ヒッチコック・ブルーレイ・プレミアム・コレクション [Blu-ray Disc]

ヒッチコック・ブルーレイ・プレミアム・コレクション の 商品概要

• 特典

  映像特典収録／特典：アートカード

• ■逃走迷路

  ストーリー

  カリフォルニアの航空機工場で破壊工作と見られる爆発事故が発生。現場でガソリン入りの消火器を手にしていたことで、容疑者とされたバリー（ロバート・カミングス）は、手錠をかけられたまま逃亡。道中知り合った若いモデル娘パトリシア（プリシラ・レイン）の協力を得て、彼に消火器を手渡した真犯人フライ（ノーマン・ロイド）の捜索を開始する。二人は執拗な追ってをかわしながら大陸を横断、ついに事件の黒幕を突き止める。「北北西に進路をとれ」の原型となったサスペンス劇。冒頭の軍需工場火災から、自由の女神の上で展開するクライマックスの壮絶な死闘まで、息つく間もない見せ場の連続は、スリラーの名手・ヒッチコックの独断場だ。

  解説

  ヒッチコックの原点がここに！アクションとスリル満開の痛快サスペンス／無実の罪を晴らすべく奔走する男／危機また危機の大逃走劇！　　　　　　　　　

• ■疑惑の影

  解説＆ストーリー

  チャーリー叔父さんが突然親戚を訪ねて田舎町サンタローザへやって来た。姪で同じ名前のチャーリー（テレサライト）は大喜びするが、次第にチャーリー叔父さんには皆にかくしている秘密があるのではと疑い始める。やがて、二人の探偵が現れ、叔父に未亡人殺害の容疑がかけられていることを知ってしまうチャーリー。一方、最愛の姪が真実に近づくにつれ、彼女の死へのシナリオを組み立てていく叔父チャーリー…。何気ない日常生活に入り込んだ、非日常の恐怖を描いた、ヒッチコックの注目のサイコスリラー。法律を振りキってフィラデルフィアからサンタローザへやってきた疑惑的な殺人者をジョセフ・コットンが演じている。　

• ■ロープ

  解説＆ストーリー

  マンハッタンの夕暮れ。あるアパートの一室で、フィリップ（ファーリー・グレンジャー）とブランドン（ジョン・ドール）は、大学の同級生を殺害。死体を衣装箱に隠して被害者の周囲の人々を招き、パーティを催す。殺人の動機は、自分たちが他人より優れていることを証明するため。だが、常軌を逸したブランドンの大胆な振る舞いに、フィリップは恐怖で冷静さを失い始める。そんななか、異変に気づいた大学教授（ジェームズ・スチュアート）は、二人の犯罪を暴くべく一計を案ずるが…。舞台を摩天楼の一室に限定、劇中の時間と現実の時間を同一にしたリアルタイム・ドラマの形式を採用。ワンシーンをワンショットで撮影するなど、創意に満ちた演出で撮り上げたヒッチコックの野心作。

  解説

  ヒッチコックが技術の粋を極めた会心のリアルタイム・サスペンス／二人の青年が仕組んだ殺人劇　恐るべき完全犯罪は成功するのか！？　　　　　　　　　

• ■裏窓

  ストーリー

  事故で足を骨折し、Ｎ．Ｙ．の下町のアパートで車椅子に座ったままの退屈な毎日を送る、雑誌カメラマンのジェフ（ジェームズ・スチュアート）。そんな彼の密かな楽しみは向かいのアパートの窓を通して、様々な人間模様を垣間見ることだった。ある日のこと、向かいの住人の一人、セールスマンをしている中年男（レイモンド・バー）の口うるさい妻が姿を消した。夫の動向を観察したジェフは殺人事件だと確信。恋人のリザ（グレース・ケリー）とともに、何とかその証拠をつかもうと奮闘するが・・・。望遠レンズによる覗きと卓越した人間描写、身動きの取れない主人公に迫る魔手。絶妙な設定でサスペンスを盛り上げるヒッチコックの名人芸が存分に味わえる傑作。ヒロインに扮するグレース・ケリーのエレガントな色香も印象的だ。

  解説

  巨匠ヒッチコックの代表作！／卓越した手法で描く、覗き見のサスペンス／＜窓から目撃した殺人事件ー車椅子の主人公に魔の手がのびる！＞

• ■ハリーの災難

  ストーリー

  木々が美しく色づく秋の森で、一人の男が死体となって発見された。彼の名はハリー。第一発見者である少年に連れられ、現場を訪れた若い母親ジェニファー（シャーリー・マクレーン）は息を呑んだ。二番目の夫であるハリーに失望して姿を隠した彼女は、今朝がた突然訪れた彼を牛乳ビンで殴りつけてしまったのだ。「私がハリーを殺した…」。　ところが、他にも自らを容疑者だと信じて疑わない人々がいたせいで、事態は前代未聞の珍事件へと発展していく。　アメリカの新進作家ジャック・トレヴァー・ストーリーの原作を、スリラーの神様、ヒッチコックが笑いとサスペンスを取り混ぜた巧妙なタッチで映画化。本作でデビューしたシャーリー・マクレーンの初々しい演技も見どころだ。

  解説

  絶品のブラックユーモアが冴えるヒッチコック流殺人コメディ／誰がハリーを殺した！？死体をめぐるコミカルな騒動記　

• ■知りすぎていた男

  解説＆ストーリー

  米国人のマッケナ医師（ジェームズ・スチュワート）は、妻のジョー（ドリス・デイ）と息子のハンクを連れて、仏領モロッコへ休暇旅行に出かけた。現地でベルナールと名乗るフランス人青年と知り合った一家だったが、程なく彼は何者かに刺し殺され、ハンクは誘拐されてしまう。実はベルナールはフランスのスパイで、国際的な暗殺事件を探っていたのだ。夫妻は彼が息を引き取る直前に残した「アンブローズ・チャペル」という言葉を頼りに消えた息子の行方を追う。ヒッチコックが英国時代に発表した「暗殺の家」を自ら再映画化。新たな魅力を吹き込んだ巻き込まれ型サスペンスの傑作。劇中でドリス・デイが歌う名曲“ケ・セラ・セラ”も大ヒットした。

  解説

  ヒッチコックが放つサスペンス巨編／灼熱の異国で展開する巨大な陰謀劇／＜謎の言葉を残して息絶えた男…要人暗殺に巻き込まれた一家の運命は？＞

• ■めまい

  ストーリー

  同僚の転落死を目撃して以来、極度の高所恐怖症に悩まされるようになり、警察を辞職したスコティ（ジェームズ・スチュワート）。旧友の頼みで彼の妻マデリン（キム・ノヴァク）の監視を引きうけた彼だったが、自殺した曽祖母に操られるように奇妙な行動を重ねる彼女を、いつしか愛するようになる。しかし、マデリンは教会の鐘楼から衝動的に身を投げて自殺。失意で街をさまようスコティは、マデリンに生き写しの踊り子ジュディ（キム・ノヴァク）と出会い…。

  解説

  ヒッチコックの永遠の名作が最新の修復技術で完全復活！／死の気配を漂わせた美女と彼女に魅入られた男の皮肉な運命

• ■サイコ

  ストーリー

  不動産会社に勤めるマリオン（ジャネット・リー）は、ふとした出来心で会社の4万ドルを横領してしまった。夜になって降り出した豪雨をさけるべく、彼女は旧道沿いの寂れたベイツモーテルを一夜の宿に選ぶ。管理人はハンサムだが、どこか暗い影を宿した青年ノーマン（アンソニー・パーキンス）。実直で誠実な彼と語らうことで、自分の過ちに気付いたマリオンは、自室に戻ってシャワーを浴びようとするが、そこに突如ナイフを持った人影が現れる・・・！血まみれの殺人と衝撃的なラスト。神経質な青年に扮したアンソニー・パーキンスの好演と、バーナード・ハーマンの鮮烈な音楽。すべてが映画史における伝説となった、巨匠ヒッチコックによるサスペンススリラーの名作。 　

  解説

  今なお映画史上に燦然を輝く異状心理スリラーの金字塔／　全世界を震撼させた連続殺人、呪われた館に今宵も殺人鬼の影が・・・

• ■鳥

  ストーリー

  ボデガ湾の港町を訪れた気ままな社長令嬢のメラニー（ティッピ・ヘドレン）。ペットショップで知り合った若い弁護士ミッチ（ロッド・テイラー）の屋敷に、内緒で小鳥を届けた彼女は、ふいに空から舞い降りた一羽のカモメに額をつつかれる。それが全ての始まりだった。ミッチの家に数百羽のスズメが押し寄せ、小学校の子供たちがカラスの大群に襲われる。次々に起こる異変、刻一刻と増え続ける鳥たち。不気味な威嚇の鳴き声が町中に響くなか。終末の夜が明けていく…。「レベッカ」の女流作家ダフネ・デュモーリアの原作を基に、ヒッチコックが撮り上げたパニック・サスペンス。一軒家に立てこもった人々と鳥との凄まじい攻防戦、ショッキングなラストが忘れ難い傑作だ。

  解説

  空を黒く染めて襲来する鳥の群れ、鬼才ヒッチコックの傑作パニック！

• ■マーニー

  解説＆ストーリー

  若き会社社長のマーク（ショーン・コネリー）は、秘書の求人に応募してきたマーニー（ティッピ・ヘドレン）に心奪われる。美しいブロンドと端正な横顔に見え隠れする、どこか病的な素顔。やがて彼女は金庫破りの常習犯であることが判明。しかし、マークは彼女を警察には渡さず、妻として迎え入れた。赤い色に怯え、男性に対して異常な恐怖心を示すマーニー。マークは彼女の過去に隠されたトラウマを探り、その呪縛から彼女を解き放とうとする。「００７」シリーズで爆発的な人気を得たショーン・コネリーと、「鳥」のクール美女ティッピ・ヘドレン競演のロマンティック・スリラー・ヒロインの歪んだ深層心理を、斬新な映像で再現したヒッチコックの円熟技が冴える。

  解説

  トラウマを持つ女と彼女を愛した男－珠玉のロマンティック・スリラー／赤色の悪夢に取り憑かれた美女　彼女を脅かす忌まわしい過去とは？　　　　

• ■引き裂かれたカーテン

  解説＆ストーリー

  コペンハーゲンで開催される国際会議に出席すべく、船旅に出た米国宇宙委員会の物理学者マイケル（ポール・ニューマン）と、婚約者のセーラ（ジュリー・アンドリュース）。途中、奇妙な電報を受け取ったマイケルは、セーラには行く先を偽って単身東ベルリンへ向かう。不審に思った彼女は後を追い、彼が核兵器研究のために東ドイツへ渡ったことを知る。驚いたセーラは祖国に対する裏切りをなじるが、この亡命計画には隠された別の目的があった…。ヒッチコックの記念すべき５０本目の監督作。主演にポール・ニューマンを迎え、拳銃や刃物を使わずに延々５分に及ぶ殺害シーンを描くなど、力のこもった演出が話題となったアクション・スリラー。

  解説

  東西冷戦下のドイツに展開するスリルに満ちたスパイ・サスペンス！／新型核ミサイルをめぐる危機また危機の熾烈な諜報合戦！　　　　　　　　　　

• ■トパーズ

  ストーリー

  世界がキューバ危機に揺れるなか、ソ連情報部の大物高官が米国に亡命。彼の供述で、ソ連が秘密裏にキューバへのミサイル輸送を企んでいることが判明する。ＣＩＡに協力する仏諜報部員デブロー（フレデリック・スタフォード）は早速、愛人の地下運動家ファニタ（カリン・ドール）と接触。ソ連のために諜報活動をする仏人組織・トパーズの存在を知る。そこで、仲間のジャック（ミシェル・ピコリ）と合流したデブローは、組織の副首領であるアンリー（フィリップ・ノワレ）を昼食会の席に招くが・・・。東西情勢の緊張を背景にしたスパイ戦を題材に、巨匠ヒッチコックが腕をふるった意欲作。手に汗握る冒頭シーンを皮切りに、世界を股にかけた壮大なスケールの物語が展開する。

  解説

  【国際スター競演で贈るヒッチコックのポリティカル・サスペンス大作】／【世界で暗躍する秘密工作組織】／【謎の暗号トパーズの意味とは？】　　　　

• ■フレンジー

  解説＆ストーリー

  霧の都ロンドン。テムズ河の澱んだ水面に女性の全裸死体が浮かんだ。今回も犯行手口は縞柄のネクタイによる絞殺。市民は姿なき殺人鬼の相次ぐ凶行に震え上がっていた。そんな折、短気な性格が災いして、バーテンをクビになったリチャード（ジョン・フィンチ）は、結婚相談所を経営する元妻を訪ねる。ところが、彼女が次の被害者となり、目撃者の証言で有力容疑者となってしまったリチャード。彼は友人のラスク（バリー・フォスター）に助けを求めるが…。ヒッチコック監督が、故国イギリスに戻って制作したサスペンス・スリラー。斬新な演出テクニックから、殺しの小道具となるネクタイの使用法に至るまで、ヒッチコックならではの才気にあふれた一作だ。

  解説

  身の毛もよだつ連続絞殺事件！ヒッチコックによる猟奇サスペンス／暗躍するネクタイ絞殺魔！凄惨な犯行を繰り返す犯人の正体は？

• ■ファミリー・プロット

  ストーリー

  年老いた大富豪夫人から、４０年前に行方不明になった甥を探してほしいと依頼された霊媒師ブランチ（バーバラ・ハリス）。だが彼女の透視能力は真っ赤なニセモノで、お告げの内容は運転手の恋人ジョージ（ブルース・ダーン）が集めてきた情報が全てだった。　同じ頃、フラン（カレン・ブラック）とアーサー（ウィリアム・ディヴェイン）のカップルは億万長者を誘拐してダイヤの強奪計画を実行。やがてアーサーこそが、ブランチの探し求める人物であることが判明し…。複雑に交錯する人間関係が生み出すスリリングな物語。予想を裏切るドンデン返しと、ヒネリを利かせた小粋な語り口。ヒッチコック５３本目の監督作にして、惜しくも遺作となった犯罪サスペンス。

  解説

  裏切りと陰謀が渦巻く犯罪ドラマ！ヒッチコック最後の秀作サスペンス／降霊術、誘拐、ダイヤモンド…　絡み合う運命の糸が導く結末とは？

ヒッチコック・ブルーレイ・プレミアム・コレクション の商品スペック