手を動かしてまなぶ群論 [単行本]
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手を動かしてまなぶ群論 [単行本]
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手を動かしてまなぶ群論 [単行本]

原 隆(著)


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出版社:裳華房
販売開始日: 2024/07/09
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手を動かしてまなぶ群論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    手を動かして解いてほしい例題・問題を精選!問題の詳細解答を無料でダウンロードできる!独学にも最適!読者が証明や計算の「行間を埋める」必要があるところにマーク!その「行間埋め」の具体的なやり方をウェブに別冊で公開!変形式がなぜそうなったのか、理由がわかるようにマーク!「ドイツ文字の一覧」「アルファベットの筆記体・花文字の一覧」を表紙をめくったところに掲載!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 整数とその性質(整数の割り算とユークリッドの互除法;1次不定方程式と素因数分解の一意性;合同式―「nで割った余り」の世界;1次合同式と連立1次合同式;フェルマーの小定理とオイラーの定理)
    2 群と準同型写像(群の定義と例;部分群と生成系;同型写像と準同型写像;いろいろな群)
    3 群の剰余類分割と準同型定理(群の剰余類分割とラグランジュの定理;正規部分群と剰余群;群準同型定理とその応用;正規部分群・剰余群の発展的トピック)
    4 群の作用と軌道分解(群の作用と例;群作用の軌道・固定部分群定理;群の共役類と共役作用;多項式への対称群の作用)
    5 有限群の構造(シローの定理;有限アーベル群の構造定理;有限群の構造)
  • 内容紹介

    ★ がんばる初学者・独学者を全力応援! ★
     新進気鋭の若手数学者が贈る、群論の壮大なストーリー。
     群の例や例題を豊富に用意し、具体的な群の計算を通じて、抽象的な概念を手を動かしながら吸収できるようにした。本書にはいろいろな“顔”を持つ群が登場するが、それらの群を単に教科書的に羅列するだけでなく、現代数学のどのような場面で活用されるかについても言及した。群の世界はこれほどまでに広く豊饒だったのかと驚かざるを得ないだろう。さらに、関連する話題や数学者の話を「よりみち」や「コラム」で紹介した。
     群の“迷宮”へと誘い込む最強の独学本が今ここに──。

    【本書の特徴】
    ● 全本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」として裳華房Webサイトで公開(後日公開予定)。self-contained でスムーズに読み進めることができる。
    ● 全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
    ● 2面体群、4元数群、自由群のような多くの教科書に現れる群を取り上げる際、代数学に限らず数学のさまざまな場面で群の概念が立ち現れるということを読者に身近に感じていただけるよう、その背景も含めて解説した。
    ● 初等整数論(整数論の基礎事項、とくに合同式)を冒頭の章に配置し、初等整数論のテキストとしても独立に使用できる構成とした。
    ● 節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした(後日、裳華房Webサイトにて公開予定)。自習学習に役立ててほしい。
    ● 数学の専門書でしばしば登場するドイツ文字について「ドイツ文字の一覧」(フラクトゥーア体と筆記体)を見返しに掲載した。

    【群論で使う初等整数論の内容について、記述を充実させた4つの理由】
    (1) 群論においては、定理などの証明の中で初等整数論の知識が暗に仮定されていることが多い(例:元の位数関係の証明で、初等整数論のべズーの補題の知識が仮定されているケース、など)。初等整数論と群論を関連づける形でわかりやすく解説しておくことは、読者にとっても有益であるため。
    (2)初等整数論の内容の中には群論を通すと大きく見方が変わるものが多い(例:中国式剰余定理やフェルマーの小定理、オイラーの定理)。初等整数論は群論の有用性を感じ取る題材としても適しているため。
    (3)初等整数論は大学によってはカリキュラムに入っていないことがあり、その場合、独習が難しいケースもあるだろうと判断したため。
    (4)高等学校の新学習指導要領では、「整数の性質」が『数学A』の「社会と人間活動」に区分されており、教科書や学校によってあつかい方に差が出ることが想定されるため。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原 隆(ハラ タカシ)
    1983年兵庫県姫路市生まれ。2011年東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻博士後期課程修了、博士(数理科学)。2014年東京電機大学未来科学部数学系列助教を経て、2019年より津田塾大学学芸学部数学科准教授。専門は整数論、数論幾何学(とくに非可換岩澤理論)
  • 著者について

    原 隆 (ハラ タカシ)
    津田塾大学准教授、博士(数理科学)。1983年 兵庫県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院数理科学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、東京電機大学助教を経て現職。専門は整数論、数論幾何学(とくに非可換岩澤理論)。

手を動かしてまなぶ群論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:裳華房
著者名:原 隆(著)
発行年月日:2024/07/01
ISBN-10:4785316039
ISBN-13:9784785316037
判型:A5
発売社名:裳華房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:数学
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:21cm
横:15cm
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