ■百鬼夜行抄 特別抄 凍える影

  ストーリー

  司は池のそばで、制服姿の一人の少女（垣内彩未）と出会う。少女は司を見て「お前を…知ってる」とつぶやき倒れるが、夜になって飯嶋家を訪れる。彼女から強い憎悪を感じとった律は司を守ろうとするが、少女が探していたのは蝸牛だった。逃げる少女の身体から飛び出す黒い影を見た孝弘は、何者かの使命を受けた妖魔＝式神だと言う。一方、操られていた少女の身体は土と骨となり消えてしまう。実は少女は半年前から行方不明となっていた女子高生だった。翌夜、律を蝸牛と勘違いした式神は少女の身体を操り、再び律を襲ってくる。

• ■百鬼夜行抄 第3抄 桜雀

  ストーリー

  飯嶋家の近くにある長谷川家の主人が突然亡くなった。実は、その隣家の秋山家の主人と境界線近くにある大きな杉の木を巡って喧嘩し、長谷川家の主人がその木を切り倒した直後だった。まもなく秋山家の主人も亡くなった。焼香に行った絹は、亡くなる前の秋山家の主人の肩に鳥のフンのような白いシミがついていたと話した。律は、孝弘から、肩に死んだ２人と同じような白いシミがついていると指摘され、死ぬぞと脅される。その夜、正体の分からない妖魔が、律の命を狙いにきて…。

• ■百鬼夜行抄 第4抄 約束の日

  ストーリー

  ある日、飯嶋家の庭先から中年男性・有沢（山下徹大）が伶（山田明郷）を訪ねてきた。彼は「約束の日なんです。」という。１０年前、律がまだ幼かったころ、日傘をさした女性・聡子（宮田早苗）が同じように訪れてきて、「約束の日なんです。」といっていた記憶が思い出された。聞くと、有沢と聡子の娘・鈴子（勝俣幸子）は恋仲であったが、聡子に邪魔されていた。ふたりを引き裂こうとした聡子は二人の元を訪れ「一人じゃ絶対帰らないから。」といって帰った。その帰りのバスで事故にあい、聡子は亡くなってしまったという過去があったのだ。

• ■百鬼夜行抄 特別抄 狐の嫁入り

  ストーリー

  学校帰りに律は、横断歩道で立ち往生する老婆（りりィ）を助ける。「よそ者とお互い助け合うことなんてない」という老婆の言葉に、律は幼い頃、蝸牛と訪れた村を思い出した。魔よけのために女の子の格好をさせられていた律は、村の男の子との婚約を申し込まれるが、蝸牛は「向こう側とこちら側は別」と断っていたのだった。律が帰宅すると、一人の青年が飯嶋家を訪ねてくる。律が助けた老婆の御礼に来た彼は、かつて律が婚約するはずだった少年だった。実は狐の妖怪である彼は、律と司を勘違いし、司を嫁に迎えようとするのだが…。

• ■百鬼夜行抄 第5抄 言霊の木

  ストーリー

  ある日、司が、知らない男（天野浩成）から預かったという１本の丸太を持ち帰った。孝弘は、霊気が立ち昇るその丸太には、死んだ人間の強い念が宿っているという。律と孝弘が見つめるうち、その霊気は人の形となった。また律は、家の階段に現れた小さな泥人形に気付いた。泥人形は、丸太の霊気が未来の悪事を語る占い師だと明かし、その言葉に決して惑わされてはいけないという。ある日、その占い師が絹（いしのようこ）を指差し「この女の命はあと３日の内に尽きる」と予言したのが律と司に聞こえてしまい…。

• ■百鬼夜行抄 第6抄 待つ人々

  ストーリー

  降り出した雨が縁側を濡らす飯嶋家に、路線バスの運転手だと言う男（中村靖日）が現れ、バスの異常のため、次のバスが来るまで乗客を雨宿りさせて欲しいと律に頼む。律が受け入れると、運転手と入れ替わりに、大柴（菊池均也）というサラリーマン風の男、黒崎（眞島秀和）というカラス便の宅配業者、女子大生風の吉川ルミ（小野真弓）という女のコが家の中に入ってきた。そして、３人の後を追うように、なぜか包帯だらけの人間を乗せた担架を担ぐ老人（谷津勲）と老婆（安田洋子）が上がりこんできた。そんな中、孝弘が帰宅する。

• ■百鬼夜行抄 特別抄 闇夜の衝立

  ストーリー

  蝸牛の姉・水脈が亡くなった。葬式の後、具合が悪くなり奥の部屋で寝ていた律は、壁に置かれた衝立の向こうから声がするのに気付く。衝立の向こうを覗いて見ると、着物を着た青年（吉田海）が鬼たちと麻雀をしていた。衝立の奥に連れ込まれた律は鬼たちに食べられそうになるが、危ないところで青年に助けられる。人間なのに鬼たちと一緒にいる青年を不思議に思う律。やがて赤鬼（麿赤兒）と青年は、青年が自分の体を、赤鬼が自分で捕まえた、もとは美しい女だったという白鷺を賭け、麻雀の勝負を始める。

• ■百鬼夜行抄 第7抄 呪いの簪

  ストーリー

  司に縁談が舞い込んだ。司は、八重子（市毛良枝）から譲り受けた飾り簪を付けて見合いをする。翌日、律は部屋の中に、妙な霊気が漂う獅子の置物が転がっていることに気付く。そんな折、長沼智恵（桜岡あつこ）という夫人が訪れ、自分の祖母が八重子に渡した簪は呪われているので処分してほしいと言う。獅子の置き物は明治時代の簪と同じ職人の作で、簪のある所に必ずついてきてしまう、というのだ。それを聞いた律は、司に明治風の女性の霊が憑いていることに気付くが…。

• ■百鬼夜行抄 第8抄 南の風

  ストーリー

  睡眠不足儀未の司はある日、よく眠れるからとすすめられ八重子が拾った水晶を手渡される。“握り石”で睡眠不足を治そうとした司だが逆に悪夢を見てしまい、水晶の中に蜘蛛のような黒い影があるのに気付く。孝弘によれば水晶は妖魔の卵で、中の妖魔は人間の精気を吸って大きくなるらしい。不気味な水晶に驚いた司が思わず窓から投げ捨てると、割れた水晶の中から黒い影が飛び出しどこかへ消えてしまった。まもなく、司の周辺で黒い影がうごめき始める。

• ■百鬼夜行抄 第9抄 運命の壺

  ストーリー

  青嵐と蝸牛の契約が切れる律の１８才の誕生日前日、星和子（渋谷亜希）という女性が骨壷を返しに飯嶋家を訪れる。蝸牛のものだった“鬼灯”と呼ばれるその壺を、大企業・式根商事の社長（森下哲夫）が盗み、幸運をもたらすものと崇めていたらしい。処分を頼まれた孝弘と律が壺を眺めていると、妖魔・鬼灯（天野浩成）があらわれ、孝弘の身体に憑く青嵐を壺に閉じ込めてしまう。青嵐の抜け出た孝弘の身体は死体となり、混乱する司たち。律は壺を割って青嵐を開放し、孝弘を生き返らせるか、閉じ込めたままで自分の命を守るか思い悩む。苦悩の末、律が下した結論とは―。

百鬼夜行抄 DVD-BOX [DVD] の商品スペック