分断のニッポン史―ありえたかもしれない敗戦後論(中公新書ラクレ) [新書]

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分断のニッポン史―ありえたかもしれない敗戦後論(中公新書ラクレ) [新書]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2021/08/07
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分断のニッポン史―ありえたかもしれない敗戦後論(中公新書ラクレ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    災害、感染症、格差…いま各所で「分断」が叫ばれる。だが歴史を遡ると、敗戦直後には国が分割される恐れが実際にあり、分断統治や架空戦記を描いた小説・マンガが人気を博してきた。欧米ではこうした「歴史のif=反実仮想」の歴史学は重要な研究として認知されてきたが、本書は国内の研究では数少ない試みである。さらに震災等による列島分断を描いた未来小説も検証。最悪のシナリオを描いた作品群から、危機克服のヒントを学ぶ。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 「仮想戦後」を考える
    第1章 終戦―日本のターニングポイント
    第2章 東西冷戦下の仮想地図
    第3章 ポスト冷戦期の「分断後論」
    第4章 共産化する「仮想未来」
    第5章 独立国家論
    終章 「分断」を抱きしめて
  • 出版社からのコメント

    国が分割される恐れのあった敗戦直後。最悪のシナリオを描いた小説やマンガに、危機克服のヒントを学ぶ
  • 内容紹介

    相次ぐ大規模災害、緊張が高まる国際情勢、感染症やサイバー攻撃――日本は今さまざまな脅威にさらされている。為政者が予期しない選択をする、あるいは偶発的な事故や大事件が起こったら、「分断」が生まれ、歴史は大きく変わるかもしれない。

    「歴史のif=反実仮想」の歴史学は、欧米の学界では重要な研究として認知されてきた。日本では架空戦記や未来小説は親しまれてきたが、学術研究は端緒についたところで著者が開拓してきた。本書では「ありえたかもしれない過去」として、「軍国日本の継続可能性」「幻の本土決戦」「アメリカの日本分割統治案」などの日本開戦以降のターニングポイントに注目し、日本という国がまったく別の形になっていた可能性について検討を行う。また、「ソ連の脅威と北海道の分断」「東アジアの地政学リスク」「大震災」など、列島が分断される日本は、「ありうるかもしれない未来」としても描かれてきた。災害や脅威に対応するために、「反実仮想」の知見を積み上げることが今求められている。

    最悪のシナリオを描いた小説やマンガに、危機克服のヒントを学ぶ。私たちはまだ本当の「分断」を知らない。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    赤上 裕幸(アカガミ ヒロユキ)
    防衛大学校人文社会科学群公共政策学科准教授。1982年生まれ。京都大学大学院教育学研究科教育科学専攻博士課程修了。博士(教育学)。メディア史、社会学を専攻
  • 著者について

    赤上 裕幸 (アカガミヒロユキ)
    赤上裕幸

    1982年生まれ。メディア史、社会学を専攻。京都大学大学院教育学研究科教育科学専攻博士課程修了。博士(教育学)。現在、防衛大学校人文社会科学群公共政策学科准教授。著書に『「もしもあの時」の社会学――歴史にifがあったなら』(筑摩選書、2018年)、『ポスト活字の考古学――「活映」のメディア史1911-1958』(柏書房、2013年)、『歴史のゆらぎと再編(岩波講座 現代 第5巻)』(共著、岩波書店、2015年)などがある。

分断のニッポン史―ありえたかもしれない敗戦後論(中公新書ラクレ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:赤上 裕幸(著)
発行年月日:2021/08/10
ISBN-10:4121507371
ISBN-13:9784121507372
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:285ページ
縦:18cm
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