小尾俊人日誌 1965-1985 [単行本]
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小尾俊人日誌 1965-1985 [単行本]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2019/11/20
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小尾俊人日誌 1965-1985 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    稀有なる記録者の「業務日誌」の中で、「戦後」と「20世紀」が交差する。丸山眞男と藤田省三。日本の戦後思想を代表する二人からの頻々たる受信。60年代、70年代の思想と出版の状況が新たな照明のもとで浮かび上がる。日誌は1961年7月13日に始まり、1997年6月に終わる。本書ではその核心的部分である65年1月から85年12月までの150冊から翻刻。市村弘正と加藤敬事による解説対談収録。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    小尾俊人日誌
    解説対談 『小尾俊人日誌』の時代(市村弘正;加藤敬事)
  • 出版社からのコメント

    みすず書房の創業に関わり、戦後出版史に大きな足跡を遺した編集者。その「日誌」から戦後思想史の貴重な断面が浮かび上がる。
  • 内容紹介

    日誌は1961年に始まり97年に終わる。本書では65年から85年までの150冊を翻刻。丸山眞男、藤田省三らとのやりとりが戦後思想史・出版史に新たな照明を与える。市村弘正・加藤敬事の対談収録。


    ◆加藤◆マルクス主義が凋落し、丸山学派が一番輝いていた時期、それが『日誌』の時代背景としてある。


    ◆市村◆60年代後半、丸山眞男とその学派の影響力はすごかったですからね。なぜ丸山があれほど騒がれたのか、いまやわからなくなっている。丸山学派の意味を教えてくれるのが、この『日誌』最大の読み所一つだと思います。


    ◆市村◆この『日誌』では、丸山におけるシュミット経験というのが、すでに65年から始まっていていたことがわかる。どういう文脈での言及かというと、ヴェトナムにおけるゲリラ戦なんです。


    ◆加藤◆『パルチザンの理論』ですね。


    ◆市村◆20世紀の問い直しには時間がかかります。藤田さんがベンヤミンを読み始めた頃、丸山さんは、最近藤田君は、ベンヤミンとか文明批評をやっているらしい、と冷淡な見方です。これまでやってきた政治学に背を向け、現代という時代そのものに向き合ったのは、藤田さんの学問的転換でしょう。丸山さんが「優れた魂」と言うなら、その魂の転換でしょう。丸山さんはそれが理解できなかった。


    ――市村弘正・加藤敬事による解説対談より
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小尾 俊人(オビ トシト)
    1922年長野県に生まれる。1940年19歳で上京、羽田書店に入る。1943年12月、学徒出陣で入隊。敗戦後、みすず書房を創業。いらい編集責任者を45年つとめ、1990年に退職。2011年8月15日死去。著書に『出版と社会』(第7回パピルス賞、第29回日本出版学会賞受賞、幻戯書房)などがある
  • 著者について

    小尾 俊人 (オビトシト)
    小尾俊人

    1922年、長野県に生まれる。1940年、19歳で上京、羽田書店に入る。18年、学徒出陣で入隊、暁部隊(通信隊)に属す。敗戦後、山崎六郎、清水丈男とともにみすず書房を創業。以来、編集責任者を45年つとめ、1990年に退職。著書に『本は生まれる。そして、それから』(幻戯書房、2003年)、『出版と社会』(幻戯書房、2007年)、『昨日と明日の間――編集者のノートから』(みすず書房、2009年)などがある。

小尾俊人日誌 1965-1985 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:小尾 俊人(著)
発行年月日:2019/11/25
ISBN-10:4120052516
ISBN-13:9784120052514
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:309ページ
縦:20cm
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