憲法問題(講談社学術文庫) [文庫]
    • 憲法問題(講談社学術文庫) [文庫]

    • ¥1,01231 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月29日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
憲法問題(講談社学術文庫) [文庫]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003270328

憲法問題(講談社学術文庫) [文庫]

  • 5.0
価格:¥1,012(税込)
ゴールドポイント:31 ゴールドポイント(3%還元)(¥31相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月29日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2020/06/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

憲法問題(講談社学術文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    芥川龍之介の親友としても知られる法学者・恒藤恭(一八八八‐一九六七年)。占領期から新日米安保に至る過程をつぶさに見てきた著者は、「押しつけ」を根拠にした憲法改正論に含まれる問題を徹底的に明らかにする。滝川事件で職を辞した気骨の学者が死の直前に残した切実な問いは、いまだまったく変わっていない。今こそ必読の名著。
  • 目次

    まえがき
    一 戦争放棄の問題
    二 日本民族の更生の途
    三 憲法と新しい道徳基準
    四 平和憲法と日本の運命
    五 平和憲法と国民の真情──憲法施行十周年におもう
    六 憲法問題解決の基準
    七 平和憲法と最高裁の使命

    解 説(角田猛之)
  • 出版社からのコメント

    日本に憲法を改正する資格はあるのか?──芥川龍之介の親友として知られる法学者が半世紀前に放った問いは、今も答えられていない。
  • 内容紹介

    本書は、一流の法哲学者である著者が死の3年前となる1964年に世に問うたものです。恒藤恭(1888-1967年)は、何よりもまず第一高等学校で同期だった芥川龍之介の親友として、旧姓の「井川恭」の名で知られており、1927年に35歳の若さで自害した親友のために、『旧友芥川龍之介』(1949年)という著作を発表しています。
    恒藤自身は、京都帝国大学に進んで法学を修め、1929年には同大学法学部の教授に就任します。ところが、1933年に法学部の同僚である刑法学者の滝川幸辰に文部省が休職処分を下し、これに大学も従うという「滝川事件」が勃発すると、抗議のために辞表を提出した教授の一人に恒藤も名を連ねました。退官後は大阪商科大学(現在の大阪市立大学)に移った著者は、新カント派の法哲学を基礎にしつつ、社会科学・人文科学の成果を取り入れた独自の法哲学を築き上げます。その成果は、『法の基本問題』(1936年)や『法の精神』(1969年)などに結実しました。
    本書は、こうした不世出の法学者が、1949(昭和24)年から1960(昭和35)年のあいだに雑誌に寄稿した文章を新書として刊行したものです。言うまでもなく、本書収録の最も古い文章が書かれた1949年の時点では、日本はまだ占領下にありました。日本が主権を回復すると同時に日米安全保障条約(旧安保条約)を締結するのは1951年、それが現在に至る新安保条約に改定されるのは1960年のことです。その間、国内では1947年に施行された日本国憲法に対して「押しつけられたもの」という評価を下し、改正を求める声があがります。その動向を見てきた著者は、確かに主権回復後日本は憲法を改正する資格を手にしているが、それは「法的条件」にすぎないと言います。
    「日米新安保条約のために、わが国が米国に対して高度の従属関係に立っているかぎりは、日本国民の真実の総意に合致するようなしかたで憲法改正が行われ得るための十分な条件が欠けている状態が持続する」。そして、著者はこう続けています──「だから、日本国民が真に自主的な立場から日本国憲法を再検討し、その改正に着手すべき時期は、現在未だ到来していない、という認識こそは、憲法問題、とりわけ改憲問題を解決するための基準である、と考えられるのである」。
    本書が刊行されてから半世紀以上を経た現在、この言葉に私たちはどう答えられるでしょうか。恒藤恭の著作初の文庫化となる本書は、今こそ私たちに問いを投げかけています。

    [本書の内容]
    一 戦争放棄の問題
    二 日本民族の更生の途
    三 憲法と新しい道徳基準
    四 平和憲法と日本の運命
    五 平和憲法と国民の真情
    六 憲法問題解決の基準
    七 平和憲法と最高裁の使命
    解 説(角田猛之)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    恒藤 恭(ツネトウ キョウ)
    1888‐1967年。法哲学者。旧姓は井川。第一高等学校で芥川龍之介と同期入学。1929年に京都帝国大学法学部教授に就任したが、1933年の滝川事件で退官。以降、大阪商科大学(現在の大阪市立大学)で教鞭を執り、学長も務めた
  • 著者について

    恒藤 恭 (ツネトウ キョウ)
    1888-1967年。法哲学者。旧姓は井川。第一高等学校で芥川龍之介と同期入学。1929年に京都帝国大学法学部教授に就任したが、1933年の滝川事件で退官。以降、大阪商科大学(現在の大阪市立大学)で教鞭を執り、学長も務めた。主な著書に、『法の基本問題』(1936年)、『新憲法と民主主義』(1947年)、『旧友芥川龍之介』(1949年)ほか。

憲法問題(講談社学術文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:恒藤 恭(著)
発行年月日:2020/06/09
ISBN-10:4065194407
ISBN-13:9784065194409
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:法律
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:15cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 憲法問題(講談社学術文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!