ロシアと日本―自己意識の歴史を比較する [単行本]
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ロシアと日本―自己意識の歴史を比較する [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2016/10/25
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ロシアと日本―自己意識の歴史を比較する [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに(東郷和彦)

    序 章 アイデンティティを考える(A.N.パノフ)
    I アイデンティティの形成――中世から近代へ
    1 歴史の遺産と近代への影響(安野正士)
     はじめに
     一 中国・ビザンツ文明の遺産と近代への影響
     二 近代におけるアイデンティティ形成の特質
     結論
    2 近世における歴史的発展の特徴(K.O.サルキソフ/パノフ)
     はじめに
     一 国家統一と対外膨張
     二 18世紀のロシアと日本――地方統治と社会階層
     三 権力構造における相違――聖俗権力の関係と黒幕・寵臣の役割
     四 文明・宗教とアイデンティティの関係
     五 19世紀前半における改革の挫折

    II 近代化への道と日露戦争
    1 近代化とアイデンティティの模索(安野/河原地英武)
     はじめに
     一 明治維新と大改革
     二 明治日本のアイデンティティの模索――和魂洋才から脱亜入欧へ
     三 双頭の鷲の揺らぎ――帝政後期のロシアにおけるアイデンティティの模索
     四 日露戦争の意味――世界史の交差点
    2 改革の時代(パノフ)
     一 改革の背景要因
     二 改革の開始
     三 日露における国家思想
     四 日露における啓蒙思想
     五 対外政策

    III アイデンティティの相克――第二次世界大戦終結まで
    1 交差する日本とロシアの軌跡――1905-1945年(池田嘉郎)
     はじめに
     一 ロシア帝国と日本帝国
     二 革命ロシアと日本
     三 ソ連対日本帝国
     むすび
    2 和解と対立(サルキソフ)
     一 日露戦争からロシア革命
     二 ロシア革命から第二次世界大戦

    IV 冷戦時代のアイデンティティ
    1 葛藤する日本とソ連(下斗米伸夫)
     はじめに
     一 戦争、革命、抑留=戦後革命幻想の崩壊(1945-55年)
     二 国交回復と高度成長(1956-72年)
     三 デタント、多極世界と「比較される」社会主義(1973-85年)
     四 ペレストロイカというすれ違い(1985-91年)
     おわりに
    2 「戦勝国」と「敗戦国」の歩み(D.V.ストレリツォフ)
     一 第二次世界大戦の歴史的記憶――「敗戦国」と「戦勝国」の犠牲の度合い
     二 政治権力のシステム――タコ症候群
     三 社会発展の優先順位――均質化された消費水準の社会
     四 「新たな愛国主義」――経済力か、帝国的大国主義か

    V アイデンティティの再構築――冷戦後の時代
    1 安倍・プーチンの新世紀(東郷/隈部兼作)
     はじめに
     一 ロシア
     二 日本
     三 これからの日露のアイデンティティ探求
    2 転換か回帰か(S.V.チュグロフ)
     はじめに
     一 歴史――1000年の転換点に
     二 伝統主義の衰退の代替としての起源への回帰
     三 国益の優位
     四 価値観の階層
     五 2013-2015年の動向
    終章 歴史の比較分析は未来の道標たりうるか(東郷)

     一 日露の自己意識形成の類似性と相違性
     二 日露発展の起伏の相関関係
     三 未来の道標として

    執筆者・翻訳者紹介

    Russia and Japan: Comparative Analysis of History of Identities
    Kazuhiko Togo and A. N. Panov, Editors
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    東郷 和彦(トウゴウ カズヒコ)
    1945年長野県生まれ。京都産業大学教授・世界問題研究所長。1968年外務省入省、2002年同省退官。2009年ライデン大学で人文博士。2010年より現職

    パノフ,アレクサンドル(パノフ,アレクサンドル/Панов,Александр)
    1944年モスクワ生まれ。モスクワ国立国際関係大学外交学科長。駐日ロシア大使、ロシア外交学院長等を経て現職。政治学博士
  • 出版社からのコメント

    現在の複雑な日ロ関係の課題に対して、外交の現場を知る研究者を中心に、歴史的なアプローチによる解決の糸口を探る。
  • 内容紹介

    日本とロシアがどのような国家の歩みを刻み,眼差しを交わしてきたのか.外交の現場での交渉をふまえ,両国の本質を理解しあうこと目的とした研究プロジェクトの成果.現在の日ロ関係の課題に対して,歴史的なアプローチによる解決の糸口を探る.
  • 著者について

    東郷 和彦 (トウゴウ カズヒコ)
    東郷 和彦
    東郷和彦:京都産業大学法学部教授

    A N パノフ (パノフ)
    A N パノフ
    アレクサンドル・ニコラエヴィチ・パノフ:モスクワ国立国際関係大学教授/元在日本ロシア連邦大使

ロシアと日本―自己意識の歴史を比較する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:東郷 和彦(著)/アレクサンドル パノフ(著)
発行年月日:2016/10/19
ISBN-10:4130203053
ISBN-13:9784130203050
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:289ページ ※287,2P
縦:22cm
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