内閣総理大臣の沖縄問題(平凡社新書) [新書]
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内閣総理大臣の沖縄問題(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2019/01/17
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内閣総理大臣の沖縄問題(平凡社新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後、沖縄は講和条約での帰属問題に始まり、本土復帰、返還後の基地問題、経済振興政策など、重要なテーマとして、時の内閣の政権運営に大きな影響を与えてきた。同時に、沖縄問題が「政争の具」として取り扱われた例も珍しくなかった。「政権と沖縄」という視点から、戦後政治の知られざる軌跡を追う。
  • 目次

    序章 沖縄県知事選大敗の安倍政権
    後継指名の録音/問われた安倍流政治/立ち往生の辺野古問題
    返還合意から首相は一〇人/分離占領の下で/講和をめぐる論争の火つけ役

    第1章 アメリカ統治の継続──本土から切り離された南西諸島
    第二の琉球処分/「特別の融通性が含まれている」と吉田茂/アジア防衛の「要石」
    対日講和条約締結/「領土を手放すことは遺憾」と芦田均/沖縄統治にこだわるアメリカ
    「潜在的主権」を認めさせた岸信介/軍事作戦のセンター/「佐藤の焼身自殺」
    現状凍結に疑念/恩師・吉田の勧め/佐藤栄作の報恩と野心
    「戦後は終わっていない」

    第2章 佐藤栄作とニクソンの暗闘──返還実現の舞台裏
    核付きか核抜きか/公式的には「白紙」のまま/沖縄返還に命運を託す佐藤
    返還実現の裏に三種の密約/沖縄と繊維の取引/「赤谷誤訳説」の真実
    大平正芳と宮沢喜一で未解決/佐藤とニクソンの背離
    「金・ドル交換停止」のニクソン新政策/沖縄を直撃したニクソンショック
    変動相場制移行は「経済の琉球処分」/アメリカの頭越しでドル・チェック

    第3章 「基地の島」のジレンマ──復帰後の経済振興と開発
    「沖縄問題は超党派的に」と山中貞則/初めての保守県政/大田昌秀擁立で革新県政奪還
    米兵少女暴行事件の衝撃/早期決着に乗り出したアメリカ/大田知事は「代理署名拒否」
    「正月の青空を見て人心一新」と村山富市/橋本龍太郎に後事を託す

    第4章 橋本龍太郎の賭け──普天間返還の浮上
    梶山官房長官起用の舞台裏/「この方となら率直にお話ができる」
    沖縄問題を心に刻んで首相就任/「出さないことに」と一度は判断
    クリントンから水を向けられた橋本/振り出しに戻った「安保再定義」
    「普天間が返還される。漏れたら死刑だ」/飛び出したスクープ記事
    普天間返還合意でボタンの掛け違え/嘉手納統合案は頓挫/海上案の打診はなかった

    第5章 小渕恵三の思い入れと計算──沖縄サミットという決断
    「沖縄は自分の死に場所」/名護市で市民投票と市長選/駐留軍用地特措法で政争
    権力闘争と背中合わせ/経済危機と参院選敗北で橋本退陣
    沖縄サミットを決断した小渕/沖縄開催に反対だった野中広務
    「大田電報」で決断した小渕

    第6章 埋まらない政府と沖縄の溝──岸本建男名護市長の特区構想
    稲嶺知事の期限付き軍民共用案/「海に落としたものを拾い上げる作業」
    倒れる一週間前の沖縄訪問/金融特区構想/「沖縄が日本でなくなる」
    特区創設をめぐる「政治と行政の壁」/特区と普天間移設の関係は

    第7章 日米関係重視の小泉路線──広がる政権と沖縄の疎隔
    同時多発テロで米軍再編/「日本の戦後をこれで終わらせるべき」
    「県外移転」を口にした小泉純一郎/食言で終わった小泉発言
    シュワブ陸上案の推進を指示/沖縄側は受け入れ拒否/シュワブ沿岸V字案で日米合意

    第8章 鳩山由紀夫の「最低でも県外」発言──「初期化」された普天間
    衆参ねじれで連続首相交代/鳩山発言の根底に「常時駐留なき安保」
    嘉手納統合案に再び着目した岡田外相/止まらない鳩山の迷走
    徳之島への分散移転という腹案/問われた言葉の重み/仲井眞知事誕生の背景
    安倍の力点は「日米同盟の復活」/「有史以来の沖縄振興予算」

    第9章 安倍政権と翁長雄志の全面対決──沖縄の民意は「安倍流ノー」
    翁長は「沖縄の保守」/「一時休戦」も協議は決裂/迷走する「菅プラン」
    どこまで行っても平行線/差し止め訴訟で県の訴えを却下
    突然の翁長退場/「沖縄の民意を尊重せずして日本の自立はない」
    日本全体で取り組む課題

    終章 玉城デニーと首相官邸の綱引き──求められる総力結集態勢
    避けられない泥沼の攻防戦/水面下の対話と協議はまたも不調
    懸念される本土への悪感情の高まり/思い起こすべきは沖縄返還の軌跡

    あとがき
    主な参考資料
  • 出版社からのコメント

    戦後の歴代政権は沖縄といかに向かい合ってきたか。講和条約下の帰属問題から返還、基地問題まで、戦後政治の知られざる軌跡を追う。
  • 内容紹介

    戦後、沖縄は講和条約での帰属問題に始まり、本土復帰、返還後の基地問題、経済振興政策など、重要なテーマとして、時の内閣の政権運営に大きな影響を与えてきた。
    同時に、沖縄問題が「政争の具」として取り扱われた例も珍しくなかった。
    「政権と沖縄」という視点から、戦後政治の知られざる軌跡を追う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    塩田 潮(シオタ ウシオ)
    1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞
  • 著者について

    塩田 潮 (シオタ ウシオ)
    1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』『田中角栄失脚』『東京は燃えたか』(以上、朝日文庫)、『憲法政戦』『辞める首相 辞めない首相』『内閣総理大臣の日本経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『まるわかり政治語事典』『権力の握り方』(以上、平凡社新書)など多数。

内閣総理大臣の沖縄問題(平凡社新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:塩田 潮(著)
発行年月日:2019/01/15
ISBN-10:4582858988
ISBN-13:9784582858983
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:308ページ
縦:18cm
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