縄文人を描いた土器―和台遺跡(シリーズ「遺跡を学ぶ」〈054〉) [単行本]

縄文人を描いた土器―和台遺跡(シリーズ「遺跡を学ぶ」〈054〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  福島県北部、阿武隈川近くの台地でみつかった縄文の大集落・和台（わだい）遺跡。二三〇棟を超える竪穴住居跡からは、縄文ではめずらしい人間の全身を描いた土器や狩猟の様子を表現した土器が出土した。山間の自然のなかで力強く生きた縄文人のムラの姿に迫る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　縄文人あらわれる（人体文土器の発見
  狩猟文土器の発見
  居住群の発見）
  第２章　「複式炉」の究明（白山遺跡と後藤守一
  複式炉の命名
  複式炉は何に使われたか）
  第３章　和台縄文人の大集落（和台縄文ムラの構成
  ムラのいろいろな施設
  生活の遺物
  祭祀の遺物・遺構）
  第４章　川と山のネットワーク（遺跡を育んだ阿武隈川
  拠点的集落とそのネットワーク
  遠方との交易と搬入ルート）
  第５章　火の縄文文化の終焉（複式炉文化
  和台縄文ムラの終焉）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  新井 達哉(アライ タツヤ)
  １９７４年東京都生まれ。２０００年明治大学大学院博士前期課程修了。飯野町教育委員会で和台遺跡や白山遺跡の発掘に従事。２００８年、合併により福島市教育委員会に所属

縄文人を描いた土器―和台遺跡(シリーズ「遺跡を学ぶ」〈054〉) の商品スペック