世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 [単行本]
    • 世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 [単行本]

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世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 [単行本]
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世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 [単行本]



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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2024/12/27
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世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    学問とは恐れや不安と向き合う力であり、それを言語化していく意志である。ポピュリズムが席捲し右傾化するグローバル資本主義社会のなかで、世界の多義性および重層性、それらが生み出す矛盾・対立と向き合い、対話を続けるために、わたしたちは何をすべきだろうか。世界に、学問にときめきを取り戻す第一歩を示す。
  • 目次

     はじめに──世界にときめきを、ふたたび![磯前順一]

    総論 「謎めいた他者」論──公共圏・人文学・民主主義[磯前順一]
     第一節 複数性の公共圏
     第二節 自己崩壊する人文学
     第三節 不均質な民主主義

    第一部 内閉する現代社会──平等と民主主義の理念の再定位に向けて

    第一章 恥と主体的技術──ひきこもりの国民主義と内向する社会[酒井直樹]
     第一節 明治一〇〇年
     第二節 失われた二〇年
     第三節 パックス・アメリカーナと東アジアの日本の地位
     第四節 脱植民地化と下請けの帝国
     第五節 帝国の喪失と恥の体験
     第六節 ひきこもりの国民主義と恥という主体的技術──恥という〈ふれあい〉へ向かって
    第二章 もうひとつの平等と民主主義──現代中国の社会変革の道[汪暉]
     第一節 社会変革の政治経済的分析──中国の道の独自性と普遍性
     第二節 北京コンセンサスから中国モデルへ
     第三節 中国モデルを議論する実践的意義
     第四節 中国モデルは再現できるのか
     第五節 インドの経験と中国の経験
     第六節 東アジアモデルは中国を十分に説明することができない
     第七節 低下する中国の国家機能
     第八節 平等の五つの側面
     第九節 政府は対応能力を高めるべきである
     第十節 政党政治の危機と活路
    第三章 他者なき戦後日本の民主主義──「来るべき社会」を構想するために[磯前順一]
     第一節 複数性としての主体化論
     第二節 引きこもりと謎めいた他者論
     第三節 民主主義と主体化論
     第四節 民主主義と暴力
     第五節 戦後日本の民主主義論
     第六節 来るべき公共空間

    第二部 到来しつつある人文学──地域研究を越えて

    第四章 戦後日本の国民国家と植民地主義──西川長夫の「主体の死」をめぐって[磯前順一]
     第一節 一九九〇年代の国民国家論
     第二節 「主体の死」
     第三節 植民地主義とポストコロニアリズム
     第四節 「私文化」および「多文化主義」と国民国家の解体=再構築
    第五章 地域研究の現在──近代国際世界とパックス・アメリカーナ[酒井直樹]
     第一節 パックス・アメリカーナの終焉
     第二節 国民国家の空洞化と西洋の脱臼(Dislocation of the West)
    第六章 形式的包摂、人種資本主義、そして脱植民地的知の地平──ハルトゥーニアン『マルクス・アフター・マルクス』から考える[平野克弥]
     第一節 マルクス以後のマルクス(Marx After Marx)
     第二節 異質性の包摂──温存と破壊
     第三節 人種資本主義
     第四節 脱植民地的知(Decolonial Knowledge)の創造へ

    第三部 新たな主体性のために──平等をめぐる対話

    討論 理念としての平等
     第一節 平等と主体化過程
     第二節 謎めいた他者と主体化過程
     第三節 理念としての平等
     第四節 平等と国民共同体
     第五節 地域研究と国民国家、その功罪
    汪暉氏との対話──新しい平等の実現に向けて[磯前順一]
     第一節 阪神・淡路大震災 国民国家の余白
     第二節 公開講演会──東アジアの近代
     第三節 被差別部落──政治的主体の形成
     第四節 磯前報告──新しい主体化のかたち
     第五節 汪氏の提言をうけて──不均質な平等へ

     あとがき──世界が右傾化するなかで[平野克弥]
  • 出版社からのコメント

    右傾化するグローバル資本主義社会の中で、世界にあふれる矛盾・対立と向き合い対話を続けるために、人文学の可能性を問い直す。
  • 内容紹介

    学問とは不安に向き合う力であり、それを言語化していく意志である。ポピュリズムが席捲し右傾化するグローバル資本主義社会の中で、世界の多義性および重層性、それらが生み出す矛盾・対立と向き合い対話を続けるために、いまあらためて人文学の可能性を問う。ポストコロニアル状況下の来たるべき民主主義、自由、平等、国家そして主体性をめぐり、四者が論じ、語り合ったシンポジウムの記録。

    図書館選書
    右傾化するグローバル資本主義社会の中で、世界の多義性および重層性、それらが生み出す矛盾・対立と向き合い対話を続けるために、人文学の可能性を問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    磯前 順一(イソマエ ジュンイチ)
    国際日本文化研究センター教授。宗教研究。ロンドン大学、ハーバード大学、チュービンゲン大学、ルール大学ボッフム、チューリッヒ大学、北京日本学研究センター、同志社大学などで客員教授および客員研究員を務める

    酒井 直樹(サカイ ナオキ)
    コーネル大学名誉教授、人種主義・国民主義研究、比較思想史研究

    汪 暉(オウ キ)
    ワン・フイ。清華大学人文学院教授、清華大学人文与社会科学高等研究所所長。中国近現代文学、中国思想史、現代中国論。ハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学、東京大学、ボローニャ大学、ハイデルベルク大学などで客員教授、またベルリン高等研究所、スウェーデン高等研究所などで高級研究員を務める

    平野 克弥(ヒラノ カツヤ)
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歴史学部教授。近世・近代文化史・思想史。人種資本主義、定住型植民地主義研究。ミシガン大学、同志社大学、京都大学、国際日本文化研究所などで客員教授、客員研究員を務める
  • 著者について

    磯前 順一 (イソマエ ジュンイチ)
    磯前 順一(イソマエ ジュンイチ)
    国際日本文化研究センター教授。宗教研究。ロンドン大学、ハーバード大学、チュービンゲン大学、ルール大学ボッフム、チューリッヒ大学、北京日本学研究センター、同志社大学などで客員教授および客員研究員を務める。著書に『生者のざわめく世界で──震災転移論』(木立の文庫、2024年)など。

    酒井 直樹 (サカイ ナオキ)
    酒井 直樹(サカイ ナオキ)
    コーネル大学名誉教授、人種主義・国民主義研究、比較思想史研究。著書に『日本思想という問題──翻訳と主体』(岩波書店、1997年)、『希望と憲法──日本国憲法の発話主体と応答』(以文社、2008年)、『ひきこもりの国民主義』(岩波書店、2017年)など。

    汪暉 (オウキ)
    汪暉(オウキ)
    清華大学人文学院教授、清華大学人文与社会科学高等研究所所長。中国近現代文学、中国思想史、現代中国論。ハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学、東京大学、ボローニャ大学、ハイデルベルク大学などで客員教授、またベルリン高等研究所、スウェーデン高等研究所などで高級研究員を務める。日本語訳に『世界史のなかの世界──文明の対話、政治の終焉、システムを越えた社会』(青土社、2016年)など。

    平野 克弥 (ヒラノ カツヤ)
    平野 克弥(ヒラノ カツヤ)
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歴史学部教授。近世・近代文化史・思想史、人種資本主義・定住型植民地主義研究。ミシガン大学、同志社大学、京都大学、国際日本文化研究所などで客員教授、客員研究員を務める。著書に『原発と民主主義──「放射能汚染」そして「国策」と闘う人たち』(解放出版社、2024年)など。

世界は不正に満ちている―階層、平等、新たな人文知 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:磯前 順一(著)/酒井 直樹(著)/汪 暉(著)/平野 克弥(著)
発行年月日:2024/12/25
ISBN-10:4588151428
ISBN-13:9784588151422
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:420ページ
縦:22cm
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