断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) [全集叢書]
    • 断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) [全集叢書]

    • ¥7,040212 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月20日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002826990

断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) [全集叢書]

価格:¥7,040(税込)
ゴールドポイント:212 ゴールドポイント(3%還元)(¥212相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月20日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:みすず書房
販売開始日: 2017/09/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「伝記素」「テクストの快楽」を登場させ、「作者の回帰」を主張、身体の概念や独自の断章形式を開花させるバルト。「エクリチュールについての変奏」「では、中国は?」など初紹介の全23篇。
  • 目次

    第八巻について(石川美子)
    ロラン・バルト年表

    1971
    01 アルトー:エクリチュール/フィギュール(アルトーをいかに語るか)
    02 序文(サヴィニャック『ポスター禁止』について)
    03 個人言語の概念、最初の問いかけ、最初の探求(高等研究院年次報告)
    04 返答(テレビ番組のために半生を語る)
    05 ロラン・バルトをめぐる旅(『サド、フーリエ、ロヨラ』についてのインタビュー)
    1972
    06 ジャン・リスタへの手紙(雑誌のデリダ特集について)
    07 誠実さのレッスン(ルーカーヌス『パルサリア(内乱)』の分析)
    08 序文(プレヴェール『ファトラ』について)
    09 読むことの理論のために(読書の生産性とは?)
    10 イギリスのポスター(カタログの序文)
    11 記号学の十年(1961年―1971年)――テクストの理論(高等研究院年次報告)
    1973
    12 エクリチュールについての変奏(「手によるエクリチュール」についての集大成的大論文)
    13 未知なものはでまかせなどではない(ジャン・リスタとの対談)
    14 テクスト(の理論)(『ユニヴェルサリス百科事典』の「テクスト」の項目)
    15 博士論文と研究の諸問題――現代性という概念/「精神分析理論にそぐわないパラノイアの一例の報告」の分析(高等研究院年次報告)
    16 多元論的思考の解放のために(蓮実重彦によるインタビュー)
    1974
    17 初めてのテクスト(17歳で書いたプラトン『クリトン』のパロディ)
    18 ジェラール・ブランの『ペリカン』(小さな映画論)
    19 では、中国は?(中国旅行から帰って発表したエッセー)
    20 〈ユートピア〉(イタリアで発表された小さなユートピア論)
    21 ある作者固有の語彙集(個人言語)の構築にかかわる諸問題の研究――伝記についての共同作業――声(高等研究院年次報告)
    22 文学はどこへ/あるいはどこかへ行くのか?(モーリス・ナドーとの対話)
    23 神話作用(アンケート「知識人を問う」への回答

    訳者あとがき
    ロラン・バルトとエクリチュール(吉村和明)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バルト,ロラン(バルト,ロラン/Barthes,Roland)
    1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった。没後も、全集や講義ノート、日記などの刊行が相次いでいる

    吉村 和明(ヨシムラ カズアキ)
    1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。19世紀フランス文学・表象文化専攻。現在、上智大学文学部教授
  • 出版社からのコメント

    文学理論家から作家への移行期の「テクストの理論」「エクリチュールについての変奏」「では、中国は?」など初訳23篇。著作集完結
  • 内容紹介

     1971年に出された『サド、フーリエ、ロヨラ』の「序文」は、『記号の国』でかいま見せたロマネスクの手法を明言し実践するものであった。「わたし」を用いて語り、「伝記素」や「テクストの快楽」といった言葉を登場させ、「作者の回帰」を主張したのである。そして1973年の『テクストの快楽』では、「快楽/悦楽」や「身体」の概念、独自の断章形式をみごとに開花させたのだった。1960年代に、新批評の論客、記号論的分析の第一人者であったロラン・バルトが、ロマネスクへの道に進もうとしていた、知的変貌の時期に彼が書いたこと話したことが、この巻に初訳・新訳の23篇として収められている。
     自分の半生や著作について真摯に語った長大なインタビュー「返答」、『テクストの快楽』に寄り添っているように見える「エクリチュールについての変奏」は、手の動きや身ぶりとしてのエクリチュールを学術的に論じた長編であり、バルト独特の断章形式をじゅうぶんに試みる場にもなっている。また「テクスト(の理論)」は、テクストとは何か、テクストと作品の区別、テクスト理論の意義、などと同時に、「意味形成性」「フェノ‐テクストとジェノ‐テクスト」「間テクスト性」といった難解にみえる概念がわかりやすく説明されている。
     その他、中国旅行の失望の経験に肯定的な価値をあたえるべく「正確」に語るための新しいエクリチュールを試みた「では、中国は?」や、バルトにとってのジャック・デリダの存在の意味が簡潔かつ誠実に語られた「ジャン・リスタへの手紙」、年来の友人モーリス・ナドーと語り合う「文学はどこへ/あるいはどこかへ行くのか?」など、いくつもの読みどころに満ちた一巻である。
  • 著者について

    ロラン・バルト (ロラン バルト)
    フランスの批評家・思想家.1953 年に『零度のエクリチュール』を出版して以来,現代思想にかぎりない影響を与えつづけた.1975 年に彼自身が分類した位相によれば,(1)サルトル,マルクス,ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論,『現代社会の神話』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス,クリステヴァ,デリダ,ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド,フーリエ,ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある.そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが,その直後,1980 年2 月25 日に交通事故に遭い,3 月26 日に亡くなった.没後も,全集や講義ノート,日記などの刊行が相次いでいる.

    吉村和明 (ヨシムラカズアキ)
    1954 年生まれ.東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学.19 世紀フランス文学・表象文化専攻.現在,上智大学文学部教授.編著書 『テオフィル・ゴーチエと19 世紀芸術』(ぎょうせい)『文学とアダプテーション』(春風社,近刊).訳書 『ドーミエ版画集成』第2 巻「劇場と法廷」(みすず書房),バルザック『ラブイユーズ』(藤原書店),ベンヤミン『パサージュ論』全5 巻(共訳,岩波現代文庫),『批評をめぐる試み』(ロラン・バルト著作集5,みすず書房)など.

    石川美子 (イシカワヨシコ)
    1980 年,京都大学文学部卒業.東京大学人文科学研究科博士課程を経て,1992 年,パリ第VII 大学で博士号取得.フランス文学専攻.現在,明治学院大学文学部教授.著書『自伝の時間――ひとはなぜ自伝を書くのか』(中央公論社)『旅のエクリチュール』(白水社)『青のパティニール 最初の風景画家』(みすず書房)『ロラン・バルト――言語を愛し恐れつづけた批評家』(中公新書)ほか.訳書 モディアノ『サーカスが通る』(集英社)フェーヴル『ミシュレとルネサンス』(藤原書店)『記号の国』(ロラン・バルト著作集7,みすず書房)『新たな生のほうへ』(ロラン・バルト著作集10,みすず書房)バルト『零度のエクリチュール(新版)』『ロラン・バルト 喪の日記』,マルティ/コンパニョン/ロジェ『ロラン・バルトの遺産』(中地義和と共訳)(以上,みすず書房).

断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ロラン バルト(著)/吉村 和明(訳)
発行年月日:2017/09/08
ISBN-10:4622081180
ISBN-13:9784622081180
判型:A5
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:375ページ
縦:21cm
横:16cm
その他: 原書名: OEUVRES COMPL`ETES〈Barthes,Roland〉
他のみすず書房の書籍を探す

    みすず書房 断章としての身体 1971-1974(ロラン・バルト著作集〈8〉) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!