どんなイチゴも、みんなかわいい [単行本]

どんなイチゴも、みんなかわいい [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  イチゴはみんなちがうかたち。だから、みんなかわいい。だから、みんなおいしい―ゲーテ（？）。人間も、ひとりひとりみんなちがうよね…わたしは、わたしのままでいい！

• 内容（「BOOK」データベースより）

  いつもとちがう、とくべつな自分；ヒヨコには、なれないけれど；イチゴはみんな、ちがうかたち

• 内容紹介

  アヤは想像力ゆたかな女の子。ミミズクやフクロウの図鑑を見るのが大好きで、目立つことや、女の子っぽくふるまうのは苦手です。そんなアヤの日常に大きな事件はおきないけれど、日々いろいろと考えることがあるのです。小学3年生の女の子の心情をユーモラスに語る３つのエピソードを通して、自分は自分のままでいいのだと理解し、少しずつ成長していく姿が爽やかに描かれます。
  
  第１話「いつもとちがう、とくべつな自分」──発表会の劇でミミズク役をやりたいけれど、立候補する自信はないアヤ。ところが、ひろったジュズダマが耳にはまって取れなくなってから、いつものアヤとはちょっぴりちがうスーパーアヤになったようで……
  第２話「ヒヨコには、なれないけれど」──声がひくく背も高めのアヤは、女の子らしいふるまいが苦手です。総合学習の時間に、ヒヨコのダンスのグループになったのに、アヤだけめんどりをすることになり……
  第３話「イチゴはみんな、ちがうかたち」──ある先生から「想像力がない」といわれ、ふんがいしたアヤは童話を書きはじめました。そんなある日、友だちとひみつの話をしあうことになって、アヤは思わず「童話作家になる」といってしまうのです……！
  
  図書館選書
  アヤは想像力ゆたかな女の子。ある日、耳にジュジュダマがはいってしまい……小学3年生のアヤの心情をユーモラスに語る３つのお話。自分は自分のままでいいのだと理解し、少しずつ成長していく姿が描かれます。

• 著者について

  葦原 かも (アシハラ　カモ)
  葦原かも：神奈川県生まれ。東京学芸大学卒業。教育団体で編集の仕事にたずさわる。第５４回講談社児童文学新人賞の佳作を受賞した『まよなかのぎゅうぎゅうネコ』　（講談社）でデビュー。その他の作品に「うみのとしょかん」シリーズ（講談社）『とどけ、サルハシ！』（小峰書店）がある。「にじゅうまる」同人。
  
  中田　いくみ (ナカダ　イクミ)
  中田いくみ：埼玉県生まれ。絵本に『やましたくんはしゃべらない』（岩崎書店）『ママ、どっちがすき？』（パイ　インターナショナル）、挿絵に『きみひろくん』（くもん出版）『みんなのためいき図鑑』(童心社)、装画に『ぼくだけのぶちまけ日記』（岩波書店）『with you』（くもん出版）、漫画に『つくも神ポンポン』『かもめのことはよく知らない』（いずれもKADOKAWA）など。

どんなイチゴも、みんなかわいい [単行本] の商品スペック