ギリシャ危機後のマネー経済入門(毎日新聞出版) [電子書籍]
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ギリシャ危機後のマネー経済入門(毎日新聞出版) [電子書籍]

藤田 勉(著者)
価格:¥1,100(税込)
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出版社:毎日新聞出版
公開日: 2015年09月01日
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ギリシャ危機後のマネー経済入門(毎日新聞出版) の 商品概要

  • 安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の成功を背景に、順調に上昇してきた日本株相場だが、今年に入り、大きな波乱が起こりつつある。その波乱要因は、ギリシャ危機と中国株式市場の乱高下である。
    今後、ギリシャ危機は、株式市場にどのような影響を与えるのか。著者は、1金融市場混乱シナリオ、2世界的株高シナリオという、2つの正反対のシナリオを提示し、どちらが実現の可能性が高いかを検討している。
    1の金融市場混乱シナリオでは、ギリシャ危機が世界に伝播し、世界的に株価が下落することになる。このシナリオで特に懸念されるのは、厳しい経済状況にあるロシア、ブラジルなどの新興国である。
    2の世界的株高シナリオでは、ギリシャ危機や中国危機が予想以上に拡大しない限り、世界的な金融市場の混乱は避けられるとみる。このため、「適度な」危機が長続きすれば、世界の中央銀行の金融緩和は長続きするため、世界的な株高が続くことになる。
    いずれにしても、歴史的にみて永遠に景気が拡大することはなく、いまの株高と円安が永遠に続くことはない。景気サイクルが存在する以上、やがては、相場が反転することになる。大きく株高と円安になるようであれば、その反動で強烈な株安と円高がやってくることになる。
    本書は、金融業界30年以上の金融のプロ中のプロの著者が、ギリシャ危機と中国株下落の世界市場に与える影響を分析し、次のバブルとその崩壊のシナリオを紹介する。
  • 目次

    <目次>
    はじめに
    序章 ギリシャ危機と中国危機が世界を揺り動かす
    第一章 世界を揺るがすギリシャ危機
     1 ユーロバブル崩壊がギリシャ危機を生んだ
     2 なぜギリシャ危機は長期化しているのか
    第二章 ギリシャ危機に関連する組織と制度
     1 欧州連合の組織とギリシャ
     2 欧州中央銀行と金融制度
     3 IMFとソブリン危機の歴史
    第三章 ギリシャ危機の構造的な背景
     1 EUとユーロは危機の中で生まれた
     2 ユーロの本質は安全保障同盟
    第四章 バブルとバブル崩壊は繰り返す
     1 株式相場を動かす要因とは何か
     2 アベノミクス相場を展望する
    第五章 世界の名投資家に学ぶ危機の対処法
     1 世界の名投資家は危機の度に資産を築く
     2 ギリシャ危機が世界の株式市場に与える影響
    あとがき

ギリシャ危機後のマネー経済入門(毎日新聞出版) の商品スペック

書店分類コード I010
Cコード 0236
出版社名 毎日新聞出版
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紙の本のISBN-13 9784620323237
ファイルサイズ 3.7MB
著者名 藤田 勉
著述名 著者

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