読み解く疫学スタンダード-初級・中級者のための [単行本]
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出版社:診断と治療社
販売開始日: 2019/10/31
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読み解く疫学スタンダード-初級・中級者のための [単行本] の 商品概要

  • 目次

    目 次

    はじめに


    第1部 疫学の定義

    序 章 疫学でわかること
    epidemiologyと疫学の語源 / 疫学でわかること,その1
    疫学でわかること,その2 / 疫学でわかること,その3
    疫学の独自性 / 疫学と統計学

    第1章 疫学の定義
    感染症の発症モデル / 非感染症の発症モデル / 多要因ということ
    危険因子と防御因子 / 遠位原因と近位原因 / 疫学の定義 
    介入可能性


    第2部 イベントの把握

    第2章 対象集団の設定
    問題意識 / 全数調査の実例 / 全数調査の問題点 / 標本調査
    誰が研究対象者となりうるか / 母集団と標本集団の関係 
    いくつかの標本抽出法 / 標本数の決定の実際 / 脱落者

    第3章 イベント(事象)の把握
    人口動態統計 / 出生イベントと死産イベント
    死亡イベントと死因情報 / 原死因と直接死因
    臨床診断と病理診断の不一致 / 死因分類 / 罹患イベントの把握
    イベント把握の工夫

    第4章 質問紙(アンケート)調査
    質問紙の調査項目 / 調査票の構成 / 質問文の作成
    郵送調査(postal survey) / インタビュー調査(interview survey)
    質問紙を用いた各種調査法の比較 / QOL尺度調査票の開発過程

    第5章 スクリーニング
    疫学とスクリーニング / 感度と特異度 / ROC曲線
    陽性反応的中割合 / 陽性尤度比と陰性尤度比
    スクリーニング検査のバイアス

    第6章 率・割合の調整
    仮想モデル / 直接法による調整
    わが国の死亡率の経年推移 / 基準集団の選択
    間接法による調整 / SMR(標準化死亡比)
    直接法か間接法か / 調整の前提条件 / 交絡因子の調整


    第3部 疫学総論

    第7章 疫学研究総論
    アウトカムと仮説因子 / 疫学の研究デザイン概観
    エビデンスの階層性 / 閉鎖集団と動的集団
    バイアス(bias) / 交絡の制御方法 / 従属と独立 / 因果関係の判断規準

    第8章 疫学指標(1)
    有病割合(prevalence) / 発生割合(incidence proportion)
    罹患率と死亡率(incidence rate of morbidity and mortality)
    3つの疫学指標の使い分け / 3つの疫学指標の関係


    第4部 疫学の研究デザイン

    第9章 記述的疫学研究
    記述研究 / 症例報告 / 症例シリーズ研究

    第10章 生態学的研究と横断研究
    生態学的研究 / 横断研究 / 生態学的研究と横断研究の比較
    仮説因子の着想

    第11章 コホート研究
    コホート研究の研究デザイン / 2つのコホート研究事例
    コホートの確立 / 追跡 / 関連の強さの指標
    結果の解釈 / コホート研究の強みと弱み

    第12章 症例対照研究
    症例対照研究の研究デザイン / 関連の強さの指標 / 症例の抽出
    対照の抽出 / コホート研究を活用した症例対照研究
    症例対照研究のオッズ比の意味合い / マッチング
    症例対照研究のバイアス / 症例クロスオーバー研究
    症例対照研究とコホート研究

    第13章 疫学指標(2)
    オッズ比の追加説明 / ハザード比
    寄与危険(割合)と人口寄与危険(割合)
    コホート研究の場合 / 症例対照研究の場合

    第14章 実験的疫学研究
    研究デザイン / RCTの基本構造 / マスキング(masking)
    ITT(治療意図)分析 / 臨床試験 / フィールド試験
    クラスター無作為化試験(CRT) / 地域試験 / 実験的疫学研究に関する補足説明

    第15章 システマティックレビュー
    定義 / 基本的手順 / メタアナリシス(meta-analysis)
    量的システマティックレビューの事例 / 質的システマティックレビュー
    EBMと診療ガイドライン


    第5部 疫学のための統計解析

    第16章 統計解析の基礎知識
    いくつかの統計学用語 / カテゴリカルデータの検定
    t 検定 / ノンパラメトリック検定 / Mann-Whitneyの U検定
    対応のある検定 / 一元配置分散分析 / 多重比較 / 相関と回帰
    生存率曲線

    第17章 疫学研究のための多変量解析
    単変量解析と多変量解析 / 3つの多変量統計モデル / 重回帰分析
    多重ロジスティック回帰分析 / Coxの比例ハザード回帰分析
    その他の多変量解析


    参考資料

    いくつかの標本数の求め方 / 疫学指標の95%信頼区間(CI:confidence interval)の求め方
    疫学研究等の報告に関する推奨項目と質評価のための主な声明(ABC順)


    文 献
    あとがき
    著者紹介

    和文索引
    欧文-数字索引

    1 母親の葉酸摂取と出生児の自閉症発症リスク
    2 症例報告:Pulmonary embolism
    3 症例報告:Guillain-Barre syndrome associated with Campylobacter infection
    4 指趾の特異的落屑を伴う小児の急性熱性皮膚粘膜淋巴腺症候群(自験例50例の臨床的観察
    5 サリドマイドと先天異常
    6 オフセット印刷工の胆管がん
    7 フラミンガム研究
    8 新潟県中条町砒素汚染コホート
    9 身体活動量と一次性心停止死亡リスク
    10 事例にみる症例と対照の供給源
    11 事例にみる症例と対照の供給源:コーヒー摂取と膵臓がんに関する症例対照研究
    12 事例にみる症例と対照の供給源
    13 事例にみる症例と対照の供給源
    14 安定狭心症に対する経皮的冠動脈インターベンション:二重盲検無作為化比較試験
    15 アスピリンとβカロテンの一次予防効果
    16 結核発見のための世帯内接触者検診の有効性
    17 上水道への意図的フッ素添加による齲蝕予防
    18 わが国の受動喫煙と肺がんに関する量的SR
    19 臓器移植についての遺族の考えに関する質的SR
    20 メラトニン分泌量と日中の光曝露量との関連
    21 エタノール摂取量別の低骨密度保有オッズ比
    22 2型糖尿病患者の心血管疾患イベントに対する低用量アスピリンの一次予防効果


    1 高木兼寛と脚気
    2 わが国初の職業がん報告
    3 広島・長崎原爆被爆者コホート
    4 Hisayama Study:半世紀を超えた久山町研究
    5 四日市喘息は大気中SO2濃度と関連
    6 Hirayama study:受動喫煙は肺がんの危険因子
    7 SMONはキノホルムによる薬害
    8 銅製錬工の肺がんは砒素曝露が原因
    9 Shibata Stroke study:脳卒中登録制度の確立と活用
    10 Ohasama study:家庭測定血圧の基準値を提案したコホート研究?
    11 JACC study:がんと生活習慣のコホート研究
    12 JPHC study:保健所を基盤とした多目的コホート研究
    13 NIPPON DATA:循環器疾患基礎調査対象者の大規模コホート研究
    14 JPOS study:アウトカムは骨粗鬆症と骨折
    15 JAGES:高齢者の健康の社会的決定要因を探る
    16 劇症1型糖尿病の疫学像
    17 HEIJO-kyo study:ユビキタスな仮説因子に注目
    18 JECS:子どもの健康に与える環境因子の解明を目指す


    1 統計法
    2 臨床研究法と特定臨床研究
    3 疫学研究のための質問紙
    4 正確性と信頼性
    5 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針
    6 クロスオーバー臨床試験
    7 Rothmanのニワトリと卵
    8 case fatality rate
    9 Kappa統計量(カッパ統計量)
    10 Research Questionの検証
    11 プロペンシティスコア
  • 内容紹介

    本書は,疫学について幅広く,かつこの次に読むのは各領域に特化した疫学の専門書というレベルを目指した教科書です.学部の初学者から大学院生,疫学の理解を必要とする研究者や保健行政職,疫学の専門的知識に興味をもったりその獲得を目指す方々までを対象としたもので,疫学,衛生学,公衆衛生学,予防医学のみならず,看護学,保健学,栄養学,薬学,生物統計学など,疫学が少しでも含まれる分野で活用されることを願っています.

読み解く疫学スタンダード-初級・中級者のための [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:診断と治療社
著者名:車谷 典男(著)
発行年月日:2019/10
ISBN-10:4787823507
ISBN-13:9784787823502
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:26cm
横:18cm
厚さ:2cm
重量:641g
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