あいたくてききたくて旅にでる [単行本]

販売を終了しました

    • あいたくてききたくて旅にでる [単行本]

あいたくてききたくて旅にでる [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003251601

あいたくてききたくて旅にでる [単行本]

販売終了時の価格: ¥2,970(税込)
出版社:その他
販売開始日: 2020/02/29(販売終了商品)
お取り扱い: のお取り扱い商品です。

販売を終了しました

あいたくてききたくて旅にでる [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    〈第一部〉
    第一話  オシンコウ二皿ください
    第二話  石のようになった人
    第三話  わたしの「友だち」
    第四話  かのさんのカロ
    第五話  はるさんのクロカゲ
    第六話  ひと山越えても鹿おらん
    第七話  エゾと呼ばれた人たち
    第八話  みはるさんの『冬の夜ばなし』

    〈第二部〉
    第九話  寂寞ということ
    第十話  「捨てる」ということ
    第十一話 母なるもの、子なるもの
    第十二話 「現代の民話」について
    第十三話 みんなみんな、ほんとうのこと
    第十四話  一粒の豆を握る・一粒の豆を見失う
    第十五話 「ふしぎ」の根をさがす
    第十六話  山の民についてー猿鉄砲のむかし
    第十七話  浜で出会った人たち
    最終話にかえて  ゆめのゆめのサーカス

    本書再話作品一覧

    〈寄稿〉
    聞くことが声をつくる 濱口竜介
    ものがたり灯るところへ 瀬尾夏美
    幼き、死者の声 志賀理江子

    あとがき

    編集後記 清水チナツ

    小野和子年譜
  • 出版社からのコメント

    これまで50年にわたり東北の村々を訪ね、民話を乞うてきた民話採訪者・小野和子の初単著
  • 内容紹介

    むかし、むかし。あるところに--海辺の町や山奥の集落で、口から耳へと語り継がれてきた「民話」。
    東北で50年ものあいだ、一軒一軒その戸を叩きながら「民話」を乞うてきた民話採訪者が聞いたのは民話とともに語られた「民の歴史」、抜き差しならない状況から生まれた「物語の群れ」だった。

    1934年生まれの著者が幼少期に経験した戦争。山と積まれた本が炎に包まれ灰となり、大事にしてきた教科書に黒々と墨を塗る。子どもながらに抱えた心の穴を埋めるべく、著者が東北の村を歩いた日々は50年を数える。
    「あなたの話を聞かせてください」と乞う民話採訪者に施されたのは、民の口から語られた「この世の真実(ほんとう)」だった。

    採訪日記を軸に、聞かせてもらった民話、手紙、文献などさまざまな性質のテキストを、旅で得た実感とともに編んだ全18話と、小野の独自の知性と姿勢に共鳴してきた若手表現者-濱口竜介(映画監督)、瀬尾夏美(アーティスト)、志賀理江子(写真家)の寄稿がおさめられています。表紙や本中には宮城県を拠点に国内外で精力的に活動する志賀が東北で撮りおろした写真を掲載。本のなかに響く声を、一字一字を精密に美しく組んだ大西正一によるデザインワークも魅力のひとつです。

    ※本著で「鉄犬ヘテロトピア文学賞」と「梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞
    ※累計1万部を突破

    ■目次
    はじめに
    〈第一部〉
    第一話  オシンコウ二皿ください
    第二話  石のようになった人
    第三話  わたしの「友だち」
    第四話  かのさんのカロ
    第五話  はるさんのクロカゲ
    第六話  ひと山越えても鹿おらん
    第七話  エゾと呼ばれた人たち
    第八話  みはるさんの『冬の夜ばなし』

    〈第二部〉
    第九話  寂寞ということ
    第十話  「捨てる」ということ
    第十一話 母なるもの、子なるもの
    第十二話 「現代の民話」について
    第十三話 みんなみんな、ほんとうのこと
    第十四話  一粒の豆を握る・一粒の豆を見失う
    第十五話 「ふしぎ」の根をさがす
    第十六話  山の民についてー猿鉄砲のむかし
    第十七話  浜で出会った人たち
    最終話にかえて  ゆめのゆめのサーカス

    本書再話作品一覧

    〈寄稿〉
    聞くことが声をつくる 濱口竜介
    ものがたり灯るところへ 瀬尾夏美
    幼き、死者の声 志賀理江子

    あとがき
    編集後記 清水チナツ

    小野和子年譜
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 和子(オノ カズコ)
    民話採訪者。1934年岐阜県生まれ。1969年から宮城県を中心に東北の村々へ民話を求めて訪ね歩く民話採訪を一人で始める。1975年に「みやぎ民話の会」を設立し、現在は同会顧問
  • 著者について

    小野和子 (オノカズコ)
    小野和子 民話採訪者
    1934年岐阜県生まれ、宮城県在住。1969年から、宮城県を中心に東北の村々へ民話を求めて訪ね歩く民話採訪を一人で始める。1975年に「みやぎ民話の会」を設立し、現在は同会顧問。民話に関するおもな編著書に『長者原老嫗夜話』(1992年)、『みちのく民話まんだら―民話のなかの女たち』(2007年)など。みやぎ民話の会叢書第一集から第十五集までを監修。現在も民話採訪の旅を続けている。

    清水チナツ (シミズチナツ)
    1983年福岡県生まれ、宮城県在住。2011年から2018年までせんだいメディアテーク学芸員として、「みやぎ民話の会」との協働プロジェクトなどを担当。2019年に志賀理江子・長崎由幹とともに仙台でPUMPQUAKES(パンプクエイクス)設立。おもな企画展に「畠山直哉 まっぷたつの風景」(2016年)、共編書に『Lieko Shiga | Blind Date | Exhibition』(2018年)など。

あいたくてききたくて旅にでる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:PUMPQUAKES ※出版地:仙台
著者名:小野 和子(著)
発行年月日:2019/12/21
ISBN-10:4991131006
ISBN-13:9784991131004
判型:A5
発売社名:PUMPQUAKES
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:357ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:550g
他のその他の書籍を探す

    その他 あいたくてききたくて旅にでる [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!