ポリマーアロイ・ポリマーブレンド-―設計技術と実用化事例―(新材料・新素材) [単行本]
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ポリマーアロイ・ポリマーブレンド-―設計技術と実用化事例―(新材料・新素材) [単行本]

徳満勝久(監修)
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出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2020/02/25
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ポリマーアロイ・ポリマーブレンド-―設計技術と実用化事例―(新材料・新素材) の 商品概要

  • 目次

    【第Ⅰ編 材料設計・構造制御】
    第1章 ポリマーアロイ・ブレンドのレオロジー挙動および材料設計
    1 はじめに
    2 ポリマーアロイ・ブレンドのレオロジー的性質
    3 ポリマーアロイ・ブレンドの溶融粘弾性
    4 ポリマーアロイ・ブレンドの溶融粘弾性の事例
    4.1 PA12E/TPUブレンド系
    4.2 PA6/PPブレンド系
    4.3 多成分系複合材料の溶融粘弾性
    5 おわりに

    第2章 混練・分散技術によるポリマーアロイの構造・物性制御
    1 はじめに
    2 相溶系アロイと非相溶系アロイ
    2.1 相溶系ポリマーアロイ
    2.2 非相溶系ポリマーアロイ
    3 ポリマーアロイの設計
    3.1 衝撃強度の発現
    4 ポリマーアロイの構造制御
    4.1 溶融混練技術
    4.2 リアクティブプロセッシングによる構造制御
    4.3 含官能基ゴムによるポリマーの改質
    5 おわりに

    【第II編 相溶性と相容性(混和性)のコントロール】
    第1章 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相容化剤の選定
    1 はじめに
    2 ポリマーの相溶化と相容化
    2.1 相溶と非相溶
    2.2 相溶化と相容化
    3 相容化剤
    3.1 非反応性相容化剤
    3.2 反応系相容化剤
    4 溶解性パラメーター
    4.1 高分子の混合と溶液論
    4.2 溶解性パラメーター
    4.3 高分子の混合と溶解性パラメーター
    5 ナノサイズレベルの分散と第四世代ポリマーアロイ
    6 おわりに

    第2章 分子間相互作用による相溶性および物性の制御
    1 相溶系と非相溶系ポリマーブレンドの物性
    2 分子間相互作用による相溶性の制御
    2.1 相互作用パラメータ
    2.2 相溶ブレンドのガラス転移温度に関する混合側
    2.3 相溶ブレンドの動的不均一性
    3 非相溶系アロイの物性
    3.1 力学モデル(相分離構造と物性の関係)

    【第III編 高機能化】
    第1章 ポリマーブレンドにおける高分子の高性能化
    1 はじめに
    2 二相系ブレンドの界面の接着
    3 相反転
    4 ミクロ相分離構造の制御
    5 相溶性ブレンドの光学特性
    6 ブリードアウト現象
    7 結晶化

    第2章 ポリマーブレンドによる熱可塑性樹脂の成形加工改質
    1 はじめに
    2 相溶系ブレンド
    3 反応性改質剤とのブレンド
    4 臨界点近傍ゲル
    5 柔軟なナノ繊維とのブレンド
    6 長鎖分岐高分子との相分離系ブレンド
    7 Tgの高いポリマーとのブレンド

    第3章 リアクティブプロセッシングによるマテリアル/ケミカルリサイクルの精密制御~ポリマーアロイからのポリ乳酸の資源循環~
    1 はじめに
    2 ポリ乳酸系ポリマーアロイの展開
    3 PLLA/ABS複合材料の熱分解シミュレーション解析と選択的資源循環
    4 材料
    4.1 PLLA/ABS およびPLLA/ABS/MgOブレンド体の熱分解反応
    4.2 PLLA/ABSブレンド体の分解反応の活性化エネルギー
    4.3 PLLA/ABSブレンド体からの熱分解生成物
    4.4 PLLA/ABSブレンド体の熱分解反応のシミュレーション解析
    5 リアクティブプロセッシング(反応押出)による実証試験
    5.1 残渣樹脂のMFR
    6 おわりに

    第4章 バイオマスプラチックにおけるアロイ・複合化による高機能化
    1 はじめに
    2 PP/PA11バイオ樹脂アロイ
    2.1 バイオ樹脂アロイの作製
    2.2 相構造制御
    2.3 バイオ樹脂アロイのキャラクタリゼーション
    2.4 バイオ樹脂アロイのサラミ構造による力学特性向上の要因
    2.5 バイオ樹脂アロイの高性能化
    2.6 バイオ樹脂アロイの実用化
    3 さいごに

    第5章 「液晶ブレンド電解重合法」よるポリマーブレンドの作成とカイラリオン
    1 はじめに
    1.1 導電性高分子
    1.2 液晶
    1.3 液晶中電解重合
    1.4 ポリマーブレンド
    2 実験
    3 結果・考察
    3.1 偏光顕微鏡観察
    3.2 赤外線吸収スペクトル
    3.3 サイクリックボルタンメトリー
    3.4 エレクトロクロミズム
    4 結論

    【第IV編 計算科学・マテリアルズインフォマティクス利用】
    第1章 企業における分子シミュレーション活用事例~アロイ・ブレンドの設計に向けて~
    1 はじめに
    2 大規模全原子分子動力学シミュレーション活用事例
    2.1 PVDF/NMP溶液と水の混合自由エネルギー
    2.2 PVDF/水間の界面自由エネルギー
    3 粗視化分子動力学シミュレーション活用事例
    3.1 粗視化シミュレーションモデル
    3.2 錯体形成挙動の統計的解析
    4 まとめ

    第2章 アロイ・ブレンド・コンポジットのコンピューターシミュレーションの基礎
    1 はじめに
    2 粗視化モデル
    3 粗視化シミュレーション手法の概要
    4 適用可能性としての事例紹介
    5 まとめ

    【第Ⅴ編 混練・押出成形技術】
    第1章 高せん断成形加工法による新規ナノコンポジット創製
    1 はじめに
    2 高せん断成形加工法の概要
    3 新規なポリマーナノコンポジットの創製
    3.1 高分子/高分子系:非相溶性ポリマーブレンドのナノ混合・相溶化
    3.1.1 PVDF/PA11ナノブレンドの創製
    3.1.2 PC/PMMA透明ナノブレンドの創製
    3.2 高分子/フィラー系:CNT等ナノサイズフィラーの高分子へのナノ分散化によるナノコンポジット創製
    3.2.1 フィラーのナノ分散化の要因
    3.2.2 熱可塑性エラストマー/CNT系ナノコンポジット
    3.2.3 ポリマー/層状ケイ酸塩系ナノコンポジット
    3.3 高分子/高分子/フィラー系(三元系):階層的構造制御(高分子ブレンドにおける共連続構造形成とフィラー選択的分散の同時制御)によるナノコンポジット創製
    3.4 高分子/フィラー/フィラー系(三元系):炭素繊維強化複合材料
    3.5 高せん断場と反応場との統合によるエコマテリアルの創製
    4 おわりに

    第2章 可視化解析システムによる省エネ型押出機
    1 はじめに
    2 可視化解析システム概要
    3 押出機に要求される項目
    4 可視化単軸押出装置
    5 省エネ押出
    6 おわりに

    第3章 二軸スクリュ押出し技術を活用したポリマーアロイの形成装置
    1 はじめに
    2 ポリマーアロイの創製に用いられる二軸スクリュ押出機
    3 二軸スクリュ押出機の構成と技術的な進展
    3.1 二軸スクリュの溝深さの増大
    3.2 スクリュ回転の高速化
    3.3 スクリュ長さ〔L/D〕の拡大
    3.4 スクリュ駆動トルクの増大
    3.5 各種ミキシングエレメントの進展
    4 二軸スクリュ押出特性に対する理論解析技術の進展
    5 二軸スクリュ押出機を用いたポリマーアロイの形成技術
    5.1 二軸スクリュ押出機を用いる利点
    5.2 ポリマーアロイの物性に関連する二軸スクリュ押出機の操作因子
    5.2.1 各種材料の供給順序の選定
    5.2.2 相容化剤の供給順序によるポリマーアロイの物性への影響
    5.2.3 反応を伴うポリマーアロイの供給方法による物性への影響
    5.3 二軸スクリュ押出機内でのポリマーアロイの生成過程の解析手法
    6 二軸スクリュ押出機のスケールアップの考え方
    7 まとめ

    【第IV編 評価・解析】
    第1章 散乱法によるポリマーアロイの構造評価法
    1 はじめに
    2 散乱の理論
    3 光散乱法によるポリマーブレンドのスピノーダル分解過程の解析
    3.1 スピノーダル分解初期過程
    3.2 スピノーダル分解中期・後期過程
    4 パラクリスタル理論によるミクロ相分離構造の解析

    第2章 NMR法によるポリマーアロイとしてのグラフトポリマーの構造解析
    1 はじめに
    2 相溶化剤(Compatibilizer):MA-g-PO
    2.1 MA-g-POとは
    2.2 グラフトMA構造解析の従来法と新規解析法
    3 高感度二次元相関NMR法による末端グラフトモノマー構造の直接解析
    3.1 高濃度溶液作成およびNMR実験条件
    3.2 各種二次元相関NMR法による構造解析
    4 化学反応およびNMR法を組み合わせた超微量グラフトMAの高感度解析
    4.1 グラフトMAのメチル化反応
    4.2 メチル化グラフトMAの1H NMR分析
    5 おわりに

    第3章 ナノスケール赤外分光分析の原理,特徴とポリマーアロイ・ブレンドの化学構造解析
    1 はじめに
    2 AFM-IRの原理と装置概要
    3 ポリマーアロイ・ブレンドの分析例
    3.1 ポリスチレン(PS)/ポリメチルメタクリレート(PMMA)
    3.2 ポリエチルメタクリレート(PEMA)/ポリメチルメタクリレート(PMMA)
    3.3 ハイインパクトポリプロピレン(HIPP)
    3.4 ポリカプロラクトン(PCL)/ポリエチレングリコール(PEG)
    4 まとめ

    第4章 ナノ触診AFMによるポリマーアロイの力学物性評価
    1 はじめに
    2 ポリマーアロイにおける相分離構造制御
    3 ナノ触診AFMによる反応誘起型ポリマーアロイの物性解析
    3.1 試料と引張物性
    3.2 未伸長試料の弾性率マップ
    3.3 伸長試料の弾性率マップ
    3.4 仲立ち効果
    4 まとめ

    【第VII編 実用化/用途事例】
    第1章 ポリマーアロイの用途事例
    1 はじめに
    2 高分子材料の非相溶性について
    3 PE/PP系ポリマーアロイの物性改質効果について
    4 PET/PE系ポリマーアロイの物性改質効果について
    5 PLA/PA12系ポリマーアロイの物性改質効果について
    6 おわりに

    第2章 PBT樹脂に於ける複合化技術及びその実用化事例
    1 諸言
    2 本論
    2.1 エラストマー添加による耐衝撃性付与
    2.2 ポリマーアロイによる各種機能性付与
    2.2.1 PBT/PCアロイ
    2.2.2 PBT/PETアロイ
    2.2.3 PBT/スチレン系樹脂アロイ
    2.3 ポリマー型臭素系難燃剤による難燃性付与
    3 総括

    第3章 ポリマーアロイの実例
    1 はじめに
    2 リアクティブプロセッシングによるナノ構造制御
    3 スピノーダル分解によるナノ構造制御
    4 “ナノアロイ”の今後の展望

    第4章 ポリマーアロイ・ブレンドを容易にし,新たな機能を付加する添加剤技術
    1 はじめに
    2 界面で働く添加剤概要
    3 ポリマーのグラフト化 添加剤の製法と特徴
    4 相溶化剤による軟らかいポリマーと固いポリマーのブレンド
    5 プラスチックへのガラス繊維の分散
    6 プラスチックへの木質繊維の分散
    7 層状無機粒子(ナノクレイ)による物性向上と難燃性向上
    8 プラスチックへの有機顔料などの分散
    9 プラスチックの耐スリキズ性を向上させる添加剤
    10 製造プロセスで働く添加剤:臭気ストリッピング
    11 おわりに
  • 内容紹介

    高性能・高機能な高分子材料を得るために欠かせないポリマーアロイ・ポリマーブレンドは,昨今のプラスチックのマテリアル・ケミカルリサイクル問題の解決手段として注目され始めており,時宜を得た一冊である。

ポリマーアロイ・ポリマーブレンド-―設計技術と実用化事例―(新材料・新素材) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:徳満勝久(監修)
発行年月日:2020/03
ISBN-10:4781314953
ISBN-13:9784781314952
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:化学
言語:日本語
ページ数:252ページ
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